りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

首筋の異物。

2020-10-04 | 家族
写真は、私の首筋。

分かりにくいかも知れないが、首の上にチョコンと異物が乗っかっている。

これは小さな瘤のようなモノで、プニプニとしていて、触感だけだと小さなグミのような感じ。

ハッキリとした記憶はないが、たしか今から20年ほど前に突然ワタシの首筋に現れた。

別に痛みもないし、襟付きのシャツを羽織ればギリギリ見えない箇所だったので、今まで別段気にすることもなく、放っとらかしにしておいた。

しかし先月の上旬頃、風呂上がりにふと洗面台の鏡に映った首筋を見た時に、以前よりもこの褐色の異物が大きくなっているような気がした。

痛みがないからといって、このまま放置し続けるのもいかがなものか・・・

ワタシも、先月51歳になった。
もう何があってもおかしくない世代だ。

もしかしたら、もしかする・・・こともある。

なので、昨日、至近の皮膚科に行ってきた。

診察室に入り、先生に来院の理由を告げ、恐る恐る首筋を見せた。





「あ、イボだね」





先生、即答。

「イボには固いのと柔らかいのがあるから。これは、柔らかいヤツです」

たぶん、よくある症例なのだろう。
先生の口調は、いかにも言い慣れた言葉使いだった。

その後、先生は細い綿棒を数本取り出し、
「ちょっと滲みるかも知れないけど、我慢して」とワタシに言うと、その綿棒を首筋に当てた。
確かに少しピリッとした痛みが走った。
後で尋ねたら、首筋のイボに「液体チッ素」を塗ったのだそうだ。
これで1週間ほどで、ポロリと取れるとのことだった。

帰宅後、家族に報告した。

ワタシの話に、娘が残念そうな顔をしていた。
その理由を尋ねたら、

「小さい頃、抱っこされた時に、必ずそのデキモノが目の前に見えてたのよ。なんでもお父さんはゴミを首に付けてるだろうって、いつも思ってた。取りたくて取りたくて仕方がなかった」

思わず笑ってしまった。

最初に書いたが、このイボが現れたのは、20年くらい前だから、ちょうど娘が生まれた頃だ。

そうか。
そういう意味では、この異物も、立派な家族の一員だったのかも知れない。

・・・そんなわけねぇか(笑)
コメント
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