りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

ピンボールのボールのように。

2013-12-31 | Weblog
今年を振り返ってひと言で表現すれば・・・





しんどかった。





そのひと言に尽きる。
では、具体的に何がどんな風にしんどかったのか?
それを書こうと思えば滔々と書くこともできるのだけど、どう考えても建設的ではないし、
何よりも、誰もが忙しいこの大晦日に、わざわざ書いて読んでもらうような話ではない。

だから、書かない。

このブログを読み直してみても、今年はシリアスというか深刻というか、どちらかといえば
静かな内容が多かったような気がする。
同じ事象をテーマにしても、もっと軽やかに、もっと読みやすく、それこそ笑いながら読める
文章で書くこともできたのだと思うのだが、ワタシの性根がひん曲がっているからか(笑)、
今年は、ソッチ方面へ向かう日記が相対的に少なかった。

そういう1年だったのだ、たぶん。

今年は例年に比べて、いっぱい悩んだ。いっぱい迷った。いっぱい立ち止まった。いっぱい苦しんだ。
いっぱい泣いた。いっぱい煙草を吸った。
ネガティブな言動を思い出せば、枚挙に暇がない。

くり返しになるけど、そういう1年だったのだ、たぶん。

だが、そんなワタシであってもそこそこ人生を歩いて来たので、苦い経験をしても、いずれそれが
肥やしになって活きる日が訪れることを、自分なりに知っているつもりだ。
だから、まるで世界の終わりのような悲壮感があふれる表情をしていながらも、長い人生、たまには
こんな1年があってもいいのではないか?と脳天気に思っている自分も、心のどこかに存在している。

どっちが正しいかなんて、分からない。

来年、本当に絶望するような出来事が訪れるかもしれないし、実はそうではなく、すべてが杞憂に
終わって世界が自分を中心に自転する日が訪れるかもしれない。

まぁ、どっちにしろ。

どっちにしろ、それでもワタシは生きている。

悲劇の主人公になろうが、世界のヒーローになろうが、例えどんな状況になろうとも、腹が減ったら
飯を食い、眠くなったら寝て、キレイな女性を目にしたらだらしなく鼻の下を伸ばし、友だちと酒を
飲めばくだらない話に花を咲かせていることだろう。

きっと来年も、ピンボールのボールのように、何処がゴールかなんて分からないまま、仕事や家族や
社会や自分の間をぶつかったりすり抜けたりしながら、自分なりの歩幅と速さでワタシは生きてゆく
のだと思う。

これからも、なんとかなる。
すべては、なるようになる。

そう信じていきたい。これからも。

今年もこのブログを読んでいただいて、本当にありがとうございました。
皆様にとって、来年が素晴らしい年になりますように。
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雪が降る町。

2013-12-30 | Weblog
クリスマスが終わって、仕事納めをして、後はもう新年を迎えるだけ・・・と
いう頃になると、どうしてもこの歌を聴きたくなる。

で、用もないのにクルマを走らせながら、この歌を聴いている自分がいる。

毎年、年末独特の忙しさに否応に巻き込まれてしまうけれど、願わくば、
この歌のように、そんな世間とはちょっと距離を置いて過ごしたいものです。

・・・さて、大掃除して、年賀状を出しに行くか。


“世の中は 色々あるから どうか元気で お気をつけて”


ユニコーン「雪が降る町」
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四半世紀。

2013-12-29 | Weblog
テレビもすっかり年末モードで。

昼から放送されていた「平成四半世紀」という報道番組を断片的に見ていた。

よく言われることだけど、言葉のマジックなのか、同じ年月を“25年”と表現するのと
“四半世紀”と表現するのでは重みが全く異なって感じる。
番組では、政治、社会、文化、スポーツ・・・etc. 様々な分野の“四半世紀”について検証していたのだけど、
奇妙なことに、取り上げられているどんな出来事であっても、全てがついこの前の事のように
感じている自分がいた。

それにしても、激変の25年だ。
それが番組を視た率直な感想。

ついこの前のように感じても、自分自身もさほど変化していないと思っていても、
気がつけば変わってしまっている。

そうそう、今上述した“気がつけば”という言葉が全てに当てはまるような気がする。

政権も国際情勢も気象も若者の遊びも携帯電話も、そして自分自身も、この25年間、
何も変わっていないように思っていても、“気がつけば”グラデーションのように原型を留めないほど変わって
しまっているのだ。
たとえ光陰矢の如しであっても、やっぱり25年という年月は、それなりの意味や重さを
持っているのだろう。

