りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

分母。

2013-02-28 | Weblog
今日は、有給休暇を取って会社を休んだ。

今は繁忙期のど真ん中。
本来なら休みを取れるような状態ではないし、
実際休みを取ったのは、もしかしたら今回が
初めてかも知れない。

目的は、まる一日、妻と一緒に過ごそうと思ったから。

いい年して何を言ってるんだ、と自分でも思う。
しかし昨秋、妻が働きはじめてから、日常的な会話は
交わすことがあっても、休みもすれ違いで、どこかに
出かけたり、深くじっくりと話を交わすことが驚くほど
激減してしまった。
それに、長年の専業主婦から社会復帰した妻は、久々に
飛び込んだ“職場”という場所での諸々の出来事や関係に
少し(いや、かなりか?)疲れていることは、傍から見て
いても明らかだった。

そういうボクも自分の“職場”という場所での諸々の
出来事や関係に少し(いや、かなりか?)疲れて、最近
ちょっと電池が切れかけているような気がしていた。

ちょうどいい。たまにはいいだろ。
そんなわけで、妻の仕事が休みの日に合わせて、ボクも
休暇を取った・・・というわけだ。


突然だが、人生は、分数みたいだと思うことがある。


仕事や子どもや趣味や友達や地域近所・・・etc.
こういう日々の諸々は、いわば分子ではないだろうか。

じゃあ分母は何か?と考えたら、それは“自分”という
ことになるのだけど、ボク自身に当てはめたら、それは
20代までで、30歳手前の頃からは、自分だけでなく妻も
分母の場所に一緒にいるような気がしている。

仕事が膨らんだり、子どもが思春期を迎えたりして
必要以上に分子が大きくなって仮分数になることもある
だろう。
その逆に、これから先、仕事がなくなり、子どもも独立して、
分子が限りなくゼロに近づく時も、いずれ訪れるかもしれない。


でもどんな状況になっても、分母のない分数なんてありえない。


旅行とまではいかないけど、今日は午前中から二人でドライブに
出かけた。
昼食は海辺のレストランでパスタを食べて、食後に近くの浜辺を
散歩した。

瀬戸内海は陽ざしが本当におだやかで、その光を一面に受けた海面は、
硝子の破片のように眩しく光っていた。

もう、春はそこまで来ている。
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ダンカン、コノヤロー!

2013-02-27 | Weblog
先日の話。

家でテレビを見ていたら、高血圧の人ためのサプリメントのCMに
タレントのダンカンが出ていた。
ぼんやりとそのCMを妻と一緒に見ていたのだが、思わず私が・・・

私「何でビートたけしのモノマネをする時、“ダンカン、コノヤロー”って言っちゃうんだろう?」

妻「やっぱり、言いやすいからじゃない?」

私「でも、他にもいるじゃん、たけし軍団って」

妻「うん」

私「東、コノヤロー

妻「ああ、そうねぇ」

私「義太夫、コノヤロー

妻「あぁ、それはアリかも」

私「タカ、コノヤロー

妻「最近はタカって聞くと、タカ&トシを思い出すなぁ」

私「松尾、コノヤロー

妻「それ、普通の説教に聞こえる」

私「ユーレイ、コノヤロー

妻「あぁ、最近見ないねぇ~!」


火が着いた。
シミュレーションは、続く。


私「水道橋、コノヤロー

妻「なんか、言いにくいねぇ」

私「芹澤名人、コノヤロー

妻「あーー!覚えてる!!いたよねぇ!!」

私「サード長嶋、コノヤロー

妻「あ、その人、たしか歌出したよね!?」

私「古田古、コノヤロー

妻「なんか、聞いたことがある・・・」

私「キドカラー大道、コノヤロー

妻「誰、それ?」

私「ノーカット星、コノヤロー

妻「・・・・知らないなぁ」

私「大阪百万円、コノヤロー

妻「なんで、そんなに知ってるのよ・・・? (-_-;)」


高校生の頃、オールナイトニッポンの熱心なリスナーだったんでね(笑)

こんなバカ話の末、漫才ブーム世代の私の妻としては、やっぱり
ビートたけしのモノマネは、“コマネチ”が一番しっくりくる・・・と
いう結論に落ち着きました(笑)
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まだ、終わっていない。

