りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

別れても好きな人。

2013-10-30 | Weblog
この何の変哲もない軽自動車。

今日の午後に会社の近くに停まっていたのだけど、
あれ?と、直感的に思ったので近づいてみた。

驚いた。

この車、以前、わが家が所有していた軽自動車だった。
何で分かったかって、色や内装やグレードはもちろんなのだが、
キズやヘコミがそのまんまだったのだ。

今夏、新しい車を購入した時に手放したのだけど、
10年落ちだし、走行距離は7万キロだし、何よりも
キズやヘコミのオンパレードだったから、絶対に廃車に
なると思い込んでいた。
それなのに、まさか中古車として第2の人生を歩んでいたとは・・・。

いったいどんな人がオーナーなのか知りたくなったので、しばらく
車の近くに留まっていたのだけど、一向に車に近づく人がいないので、
泣く泣くその場を後にした。

後から冷静に考えたら、もしも現オーナーに会ったとしても、
見ず知らずの男から突然、“あ、この車、以前ワタシが乗ってたんですよ!”と
言われたところで、いい気持ちはしないだろう。
だから会えなくて、よかったのかもしれない。

でも、また会いたいなぁ。
ボロボロで狭くて安い軽自動車だったけど、想い出だけは山のように
積んで走っていたから。

最後に、現オーナーにひとつだけ注文を・・・。

たまには、洗車してやってください(笑)
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サヨリ釣り。

2013-10-28 | Weblog
月曜の昼休み。

小春日和(今の季節でもそういうのだろうか?)なんで、会社の近くの桟橋へ。

岸壁で釣り糸を垂らす数人の太公望。
その中の、定年退職してからはもっぱら釣り三昧の毎日です・・・といった感じの
おじさんに話かけてみた。

おじさん曰く、サヨリを釣っているそうだ。

そうか、季節が分からなくなっちゃうような毎日だけど、もうそんな季節なんだよなぁ。

“朝から釣りょうるけど、今日はあんまり釣れんのぉ”
ワタシに話すでもなく、独り言のようにそう言って、おじさんは笑った。
静かな波と秋の高い空の間に、輪郭のハッキリしたおじさんの笑い声が溶けてゆく。

釣れなくてもいいよ。
こんな穏やかな日差しの中、釣り糸を垂らしてるだけでも充分に贅沢な時間の過ごし方の
ような気がする。

今週末、久しぶりにワタシも釣り糸を垂らしてに出かけようかね。
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隔世の感。

2013-10-23 | Weblog
今日の新聞のテレビ欄。

まさか、テレビドラマの出演者の中に“佐野元春”の
名前を見る日が来ようとは・・・。

30年前、同世代のみんなが“SOMEDAY”を口ずさんで
いた頃は、想像すらできなかった。

まぁ、見てみようか。

それにしても、ちょっと父兄参観のような気持ちに
なるのは、なぜだろう(笑)
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夢診断してください。

2013-10-22 | Weblog
3日前。

ジョン・レノンとオノ・ヨーコの“ベッド・イン”の会場に、
なぜか記者としてワタシもその場にいた。



しかしジョンとヨーコをよく見ると、それはジョンとヨーコではなく、ワタシの知人の男女だった。
二人はシーツに包まり、抱き合ってシーツから顔だけ出していた。
二人は夫婦でも恋人同士でもなく、まったくの赤の他人。
そんな姿の二人と目が合うと、二人はワタシを嘲笑した。

2日前。

会社でいつも使っているパソコンに向かって、バケツ一杯の水を、
おもいっきりぶっかけた。

昨夜。

どこかのスクラップ工場。
どうやら夜らしく、ワタシは懐中電灯を持って徘徊している。
弱々しい懐中電灯の灯りにおぼろげに写る廃車の群は、
なぜかすべて旧型のFIAT500ばかり。



誰か、夢診断してください。
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机上の空論。

2013-10-19 | Weblog
今朝の地元の中国新聞に載っていた。



広島市の原爆資料館のリニューアルに合わせて、館内にある被爆者の人形を
撤去することがほぼ正式に決まったらしい。

広島市が話す理由としては、リニューアル後の展示資料を、遺品や写真などの
「実物」中心とするためだそうだ。


正論だと思う。


世界で唯一、“ヒロシマ”を訴える場所なのだから、後世に伝え継ぐべき貴重な
資料をしっかりと揃えて、もっと見やすく分かりやすい展示をしてもらいたい。

だからと言って、この人形を撤去するのはどうなのだろう?

