りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

突然の別れ。

2015-04-30 | Weblog
我が家のノートパソコン。

最近、動きが遅くなったように感じていたのだが、先日ネットに接続したら、まったくアクセスしなくなった。

他にも首を傾げたくなるような事象が明らかに増えてきたので、昨日、購入した家電量販店の修理コーナーに駆け込んだところ、今日になって連絡がきた。

結果は、ウィルス感染。
ハードディスクまで、やられてしまっているらしい。

ソフトの復旧ならば比較的簡単に出来るらしいが、言わばパソコンの中枢まで壊されているので、手の施しようがないという。
仮にそれでも完全復旧したければ出来ないこともないが、その代わり新しいパソコンを購入するのと同じくらいの費用が要るらしい。

そんなことを言われたら、もう迷うことも出来ない(笑)
今日、仕事の帰りに店に寄って、そのまま引き取ってきた。
帰り際、店員さんから「もう立ち上げない方がいいですよ。ウィルスが広がるかも知れないから」と忠告された。
パソコンの最期も人の最期も似たようなものだ。そう思う。
別れは、ある日、突然やってくる。

購入したのが、今から6年前。
せめて10年は使いたかったが、その一方でOSがVistaだったので遅かれ早かれ・・・という気持ちも心のどこかにないわけではないが。
最近は、パソコンを起動させなくてもスマホで事足りることが圧倒的に増えたから、パソコンがなくても致命的な状態にはならないような気がする。
例えばこのブログにしても、スマホからこうやってアップしているし。

だが、これで自宅で仕事的な作業をすることが出来なくなってしまった。
音楽をダウンロードすることも出来ない(ワタシはウォークマン派なので、iTunesではなくXアプリを使っていた)
今年、地区の子供会の役員になった妻も、名簿や書類を作ることが出来なくなった。

・・・あ、年賀状も作れない (ー ー;)

そう考えたら、自宅からパソコンがなくなることは、やっぱり不便なのかも知れない。
しかし考えてみれば、そんな生活になってしまったのは、ほんのここ5~6年の話だ。
それ以前の人生の大半は、パソコンなんて不要の生活だったのだ。

うん。せっかくの機会だ。
しばらくの間、ノートパソコンならぬ「Noパソコン」の日々を過ごしてみて、それから先の事は考えることにしよう・・・・・・なんて、そんな事をのたまうような悠長な生活を、今さら過ごすことが出来るのかよ?

みなさんも、お気をつけて。
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熟成まで、20年。

2015-04-29 | Weblog
本日、Amazonから郵送で届いた。



浜田省吾のアルバム「Journey of a Songwriter~ 旅するソングライター」。
オリジナルとしては、10年ぶりのアルバム。

もっとも、浜田省吾本人はもちろん、ワタシらのような聴き続けてかれこれ30年・・・というファンも、年齢を重ねるに比例して時間の感覚が早くなっているので、それだけ時間が流れている感覚があまりないのだけど。
それでも久々の新作であることは間違いないので、公式サイトでインフォメーションされるとほぼ同時に、Amazonで予約してしまったわけです。

とりあえず、開封してざっと聴いてみた。

うん。
浜田省吾だ(笑)

長年のファンで今回の新作を聴いた人は、言葉は違えど、同じような印象を持ったのではないだろうか。

良く言えば、裏切らない老舗の味。
悪く言えば、・・・・・まぁ、いいか。色んな人に怒られちゃうから(笑)

ワタシ個人的な事を言えば、以前このブログにも書いたけど、ここ数年は浜田省吾の歌を聴く気持ちが低下していた。
理由は、やはり震災だと思う。
現実の世の中が、震災以前に浜田省吾が作ったいくつかの歌の歌詞と合致するどころか、遥かに超える状態になってしまったと、ある日ふと感じて以来、ほとんど聴く気持ちが萎えてしまった。

今もまだそんな気持ちを引きずっているので、今回の新作をCDが擦り切れるほど聴くようになるには、まだちょっと時間が必要かも。
CDにしては、エライ高いお金を払ったけど。
我が家の財務大臣よ、許せ(笑)

まぁ、リアルタイムでは歌詞の意味がよく分からなかったけど、時間を経てあらためて聴き直したら、痛いほどよく分かった・・・という話があるけれど、ワタシにとって浜田省吾の楽曲は、典型的なソレなんで。
だから今、2015年現在の自分に最もフィットする浜田省吾のアルバムは、実は20年ほど前のアルバム「その永遠の一秒に」や「青空の扉」だったりする (^^;;

だから、今回の新作も20年後くらいになって、“いやぁ、分かるなぁ、良いなぁ”なんて言いながら噛みしめるように聴いているかも知れない。ワタシ、65歳(笑)
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最後の鯉のぼり。

2015-04-26 | Weblog
今日、鯉のぼりを出した。

例年ならば4月の上旬には出していたのに、今年はすっかり忘れてしまっていた。

ちょっと焦り気味の芝居を加えて息子に詫びたのだけど、息子の口から出たセリフは「どっちでもいいよ~」という、我関せずの言葉だった(笑)

12年前、息子が生まれた時に妻の両親からいただいたこの鯉のぼり。
毎年毎年この季節になるとベランダの端に出してきたのだけど、今思えば息子のために・・・というよりも、息子が生まれたワタシたち夫婦や祖父母のために出してきたような気がする。