2013-02-26 | Weblog
昨日、栃木で震度5強の地震があった。

発生直後に栃木の友達にすぐにメールしたが、
無事だったようでホッとした。

気象庁の発表によると、東日本大震災が
誘発した地震の可能性は捨てきれないとのこと。

あれから、もうすぐ2年。

“お前ら、もう忘れはじめてるんじゃないか”と、
まるで抜き打ち検査のように、地球が意図的と
起こした地震のように感じた。

東北から遠く離れた場所で暮らしているため、
この辺りには直接的な被害はたしかに無かった。
それでも、震災直後はそれまで体験したことが
ないような不安感に襲われた。

しかし、時間が過ぎるに連れて震災のことを
考えずに営む生活が増えはじめたのも、事実だ。

でも、完全に忘れるわけがないじゃないか。

今回、あらためて痛感した。

まだ、終わっていないのだ。
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彼を知り己を知れば百戦殆うからず。

2013-02-24 | Weblog
最近、本を読むのは寝る間際が多い。

だけど、布団に入って数ページもめくれば、
いつの間にか寝息を立てている状態なので、
枕元には未読の本が山になりつつある。

それでも、今、毎晩数ページずつであっても
読んでいるのが、上記写真の本。

みなさんご存知、ジャーナリスト・池上彰さんの本。
先日、子どもと図書館へ行った時に借りた。

今回借りたのは、中国編。
悠久の昔から良し悪しにつけて我が国と切っても切れない
関係の隣国ではあるが、最近の彼の国の言動には、やはり
どうしても首を傾げてしまうことが多すぎる気がする。

しかしそれよりもボクが知りたかったのは、自分が生まれる前後に
彼の国で起こった「大躍進政策」や「文化大革命」について。

もちろん以前からそれらの事は知ってはいたけど、例えば
誰かに説明できるほどの知識まではなかった。
それらに関する書籍は、他にも数多のあることは知ってはいるし、
手に取ったこともあったのだけど、自分が今まで読んだ限り、
どの本もどうにもこうにも難しくややこしい(笑)
もしかしたら、読者にややこしく思わせようと、わざとそう
書いてるんじゃないか?と疑ってしまうほど難しい(笑)

で、池上さんなのである。

最近、民放各局で池上さんの特別番組をまた頻繁に
目にすることが多いけど、やっぱりこの人の解説は
どの評論家やジャーナリストよりも本当に分かりやすい。

この「そうだったのか!」シリーズは、おそらく中学生~
高校生あたりを対象とした本なのかもしれないが、大人が
読んでもじゅうぶん「そーだったのか!」と頷くこと頷くこと(笑)

もちろん「大躍進政策」、「文化大革命」についても、
分かりやすく解説されてあった。
上記を語る時に必ず登場する四人組や紅衛兵との関係の詳細に
ついても、やっと分かった次第(^_^;)

しかし当たり前だけど、分かったと言っても、これで彼の国の
すべてが分かったわけではないわけで。

今回のこの本しても、分かりやすく解説されてあったけれど、
それでもその文章を読みながら「ここまで柔らかく噛み砕いて
説明するには、池上さんは相当な労力を要したんじゃないかなぁ?」と、
余計なことを行間から推察してしまうところも多々あった(笑)

やっぱり、彼の国はどこまでいっても、近くて遠い国なのかもしれない。
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関ヶ原。

2013-02-22 | Weblog
別に海外や遠くの観光地でなくてもいいから、家族全員で動ける間は
できるだけ家族で旅行に行きたいと思っている。

昨年は、夏に1泊2日で山陰を旅行した。
突発的な思いつきの旅で、しかも異常な暑さにバテてしまったが、
でもやっぱり行ってよかった。

できれば、今年も行きたい。

しかし昨年の後半から妻が働き出して、しかも土日も出勤の場合も
あるので、旅行どころか最近ではドライブがてらちょっと買い物・・・と
いうのでさえ難しくなってきた。

でも、それでも、今年もどこかへ、行きたい。

最近、異常に日本史にのめり込んでいる息子がこう口にする。

「関ヶ原に行きたい」

分かる。分かるよ。
お父さんも歴史が大好きだから。
歴史が好きな人にとって、関ヶ原はある意味、聖地のような場所だからな。

ボクは以前に関ヶ原に行ったことがある。
10数年前に近畿地方をブラブラと一人旅をしている途中に寄った・・・という
感じだったのだけど、実際に訪れた関ヶ原は、何もないさびしい風景が広がる
田舎町だった(関ヶ原にお住まいの方、申し訳ありません!)が、それでも
“ここで天下分け目の戦いがあったのか・・・”と思うと、なぜか静かな感動が
胸に押し寄せた。

