今日も暑い一日でした。
でも昨日の日記にも書いたけど、
少しずつだけど、秋の気配を感じるところもあって。
空の雲なんて、とても分かりやすくて(笑)
今日の朝も、空の端にはまだ入道雲のかけらが見えるけど、
その上空には、薄い和紙に筆でサッと描いたような細い雲が
幾筋も流れていた。
そういえば、昨夜は午前3時くらいに家路に着いたんだけど、
ふと東の空を眺めたら、冬の星座の代名詞・オリオン座が
ハッキリと浮かんでいた。
確実に季節は、変わりはじめているんだな。
今日は、家でのんびり過ごしました。
昼下がりに息子を連れてプールに行ったけど、外出したのは
それぐらい。
泳いだ後の独特の心地よい倦怠感に包まれて、エアコンの
効いた部屋でまったりとしています(笑)
そのせいか、“夏が終わるんだなぁ”という珍しく感傷的な
気持ちが心の片隅にありますね。
大人になってからは、あまりそんな気持ちになることはなかったのに。
やっぱり何歳になっても、どんなに暑さが苦手になっても、
人という生き物は、“夏”が好きなのかもしれない。
この時期になると、どうしてもこの歌が頭の中を流れる。
その歌詞が、季節としての“夏の終わり”だけを歌っている
わけではないことは、大人になった今ではよく分かります。
この歌が発表された当時、僕は大学4年生の22歳。
まさに社会に出ようとしていた時だった。
自分のための歌のように思いながら耳にしていたあの頃を
思い出します。
「さよなら夏の日」山下達郎