りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

ふたつの驚き。

2022-06-24 | 家族
今日は、父の命日だった。

父が鬼籍に入って4年。
一周忌や三回忌の時は、仕事も休みを取って母と一緒に墓参りをしたのだが、今日は普通に仕事に行って、先ほど普通に帰宅した。

その方が、いい。

いつもと変わらない生活をしている方が、今のワタシと同じくらいの年齢だった頃、仕事が上手く行かず、おまけに癌も患い、まるで不運を絵に描いたような時期を過ごしていた父には、いい供養になるような気がする。


それに関わることで、ひとつ。


今日は、美空ひばりの命日だった。


知らなかったわけでなく、この4年間は「父の命日」の方が優先的だったので、すっかり忘れていた。

だけど、33年前の今日のことは、今でもよく憶えている。

ワタシはコンビニで深夜バイトをしていた。
夜勤明けに交代にレジカウンターに入ったパートのおばさんが開口一番、

「ねぇ、ちょっとあんた、美空ひばりが死んじゃったのよ❗️」

と、まるで自分の肉親を亡くしたように動揺していた。

そのおばさんは40代後半くらいに見えたから、それくらいの世代の人達にとっては、本当に肉親を亡くしたような出来事だったのだろう。

考えてみれば、平成最初の6月24日に美空ひばりが鬼籍に入り、そして平成最後の6月24日に、ワタシの父が鬼籍に入ったことになる。

まぁ、そこに何か意味があるわけではなく、単なる偶然なんだろうけれど(笑)
それでも、ワタシ個人的には、今日ちょっと驚いた。


それから、もうひとつ。


先日告示された参議院選挙。

広島選挙区の候補者の中に、以前勤めていた会社の先輩がいた❗️

地元の選挙区なので、告示前から新聞やニュースで細かくチェックしていたのだけど、名前を見ても顔を見ても全く気づかず、今日の昼、前の会社の同期だった友人からの連絡で、初めて気がついた。

あらためて昨日の新聞を引っ張り出して、候補者の記事に目を通した。

いやー、多少面影があるような気がするけど、街ですれ違ってもこれは分からんわ(笑)
まぁ、職場が一緒だったのは30年前だからなぁ、これも仕方ないことか😅

・・・こんなことを言ってることが知られると、『お前にだけは言われたくないわっ‼️』って、その先輩に怒られそうだけど(笑)

というわけで、みなさん、選挙には行きましょう。
誰に投票するかは、また別の話ですが(笑)
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父の日・・・だったそうだ(笑)

2022-06-19 | Weblog
今日は、「父の日」だった。

今朝、テレビ番組のMCがそう話していて、思い出した次第。

それにしても、「父の日」は、「母の日」に比べていつまでもたっても存在感が薄いのはなぜなのだろう。

それは各家庭での父親の存在感と比例しているからではないか・・・と、ちょっと僻んだ見方をしてしまう(笑)

まぁ、兎にも角にも。

今日の我が家は、いつも通りの日曜日。

だから、せめて自分で自分にこの曲を送ってやろう。

ついで、と言ったらなんだけど、天国の父にも。

個人的な思い出としては、この曲は、30代の頃のワタシのテーマ曲だった。

15〜6年ほど前、ドライブする時にクルマの中でもよくこの曲を流していて、当時5〜6歳だった娘と一緒に大声で歌ってたっけ(笑)

久しぶりに聞いたけど、やっぱりいい曲だな。

⚫︎浜田省吾 『I am a Father』 (2005年)


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時代おくれ、上等。

2022-06-06 | 音楽
たとえば。

もしもタイムマシーンが発明されて、今から30数年前の10代の頃の自分に会って、この曲のことやPVのことを話しても、にわかには信じないだろう。

でも本当なんだ、これは。

こんな音楽、こんなPVが見られる日が訪れるなんて。

この世に生を受けて半世紀ちょっと。

人並みに色々あったけど、




生きてきて、よかった。




大袈裟かも知れないけど、本当にそう思えた。

ありがとう。

明日から、またがんばろ。




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一からやり直せ。

2022-06-04 | 読書
ワタシと同業に就いた娘が、“勉強のために”と、さっそく本を買って来た。

総額でけっこうな値段になったようだ。
いわゆる「自己投資」になるのだけど、娘曰く、会社に申請すれば経費で落としてくれるらしい。


正直、それは羨ましい(笑)


ワタシも、20代の駆け出しの頃はこういった本ばかり読んでいた。
それが血や肉になり、仕事に大いに役立った・・・かどうかは、今でもよく分からない(笑)
ただ、何もしないよりは、確かにマシだろう。

ワタシも目を通してみた。
“デザインのとっかかり”程度のモノは、最初の1〜2年目の頃こそ先輩から教わったものの、それ以降は手取り足取り誰かに教わることもなく、ほとんど我流でやって来たような人間なので、本音を言えば、この手の本を読むのは、ちょっと苦手。

もしかしたら、今まで自分がやって来た方法論や作って来たモノ自体を全否定される事が書いてある可能性もある(笑)

しかし、パラパラとめくって、ちょっと安堵。

とりあえず、広告のデザインに従事している人間としては、大筋でワタシは間違っていない様子。
まぁ、そのように自分に言い聞かせた面も否定できないが(笑)


そして、もうひとつ。


各項目ごとに例題として多様な作品が掲載されているのだけど、それらの中に

“あー、俺もこういうのを作ってみたいなぁ”

と、思える作品がチラホラあったこと。

こういう感情が自分の内側にあるうちは、まだこの仕事を続けられるような気がする。

長い間にすっかり忘れていた事や自分の思い込みでいた事も、本の中にはいくつか載っていたし、勉強し直すには、いい機会かも。

娘が読み終わったら、貸してもらうか(笑)
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蛙の子は蛙。

2022-06-01 | 家族
今年で社会に出て、30年を迎えた。

会社は一度変わったものの、一貫として広告のデザイン・制作。

手垢のついた表現だけど、あっという間の30年だった。

美術系の大学や専門学校で勉強した人間でもないのに、なぜここまでやって来れたのか。

才能なんて、ない。
今もあるとは思っていない。

あったものは、勘違いと勢いとハッタリだけ。

この3つをロータリーエンジンのように回転させて、なんとかここまでやって来たような気がする。

そして、そんなエンジンで走っている人間を面白がって支えてくれた人々。

才能もスキルもない代わりに、そんな周囲の人々と一緒に、良いことも悪いこともひっくるめて、ねじ伏せるように経験と実績を積み重ねて来た結果が、この30年なのだと痛感している。




          ◆





前振りは、これくらいにして。





          ◆





娘が、就職した。

今日が、初出勤。

今春、大学を卒業し、2ヶ月ほど就職浪人の期間を経て、ご縁のあった会社に採用していただいた。



簡単に言えば、ワタシと同業。



職種も、ワタシと同じ広告のデザインや制作に従事することになるようだ。

大学でデザインを専攻した時に、もしかしたら、いずれそうなるのかもしれない・・・と、心のどこかで覚悟はしていた。



しかし、それにしても。



家業でもないのに、親子で同じ仕事になる日が本当に訪れるとは。


あらためて、思う。


人生は、何が起こるか分からない。

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