りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

酷暑と清涼剤。

2018-07-16 | Weblog
過酷な夏だ。

豪雨、断水、そして、酷暑。

個人的なことを含めて時間を遡れば、先月の父の逝去、先々月の平尾受刑者の逃亡劇・・・。

短期間に立て続けにこれだけ災難が起きるなんて。
もしかしたら人間と同じように、地域社会にも“厄年”というものがあるんじゃないのか。
・・・なんだか、そんなことを考えてしまう。

そうだとしても、この辺りは同じ広島県でも、まだ被害が少ない方だ。
我が家なんて、断水の問題をなんとかクリアできれば、後は普通に生活できている。
あと数日の辛抱なのだから、とりあえず我慢。

話は変わるが、昨日の午後、実家に顔を出したら、すぐ裏にある日本家屋で大林宣彦監督が映画のロケをしていた。
先日から病を押して監督が尾道で撮影を敢行されていたことは知っていたが、まさか自分の生活圏内のこんな場所で撮影をしているとは。

夕方、再び撮影現場に行ってみたら、ちょうど撮影が終わった頃だったようで、スタッフに囲まれた役者さんが家屋の中から出てこられてきた。
いったい、誰が来ていたんだろう?と遠目に眺めていたのだけれど、その役者さんの姿を目にした瞬間、思わず息を呑んだ。



常盤貴子さんだった。

90年代、この人が出演したドラマをどれだけ見たことか。
あの「悪魔のKISS」の第1話なんて、たしか、リアルタイムでビデオに録画もしたっけ。←意味が分からない人は検索でもしてくれ。
そんな女優さんが、ワタシが生まれ育った家の真裏にいたのだから驚かないわけがない。

おそらくワタシと年齢も近く、おそらくワタシと同じ国籍で、おそらくワタシと頭蓋骨の形もさほど変わらないのに、なぜこの人はこれほどまでに美しいのだろう。

体感気温が40度以上の中、目の前を通り過ぎる常盤貴子さんを眺めながら、ぼーっと、そんなことを思った(笑)

酷暑を忘れさせてくれた一服の清涼剤、というと大袈裟だろうか。
しかしワタシにとっては、あまりにも日常すぎる場所で体験した、非日常的な一瞬だった (^ ^)
コメント
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