ワタシが初めて原爆資料館に訪れた7歳の時、最も衝撃を受けたのは、この人形だった。
そのリアリティとブースの横に小さく付けられていた「生死をさまよう」というタイトルが
瞬時に脳裏に焼きついて、言葉にできないほどの恐怖感を植えつけられた。
大人になっていろんな人と原爆資料館について話す機会があったが、そのほとんどの人が
初めて人形を見た時には強い衝撃を受けていたようだった。

遅かれ早かれ、広島で被曝を体験した方々がいなくなる日は確実にやってくる。
それを境に、“ヒロシマ”は“過去の出来事”から“歴史の出来事”に変わってしまう。

被曝した方々から見れば、実際の光景はこの人形どころではなかったのだということは、
戦後生まれのワタシたちでも重々承知している。

でも・・・というか、だからこそ、この人形は残すべきなのではないか?とワタシは思う。

実物と偽物の間に杓子定規に境界線を引いていたら、“原爆の惨禍を後世に伝え継ぐ”と
いう原爆資料館が持つ本来の目的から逸脱してしまうのではないだろうか。

どうも・・・。

どうもこの一件からは、机上の空論の匂いがする。



中国新聞「被爆再現人形15年度末に撤去」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201310190048.html
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虹を見たかい?

2013-10-17 | Weblog
今朝、目覚めてリビングへ行くと、電気ストーブが登場していた。

たしかに、寒い。
先週・・・いや、数日前まで扇風機を使う時もあったのに。

“日本は四季がある世界でも類を見ない国です”

小学生の頃、社会科の授業で先生が誇らしげにそんなことを言っていたが、
今年の気候を見ていると、この国に春と秋が今でも存在しているのか
どうか疑わしい。
四季ではなく、二季になっちゃったんじゃないの?

昨日のFacebookを見ていたら、全国のそれぞれの場所、それぞれの時間に
虹の写真をUPしている人が多数いた。
みんな共通していたのは、仕事の行きや帰りに、虹を見つけたよう
だった。
仕事や生活でキリキリ舞いなのに、ふと台風一過の空を見上げたら虹が出ていた
・・・それらの写真には、そんなコメントが添えてあった。

一昨日の台風は大変気の毒な甚大な被害をもたらしたけど、その一方で
そんな小さな癒しの風景も残していったのかもしれない。

オレも、虹、見たかったなぁ。
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やっぱり、海。

2013-10-14 | Weblog
昨日から一泊二日で、家族で旅行に行ってきた。

我が家はみんな日ごろの行いが良いので(笑)、2日とも快晴。
瀬戸大橋経由で、高松~鳴門海峡~淡路島~神戸と、ちょうど瀬戸内海の
東側をぐるっと回わる旅となった。

旅行雑誌に載っているような観光地にも多々寄ったのだけど、今回の旅で
一番印象に残った場所はここかも↓



ここは、淡路島の慶野松原という海岸。
「日本の渚100選」にも選ばれた景勝地で、夏は海水浴客で大変賑わう浜辺らしい。
そんな浜辺だけど、ワタシたちが訪れた時は、緩やかに弧を描く長い砂浜には
数人の釣り人が沖に向かって投げ釣りをしているだけ。
だだっ広い播磨灘の水平線を、ただただぼーっと眺めているだけで、不思議と
気持ちが洗われてゆく気がした。

昨年の山陰旅行も、出雲大社や鳥取砂丘に行ったのに、ワタシだけでなく家族全員が
一番印象に残ったのは、道中で偶然に立ち寄った、日本海を見渡せる、誰一人いない
名もない砂浜だった。
海のそばで生活しているくせに、どうも我が家は、こういった風景に弱いようだ(笑)

ところで話は変わるが、今日、昼食を食べようと神戸の南京町に訪れた時、
広島カープのキラ選手を見かけた。

本来なら今日は甲子園でCSファーストステージの阪神戦だったけど、昨日の第2戦で
ファイナルステージ進出が決まったから、今日はオフになったのかな?

“やぁ、キラ!一昨日の3ラン最高だったよ!昨日の同点2塁打もよかった!広島県民に
成り代わってお礼を言うよ、ありがとう!”