そんな番組を視るのを途中でやめて、午後2時過ぎから墓参りへ行って来た。

先日の日記にも書いたが、今回は子ども達だけでなく、ワタシの両親も一緒に。
父方、母方の先祖墓以外にも、今まであまり参ることがなかった遠い親戚の墓にも墓参した。

25年前、ワタシは20歳だった。

当時、ワタシはコンビニの深夜のアルバイトに精を出していた。
年末年始も帰省せず、実家から遠く離れたコンビニの狭いカウンターの中で過ごしていた。
故郷に帰って両親に自分の元気な顔を見せることよりも、懐かしい幼なじみと再会すること
よりも、年末年始だけ1.5倍になる時給を最優先させていたのだ。
そんな当時のワタシの脳内に“年末の墓参り”という発想なんて、どんなに最新のCTスキャンを
使用したところで、きっとどこにも見つからなかったに違いない。

そんなワタシだったのに、今年は“みんなで墓参りしよう”と両親や子ども達に自ら提案し、
そして実際に墓参りを終えたら、なんとなくホッと落ちついた気持ちになっている。

やっぱり、四半世紀が過ぎているのだ。
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三角錐。

2013-12-27 | Weblog
先人を敬うことはとても大切なことだと思う。

だからワタシも、近日中に先祖の墓参りに行く予定。
今回は子ども達だけでなく、足腰が弱くなった両親も一緒に墓参する。
だから、自分自身だけでなく、子ども達と両親の都合も事前に確認して
29日の昼から墓参することに決めた。

おそらく、この御仁も慎重に慎重に何度も何度も確認したのだろう。
前後左右と上下を立体的に検討と判断を繰り返し、そして実行に移したのだろう。

でもその立体は、他の人から見たら違ったカタチに見えてしまった様子。
ちょうど三角錐が、角度によっては正三角形に見えたり二等辺三角形に見えたりするように。

本当に正しいカタチは、いったいどれなんだろう。

●米国務省も批判、首相の参拝に「失望している」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000319-yom-int
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人のつながり、100枚超え。

2013-12-26 | Weblog
今日は有給休暇を取った。

あと数日で年末年始休暇に入るというこの時期に休むのもどうかと迷ったのだが、
世間が一斉に休みになってしまう前にやっておくべきことが色々とあったので、
断腸の想いで会社に休暇届けを提出した(ホントかよ?)

それらの用事も昼過ぎにはひと通り済んで、夕方から年賀状の宛名書き。

裏面のデザインは、今では広告のデザインを生業にしているワタシよりも
絵心を持ってしまった娘に昨年から全面委託したのだが、さすがに宛名くらいは
自分でしなければ・・・と、1週間後にはすでに新年を迎えているこの時期になって、
やっとのこと重い腰を上げた。

結婚して以降、年賀状の枚数は毎年右肩上がりに増えていたのだが、それでも
ここ数年はだいたい80枚前後で推移していた。

それが今回、初めて100枚を超えた。

その原因は、ワタシの重要な人脈がさらに広がったとか、妻がパートで働いている
職場の全社員に年賀状を送ることになったとか、そういうことではなくて、単に、
娘が書く枚数が増えたからだ。

上述した年賀状80枚という枚数が40代半ばの夫婦として多いのか少ないのか
ワタシにはよく分からないけれど、結婚して以来、少しずつ少しずつ“人のつながり”が
増えてきたことは、直筆で書かなくなり、パソコンをクリックするだけで、瞬時に
プリンターが達筆な宛名文字を書いてくれている今でも実感することはできる。

娘の年賀状の枚数が増えたということは、たとえそれが学校という、大人からして
みれば狭い世界だけだとしても、彼女なりに少しずつ“人のつながり”が枝葉のように
広がり増えはじめた証なのだろう。

写真はこれから宛名をプリントする年賀状。

もしかしたら、今、この日記を読んでいる貴方の元に届くかも。
そして、この番号が当せんするかもしれない・・・たぶん、切手だろうけど(笑)
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Merry X'mas Show

2013-12-24 | Weblog
我が家には、いまだにVHSのビデオテープがある。

今ではほとんどというか、まったく観る事はないのだけど、根が貧乏性なため、
なかなか捨てられないまま、時代遅れになったことも知らずに、今でもテレビの
そばのラックの中でデカイ顔をして居座っている。

そんなビデオテープの中に、ワタシが高校生の頃に録画した番組のテープが
今でも残っている。
当然ながら、時代遅れのビデオテープ群の中でも、それが最も古い代物だ。
擦り切れた背表紙には、当時18歳だったワタシの汚い字でこう書いてある。