なんとか今年、行けないかな。

上述したように、家族のカタチが1年前とはすっかり変わってしまったので、
じゃあ、今度の連休に・・・という感じに簡単には決められなくなったけど、
今年の後半のどこかに標準を合わせて計画すれば、行けなくもないような気もする。

そしてせっかくあの辺りへ行くなら、滋賀県に寄って子どもたちに琵琶湖を見せてやりたい。
で、目の前に広がる風景が本当に湖なのかどうか、水を舐めて確かめさせてやりたい(笑)

ささやかながらも、これは今年の目標だな。
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エンスト。

2013-02-21 | Weblog
どうやら仕事が繁忙期のド真ん中のようです。

毎年のことではあるけれど、ある日突然、“ハイ、ここから繁忙期ぃ~”と
なるわけではなく、気がついたらその禍中にいる・・・という感じで。
次から次へと仕事をこなしている状態です。

今日も朝からデスクに座ったり立ったりフロアを走ったりで、気がついたら
昼もとっくに過ぎて、もうこんな時間(ただいま午後3時30分)。
やっと今、ひと息ついています。小休憩。

でも、まだ仕事があるから早く再開しないと。


・・・あれ?やる気が起きない (-_-;)


エンジンキーを何度も廻しているんだけど、なかなかエンジンがかからない。
あぁ・・・気持ちがエンスト状態だ・・・。

今の精神状態を写真で表すと、こんな感じ 。
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朝から勢いにまかせて突っ走るのもいいけど、
もう少しエネルギー配分、考えんといかんな。。。。
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夢追人。

2013-02-19 | Weblog
写真は、自宅の近所にあるお寺の掲示板。

いつもは法会の告知や宗派のポスターを掲示しているのだけど、
不定期ながらも、こんな相田みつをっぽい格言を貼ったりする。
たまに、そのまんま相田みつをの詩の時もある(笑)
ちなみにネットで調べたら、これも誰かの格言みたい。

で、りきるよ。
今のお前の夢は、何だ?
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何も考えず。何も得ず。

2013-02-18 | Weblog
携帯電話を所有するようになって、すでに17~8年になる。

今まで何台も機種変してきたけれども、これまで一度たりとも
やったことがないことが、ひとつあった。

それが、ゲーム。

スマホに変えてからも、アプリをダウンロードしようとすれば
いつでも出来たのに、今までやらなかったし、やろうとも思わなかった。

そもそもボクは、TVゲームというものを一切しない。
家にはDSもWiiもあるのだけど、まったくやったことがないし、冗談ではなく、
手に持ったことすらない。
別に昔から興味がなかったわけではなく、10代の頃なんて、ヒマさえあれば
スーパーマリオや初代のゴルフやテニスにのめり込んでいたし、もう時効だろうから
ひとつだけ白状すれば、「ポートピア殺人事件」というゲームをどうしてもクリア
したくて、同級生と一緒に学校を1日ずる休みしたこともある(笑)。
だから間違っても、コンピュータのゲームが嫌いなわけではないのだ。
おそらく日々、仕事でコンピュータの前に座ってイラストやら写真やらと接しているので、
OFFの時間までもコンピュータの前で似たような画像を見たくないのだと思う。

そんなボクであったが、先日ついに初めて、スマホでゲームをダウンロードしてしまった。

それが上記の写真のゲーム。
みなさんご存知の、テトリス。

もうね、複雑なゲームはいい。要らない。
こんな単純で、何も考えず、何も得ず、ただただひたすら時間を浪費するような
ゲームが一番いい(笑)

しかしそういうゲームの方が、常習性や依存性が強いのかも知れない。
この土日の休みは、ずーーーっと、家でこれをやっていた。
やっぱり根っこの部分では、ボクもゲーム好きなのかもしれない。