ワタシ個人的な事を言えば、子どもの頃の端午の節句は兜の段飾りだけだった。
今思えばもちろんそれだけでも十分だったのだけど、当時のワタシは、近所の友達の家の庭で雄大に泳ぐ大きな鯉のぼりの方が、本当に羨ましかったのだった。

そういった経験があるからか、別に家族の誰かに指示される前に、桜が散った頃になると、毎年率先して能動的にワタシは鯉のぼりを出してきた。

息子は今年、12歳。
来年は、中学生だ。

12年も使ってきた鯉のぼりは、すっかり色褪せて、上部の風車も歪んでまともに廻らなくなってしまった。

実家の兜の段飾りは、ワタシの弟が中学生になって以降は飾られなくなった記憶がある。

端午の節句が幼な児の健康を願うための行事ならば、そろそろこの鯉のぼりも御役御免が近いのかも知れない。

たった1週間ほどしか泳がせてやれないけど、
どうか今年もよろしく。
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ウェルカム・バック。

2015-04-20 | Weblog
久しぶりに、図書館で本を借りた。



荻原浩の「家族写真」。
この方の作品といえば、「明日の記憶」とか「愛しの座敷わらし」といった映画化がされた作品が有名だけど、ワタシが一番好きだったのは、直木賞候補にもなった「明日へドライブ」だった。

軽妙だけど逸脱し過ぎない文体(これに抵抗があるという人もいるようだ)が、自身の感性とフィットしたようで、読んでいて心地よかった。
何よりも、どこにでもいるような平凡な中年男が、最初は抗っていた自身の境遇を次第に受け入れ、そこから自分の立ち位置を自身の力で作ってゆくあらすじに、大いに共感を憶えた。

今回借りた「家族写真」は、まるでその延長線上にあるような作品。

まだ半分も読んでいないけれど、文体は軽やかで読みやすく、思わず吹き出してしまうような描写もチラホラと。
登場人物も、すべて市井の平凡な中高年の男たちだ。

話は逸れるが、最近、本を読まなくなっていた。

どこをどうやっても、“読む意欲”というものが身体のどこからも湧いてこなかったのだ。
それは、時間がないとか、読みたい本がないとか、そういった手垢のついた有りがちの理由ではなく、単純にスマホを片手に過ごしている時間が増えたから・・・のような気がする。

スマホは、便利だ。
頭の中にこびり付いていた長年の疑問も、片手間にふと浮かんだ安易な疑問も、ちょちょいと指を動かすだけで、即座に解決してくれる。
この小さく薄っぺらな機械があれば、とりあえず生活をしてゆく上での面倒な苦労はしなくて済む。
・・・と思ってしまったワタシは、その頃から布団に入って指でめくるのモノが、本からスマホの画面に代わってしまった。

最近、思う。

それって、本当に便利というのか?
たしかに上っ面の好奇心は、一時的には満たされるかも知れない。
でもスマホを介して得た知識なんて、一晩寝て目覚めてしまえば、もう脳みその片隅にも残っていないことが圧倒的に多い。
文章にしても、心に引っかかるような言葉や文体に出会うことなんて、まずはない。
Yahoo!のニュース記事やNAVERまとめの記事で、今回借りた荻原浩氏の小説のような適度な弾力と質感を伴った文体にお目にかかることなんて、一生かかっても無いのではないか。

・・・というわけで、これからはまた以前のように、布団の中でスマホの画面ではなく、本のページをめくりながら眠ることになりそうです。
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あとは、猿だけ。

2015-04-12 | Weblog
久しぶりの晴天。

午前中、自宅の周囲を散歩。



景色は、桜から若葉の季節へ。
ほぼ一週間、雨天が続いた後だからか、周囲は水気を含んだ草の匂いで咽せるほど。



桜が咲く少し前から鳴き声はよく耳にしていたが、その姿を眼にしたのは今年初めてだった。

さっき野良犬を見かけたから、後は猿がいれば鬼退治に行けます(笑)
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散りぬるを。

2015-04-06 | Weblog
今年は、桜を愛でることがほとんどできなかった。

先週末が見頃だったようだが、あいにくの雨模様で。

仕事も忙しかったので、花見の予定もなく。

今日の昼、仕事で出かけた時に通りがかった桜並木をスマホで撮影。



もはや枝の花びらよりも、地面に広がるピンク色の絨毯の方に目が行ってしまう。

やっぱり桜は、散り際がもっとも綺麗だ。

・・・・それにしても、広島カープ、どうした!? (-_-;)
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経験者談。

2015-04-03 | Weblog
どうなのかねぇ?

ディズニーだから下手な作品は作らないと思うけど。

でも、人気があるからって闇雲に猫も杓子も実写化・・・というのはいかがなものか。

アニメだからこそ作品としての味があるモノも多々あると思うのだけど。

とりあえず、ワタシはあまり期待していません。正直に言えば。現在のところ。

数年前に、映画館へ嬉々として実写板「宇宙戦艦ヤマト」を観に行った者としては(笑)

●『くまのプーさん』が実写映画化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150403-00036184-crankinn-movi
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