・・・と、流暢な英語で話しかけることも出来たのだが(ホントかよ?)、プライベートの
ようだったので、遠くから見守るだけにした(笑)

もしかしたら、今回の旅行で本当に一番印象に残ったのは、この出来事かもしれない(笑)




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荷づくり中。

2013-10-12 | Weblog
明日から家族で旅行。

そんなに途方もない遠距離ではないのだけど、
それでも、一応、自分の着替え等を荷づくり中。

下着やシャツやヒゲ剃りや携帯の充電器や湿布(笑)
などなど、諸々の品を揃えつつ、それらを入れる
かばんも準備。

リュックと、バッグ。

リュックはそこらへんの店で買った普通のリュックサック。
扱いやすくて、旅行の時だけでなく、近所への買い物にも
重宝している。

バッグの方は、実はちょっとしたブランド物。
だからか、生地や作りがしっかりしていて見た目以上に丈夫。
しかも至る箇所に袋やチャックが付いていて、もう便利なこと便利なこと。

先程から、どちらに荷物を入れるか、一人で葛藤中。
どちらが良いか、それとも両方持ってゆくか・・・。

我、40代半ば。
もっと真剣に悩むべきことが、他にもあるだろ(笑)
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追いつけ追い越せ。

2013-10-10 | Weblog
逃しちゃいましたね。村上春樹氏。ノーベル文学賞。
まぁ、今年は残念だったけど、遅かれ早かれ受賞するでしょう。

写真は、リビングに転がっていた文庫本。
てっきり妻が図書館で借りた本だと思っていたら、中2の娘が借りた本とのこと。
娘曰く、最近、東野圭吾にハマっているらしい。

自身では家族一の読書家だと思い込んでいる父親でさえ、東野圭吾は「パラドックス13」
一冊しか読んだことがないのに。

そういえば、ちょっと前にも娘に“お父さん、重松清の本、いっぱい持ってるんでしょ?
今度、貸して”と言われた(その時、ワタシはほろ酔いだったので記憶が曖昧だけど)。

しかし、娘はいつからこんな小説に興味を持ちはじめたのだろう。
毎週必ず購読しているのは、大好きな鳥山明の新しい作品が連載されていた少年ジャンプ
くらいだと思っていたのに。

しかし思い返してみれば、ワタシ自身も中学生の頃に一番熱心に読んでいたのは、
小説でも図鑑でも参考書でもなく、群を抜いて少年ジャンプだった。
しかし、重松清を読み出したのは、それからずーっと時間が過ぎて、30代半ばに
なってからだ。

娘よ、ちょっと成長が早すぎないかえ?(親バカです、ハイ)
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週のはじめに。

2013-10-07 | Weblog
ここ数週間は、どうも身体が重くて。

まぁ、この時期は夏の疲れが原因なのか、そんな状態になることが
毎年恒例の行事なのだけど。

今年の夏は特に暑かったからね。
そのぶん、疲れも長引いているのかもしれない。

しかし、今、“今年の夏は特に暑かった”と書いたけど、たぶんこの文言は、
これからは毎年書くようになる気がする。
そうなると、夏の疲れも毎年長引くようになるのだろうか。
もしかしたら、数年後には、クリスマスソングが流れる頃まで当たり前の
ように夏の疲れを引きずっていたりして。

一昨日の土曜の夜は、高校時代の同級生数人とちょっとした集まりがあって、
久々に大騒ぎした。
話の内容の90%くらいは、世間話や社交辞令に毛が生えた・・・いや、
世間話や社交辞令にもならないようなくっだらない話だっただけど(笑)、
残りの10%くらいは、身体の変調や健康の話が大半だった。

数ヶ月前に救急車で運ばれたとか、“あと数時間遅かったら死んでましたよ”と
医者に言われたとか、同級生ですでに鬼籍に入ったヤツの話とか・・・。
10年前なら話さなかった話題を、普通に酒の肴にしていたなぁ。

そういえば、桜塚やっくんが亡くなられた。

彼自身、まさか本州の西端の高速道路の上で事故死するなんて、事故を起こす
直前まで、想像すらしていなかっただろう。

明日が来るのは当然だし、来年も再来年も普通に訪れて、自分自身もそこに
存在していることが当たり前だと思って今まで生きてきたけど、そろそろ
そういう考えも改めた方がいい年齢なのかもしれない。

さて、今週もはじまりました。

天気予報によると週の中程には大型の台風が近づくとのこと。
その他にも、公私に関わらずいろんなことがありそう。

ありきたりな言葉だけど、今週も一日一日を精一杯生きていきますか。
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