りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

立体感のある景色。

2014-08-30 | Weblog
ブルーインパルスが、しまなみにやってきた。

息子を誘ったら、「ブルーインパルスって、自衛隊機がクルクル回るだけでしょ?・・・いいよ、行かない」

・・・まったく、コイツはいつからこんなに理屈っぽくなったのか・・・(-。-;

でも、息子の言うことにも一理ある。
たしかに自衛隊機の何機かが、低空飛行で曲芸飛行するだけだ。
ワタシもテレビやYouTubeで数え切れないほど見ている。


・・・だけどね。


仕方がないので、一人で出かけた。
隣の岩子島の、小高い丘の上。
道中、幹線道路は見物客のクルマで、田舎には珍しくちょっとした渋滞が発生していたのだけど、ここは地元の人間しか知らないような場所。
眼下に人ゴミを眺めながら、ブルーインパルスを堪能させてもらった。





良かった。
大げさではなく、感動した。

肉眼で確認できる銀色の機体。
機体から吐き出されて、まるで生き物のように伸びる飛行機雲。
両耳の鼓膜に響くジェット音。

何度も見たことがあると思っていたが、そんな景色を目にしたのは、初めてだった。

息子よ。
やっぱりお前は、間違っている。
本やテレビで得た情報だけでは、立体感のある景色は体験できないのだ。
そういうことを分かって欲しかった。
やっぱり、強引にでも引っぱって連れて来てやればよかった・・・と、
久しぶりに晴れ渡った空に溶けてゆく飛行機雲を眺めながら、ちょっと反省。

上記の写真は、スマホで撮った。
できるだけ肉眼で見たかったので、ついでのような感じで撮った。
だから、まったく臨場感がない写真であることは承知の上。

リアルさを体感したいのなら、やっぱりその場で、自身の五感で体感しましょう(笑)
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ガラス越しに消えた夏。

2014-08-29 | Weblog
今朝。

あれだけ五月蠅かった蝉の声がパッタリと止んでいた。

クローゼットの前で、半袖にしようか長袖にしようか、ちょっと迷った。

エンジンキーをまわしてクルマを動かした直後、無意識のうちにエアコンのボタンを消した。

太陽がほとんど顔を出さなかった8月。

ろくな仕事をしないまま、今年の夏が終わろうとしている。

鈴木雅之「 ガラス越しに消えた夏」
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マイ ホーム タウン。

2014-08-23 | Weblog
今週の広島県は、土砂災害の話題一色だった。

ローカルニュースや新聞は連日災害の報道を続けたのはもちろん、日常生活の中でも、誰かと会話を交わせば、話相手の知り合いに被害に遭った人がいなかったかどうか尋ねることが多かった。

ワタシの知り合いには、直接被害に遭った人はいなかったのだが、弟家族をはじめ、土砂崩れが起きた場所からほんの数キロしか離れていない場所で暮らしている知り合いはたくさんいる。
この度の災害が起こった場所は、不幸にもたまたまその地域だっただけで、山々が迫り、平野が狭小な広島市においては、どこで起きてもおかしくなかったのだと、あらためて痛感している。

パワーシャベルで削った/丘の上いくつもの/同じような小さな家/どこまでも続くハイウェイ/彼らはそこを名付けた/希望ケ丘ニュータウン/赤茶けた太陽が/工業地帯の向こう沈んでゆく

この歌詞は、浜田省吾の「マイ ホーム タウン」という歌の出だしの歌詞である。
1982年発表だから、今から32年前の作品だ。
歌詞の字ズラだけ読めば、地方の工業都市で生きる青年の暮らしを歌っているだけなのだが、行間をよく読めば、直接的ではないにしろ、現代社会の疲弊や歪みも歌われている・・・そんな歌だ。

ワタシが広島市で暮らしていた20歳前後の頃、友達や先輩のクルマでよくドライブに出かけた。
そして、西広島バイパス、山陽自動車道といった広島市周辺の自動車専用道路を走っている時、必ずと言っていいほど、この歌の歌詞が浮かんできた。
上記した自動車道を走って広島の都心から郊外へ抜けると、瞬く間に標高300m級の山々が迫ってくる。
その急峻な山々の中腹あたりまで、大小数多の団地がへばり付いているからだ。
その風景は、奇異とか滑稽を通り越えて、どことなく哀しささえ感じてしまうような景色だった。

そこまでして、宅地開発する必要があるのか?
ここまで山容が変わるほど削ってしまって、本当に大丈夫なのか?

そんな風景を眼にした20歳のワタシでさえ、そんな風に不安になったことを今でも覚えている。

今回、土砂災害が起きた場所は、まさにそんな風景の一角だった。
被害の大きかった安佐南区八木地区は、それこそ山陽自動車道を東から向かえば、広島インターチェンジを降りる直前に視界に入ってくる。

連日報道されているテレビニュースや新聞によると、今回の災害は、急激な降雨、脆い地質、山間部にまで広がった住宅地・・・といったことが要因で引き起こったと説明されている。

多少の違いはあれど、これはやはり被害の遭った場所だけの話ではもうないのだろう。
最初にも書いたが、今回の災害は、やはり“たまたま”広島市の郊外で起こっただけなのだと思う。
今や、日本全国の山や丘がパワーシャベルで削られて、至る所に哀しい景色が生まれてしまっているのだから。
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光と影の下で。