「Merry X'mas Show」

1987年12月24日に放送された音楽番組のタイトルだ。
桑田佳祐をはじめ、当時の邦楽(当時はJPOPなんて言葉は影も形もなかった)を
代表するミュージシャンが一同に会した画期的な番組だった。
そんな夢のような音楽番組が、聖なる夜に放送されたのだ。



思い返せば、あの頃はクリスマスイブ自体も、今ほど完璧なイベント化は
されていなかったような気がする。
バブルはすでに始まっていたようだけど、半年前からのホテルの予約とか、
ティファニーの3連リングといった、訳のわからない熱を帯び始めたのは、
この翌年あたりからではないだろうか。
この番組は、クリスマスイブがそんな“明後日”の方向の祭りへと進み出す
直前に作られた音楽番組だった。

時代は周りに周って、今ではホテルの予約も、ティファニーの3連リングも、
とんと耳にしなくなった。
単にワタシが年を取っただけなのかどうか分からないけど、今年のクリスマス
イブも、ワタシは仕事が終われば普通に帰宅して、普通に家族と過ごす予定だ。
つまり、この番組を放送されていた頃と同じような、家族だけのクリスマスイブを
過ごすことになるのだと思う。

ただひとつだけ、あの頃と違うことがあるとすれば。

それは、あの頃の家族はワタシの両親が作った家族だったけれど、今の家族は
ワタシと妻が作った家族・・・ということだろうか。


I wish you a merry christmas.  

●Merry X'mas Show '87
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娘の予言。

2013-12-21 | Weblog
写真は、娘のブログに掲載されていた自作のイラスト。

コタツに潜り込んでるオッサンは、
いったい誰やねん・・・(ー ー;)

⚫︎娘のブログ「学生イラスト日記。」
http://blog.goo.ne.jp/kaho19990826/e/4416a9cb0c04ad073fdee45417d0f515
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本来の自分。

2013-12-18 | Weblog
大きな仕事が終わった直後だからか、今週は少し燃え尽き症候群気味で。

それでも公私に関わらず、自身の周囲では様々な人やモノが動いているので、
なんとかそれらに合わせつつ日常を営んでいる・・・という感じか。

そういえば、まだ年賀状を作ってない。
それ以前に、クリスマス・ツリーさえも飾っていない。

周囲に合わせて生きているといいながらも、合わせられないまま、漂流する
ように過ごしている自分も混在しているようだ。
身体の表面と内面の間に微妙な隙間があって、大きめのサイズの服を着た時
のような、ふわふわとした奇妙な感覚にスッポリと覆われている。

そろそろ、本来の自分に戻らなければ。

・・・と書いたけど、そもそも、“本来の自分”ってどんな自分なんだ?
間違っても、小中学生の頃の自分が本来の自分だとはさすがに思っていないが、
どうも今の自分に違和感を感じていることは否めない。

現実的には、2~3年前の自分かもしれない。

仕事が忙しく、家庭は和やかで、人並みに遊んで、見知らぬ人に出会うのが楽しく、
興味を持ったモノには何でも飛びつき、毎日ウォーキングやジョギングを欠かさず、
プライベートでポスターをデザインしたり、小説を執筆したり、それが運良く個展に
つながったり、受賞したり、一人気ままにクルマでどこまでもドライブしたり、
職業病の肩こりや腰痛以外は目立った身体の故障はなく、煙草なんて無縁だった頃。

生きていた、と思う。

自身の内面の生命力を、放射状に四方八方に向けて巻き散らしていたような気がする。

あの頃の自分に、また戻れたならば・・・。

あえて言うなら、それがワタシの、来年の目標か。
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終わった。

2013-12-15 | Weblog
昨日、今日と開催された「尾道通りまつり」。

無事、成功裡に終わりました。



尾道通りのみなさん、関係者スタッフのみなさん、
本当に、ありがとうございました&お疲れ様でした。

あ、それから、もう一人。





島根県大田市からやって来たゆるキャラ「らとちゃん」も、お疲れ様でした。

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会場で、お会いしましょう。

2013-12-13 | Weblog
今週の土日に開催されるお祭りです。

マスコットキャラクター、ポスター、リーフレット、チラシ、サイン、タペストリー・・・etc.
今回、このイベントに関するビジュアルデザインのほぼ全てを、担当させてもらいました。

この数ヶ月、本当にしんどかった。
でも、メチャクチャ面白かった。
楽しいのを通り越えて、幸せさえ感じていたかもしれない。

当日、ワタシも会場にいます。
どこかに。

みなさんのご来場、お待ちしています!
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