そういえば、ファミコンは今年で発売30周年を迎えるらしい。
それと今回のテトリスのダウンロードについて、上手い具合にリンクさせた文章で
今日のこの日記を締めようと思ったけど・・・・・面倒臭くなったので、やめます(爆)
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叱咤激励。

2013-02-15 | Weblog
先日、ボクが短編小説を発表している電子書籍サイト「wook」から連絡が届いた。

現時点でボクは「wook」内の自身のサイトで計10作品を発表しているのだけど、
「wook」からの知らせによると、なんでも複数の作品を一度に購入してくれた方が
いらっしゃったと。
サイトにアクセスしてログインすれば購入してくださった方の名前(もちろん
ハンドルネームだが)も分かるので、さっそくアクセスして購入者の名前を確認した
のだが、サイトの画面に表記されたその名前は、見覚えのある名前だった。

ボクは、心当たりのあるその名前の人へ、携帯からメールを送ってみた。
しばらくすると返信が着信した。
文面を読むと、やはり作品の購入者とメールを送った人は、同一人物だった。

それは中学・高校時代の友人だった。

その友人は、ボクが以前から電子書籍で作品を発表していることも知っていて
くれたようで、今回一度に数作品を購入してくれたのだった。
余談だが、ちょうど今から10年前にボクが初めて執筆した作品が地元のタウン誌に
掲載されたのだが、彼は偶然そのタウン誌を目にしたらしく、当時リアルタイムで
その拙い処女作も読んでくれた人だった。

購入からしばらく経って、友人からあらためて何通かメールが着信した。
そこに記されていた文面は、あまりにも嬉しいのと同時に、あらためて背筋を伸ばさ
なければ、と思ってしまう内容だった。

そのメールの一部を、以下に転記します。

--------------------------------------------------------------------

なんか、ショートやからサクッと読めるので眠くなるまで読みふけりました!
なかなか面白いのもあったり、ん~もう一歩言おうとしてる事が読み取りにく
かったりってのもありました。
で、今後あなたに期待したいのは、もう少し長いヤツで、もっともっと感情を
締め付けられるような切なさや、ハラハラドキドキとか、どうかなぁ?
出来たら書いてほしいなぁ!


わし、だいたい小説買う時は有名な人か、なんやら賞受賞とか帯が付いてるのを
買います。
ガンガン読みあさるほど時間がないので、後悔しないように無難に済ますのです。
買って読むって事は、一読者として芥川賞受賞作と変わらない目で見てます。
あなたの作品を読む時はあなたを作家(プロ、アマチュア問わず)として見て
ますよ!
そして古いけど、赤川次郎とかと全然引けをとらないって思います。
僕はそんな才能ないから、うらやましいです。
今後も一ファンとして応援します!

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小説にしろ、イラストにしろ、世間様に自分の作品を発表するようになって以来、いろんな
方から感想や反応をいただくようになった。
ありがたいことにその大半は好意的なもので、そういった感想や反応に接すると心の底から
嬉しく、自分の作品を肯定してくださったことに対して、理屈抜きで有り難く思う。

でもその一方で、ボクはおそろしく単純な人間なので、そういう感想や反応に接し続けていると、
いとも簡単に自分のことを“勘違い”してしまう。
そしてそれが原因となった失敗や失態を、今までボクはもう何度も何度も経験してきた。
そんなボクの元に、旧知の友人から上記のようなメールが届いたのだった。

彼は地元で会社を経営している。
メールの文章からは、同じ釜の飯を食った友人としての彼の暖かさとともに、日々世知辛い
世の中と対峙している経営者としての厳しい視点も垣間見えたような気がした。

こういうのを本当の意味での、叱咤激励というのだろう。

がんばりたいと思う。
ありがとうね、タケやん。

電子書籍「wook」
http://rikiru.wook.jp/
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同じ礼服でも。

2013-02-14 | Weblog
昨日は、とある方のお通夜に。

ここ数年、月に1回のペースで礼服を着用
しているような気がする。
それだけ、若い頃に比べて人の繋がりが
広がり、年を重ねたということなのかも
知れない。

しかし、同じ礼服でも、たまには
白いネクタイで着用したいものだ。
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