2014-08-20 | Weblog
昨夜、久々にウォーキングに出かけた。

西の空を見上げると、断続的に雷が光っていて、その度におどろおどろしい雨雲の姿が暗闇の中に現れては消えた。
一瞬だけ見えるカメラのフラッシュのような光と堆く重厚な雨雲の影が織りなす風景に、ワタシは美しささえ感じていた。
その光と影の下でどんな事が起きているかなんて、想像すらせずに。

今朝、テレビのニュースを見て、自分の目を疑った。

災害の起こった広島市の安佐南区と安佐北区は、ワタシが通っていた大学が近く、当時、友人が暮らしていたり、
アルバイト先があったり、行きつけの店があったり・・・つまり、20数年前のワタシの日常が存在した町だった。
そんなワタシにとって今では故郷のような感覚の町を、大雨と土砂崩れが襲った。

もうひとつ。
安佐北区には、弟家族が暮らしている。
急峻な山に囲まれた団地に家を構えている。
ニュースを見てメールをしたら、すぐさま弟から返信が届いた。
幸い家族全員無事だったが、昨夜はやはり尋常ではない雷雨だったそうだ。

広島県は天災の少ない県だ。
しかし時折、それこそ、忘れていた事をふと思い出したかのように、とんでもなく甚大な災害が起こる時がある。
だから、なおさら、怖い。

どうか、行方不明の方々が早く救出されますように。

●<広島豪雨>土砂崩れで18人死亡 救助中の消防隊員も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140820-00000020-mai-soci
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神々のいたずらか。日ごろの行いか。

2014-08-17 | Weblog
8月17日・日曜日・午後。

明日から再びはじまる日常に向けて、ただただおとなしくしておくためだけの時間。

・・・なのに、いきなり、晴天。
お盆休みの間、ひたすら曇天だったのに。

神々のいたずらか。
それとも、日ごろの行いか。

今さら好天になったところで、どこにも行く予定もないし、行く気力もない (-。-;

自宅でアイスクリームを食べながら、ただただ怠惰に過ぎてゆく、お盆休みの最終日。
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夏の終わり。

2014-08-16 | Weblog
岡山県の笠岡市にいます。


お盆前に制作に関わった看板が掲出されたので、それを確認するため。
他にも、数ヶ月前にロゴをデザインさせていただいた開業医さんの建物も自身の眼で
見ていなかったので、その看板等も確認しに来ました。

お盆休みも、あと一日。
グラデーションのように少しずつ通常モードになりはじめたようです。



今、笠岡の干拓地にいます。
眼前に、まるで北海道かと見間違えるような、ただっ広い農作地が広がっています。
そんな干拓地の中にポツンとある道の駅にクルマを停めて、このブログを更新中。
カーステレオからは、浜田省吾の「夏の終わり」。

さて、なんか土産でも買って帰ろうかな。
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古希。

2014-08-15 | Weblog
実家に戻ってます。

6日に古希を迎えた母に。

おめでとう。

これからも、元気で。
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高温多湿。

2014-08-14 | Weblog
〈1日目〉整体→庭の草むしり→墓参り→墓参り→墓参り

〈2日目〉墓参り→→→→妻の実家に集合→→→→自宅

・・・盆休みに入って2日目。
今のところ、こんな感じで。

それにしても、蒸す (-。-;

尋常ではない高温多湿。
いったい、日本はいつから亜熱帯気候になったのか。

8月に入ってからというもの、快晴の日が一日もない。
心配を通り越えて、ちょっと気味が悪い。

・・・と言いながらも、晴れたら晴れたで、今度は酷暑を憂うようなことをワタシはボヤいてしまうのだろう。
休みに入っても、相変わらずワガママな性格であります。

これから、小学校時代のプチ同窓会に行ってきます。
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Drive My Car.

2014-08-11 | Weblog
ここ数日、この曲が頭の中でリフレインしている。

ビートルズは好きだけど、この曲はさほど今まで愛着を持って
聴きまくった曲ではないのに。

そういえば、誰の気兼ねも目的もなく、一人きりでクルマを走らせるような
ドライブはご無沙汰気味。

そんな時間が作れないとか、そんな気力がないとか、ガソリン代がバカに
ならないとか・・・まぁ、言い訳の講釈はいくらでも出来るのだけど。

でも、“ドライブしてぇなぁ”という気持ちは、ずっと心の奥底に仕舞った
ままだったような気がする。
そろそろ、それが限界点に達しはじめたからか、もう一人のオレがビートルズと
いう奥の手の手段で暗に警告しはじめたのだろうか。

明後日からお盆休み。
どこか、一人でドライブに行っちゃおうか。
海か?・・・いや、たまには山もいいかも。どこか知らない町もいいな。

・・・なーんて、そんなことを思いながらも、結局実家への里帰りと墓参りだけで、
終わってしまうんだろう。

分かってるよ。毎度のことだから(笑)

THE BEATLES「Drive My Car」
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いつもの夏の日。

2014-08-10 | Weblog
台風のピークは過ぎた様子。

丘から見渡した景色。

低層の雲が幾重にも重なり、尋常ではないスピードで流れてゆく。

いつもながら台風一過の空には、ある種の荘厳さを感じてしまう。

ふと気がつけば、周りは蝉の大合唱。

気温も一気に上がりはじめた様子。

どうやら、いつもの夏の日が戻ってきたようです。
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