りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

夢の跡。

2009-08-31 | Weblog
“夏草や/兵どもが/夢の跡”



昨夜はずっと、松尾芭蕉のこの句が頭の中でリピートしていた。

本当に変わるのだろうか?

変わった方がいいのだろうか?

2009年8月30日が、10年後、20年後、30年後にどんな風に評価されてゆくのか、今はまだ分からない。

しかし、日本の政治が新しい時代に入ったことだけは確かなようだ。

そして、その場面に僕らは、立ち会った。

それだけが、今は事実だ。




今回の選挙で、僕が最も気になったこと。

自民党は大惨敗となったが、その元凶となった小泉氏以降の歴代首相(小泉氏はJr.だが)は、

すべて小選挙区で当選した。

この結果を、国民はもとより、落選した自民党候補者たちは、どんな風に捉えているのだろうか。

そして、当選した歴代首相やその息子は、従来の如く、これで“みそぎ”は済んだ、と言わんばかりに、

堂々と議員バッジを付けて、国会議事堂のあの赤絨毯の上を歩くのだろうか。




これを不条理と呼ばずして、何と言うのだ。
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瀬戸内インディ・ジョーンズ。

2009-08-30 | Weblog
8月30日・日曜日。
今日、みなさんは、どうお過ごしになったのでしょうか?

衆議院選挙の投票へ?
それとも24時間テレビのイモトの応援?

僕は、選挙は先日、期日前投票をして、
24時間テレビはほとんど見ずに、
今日は・・・・遺跡の発掘をしてました(爆)

理由や経緯の詳細は割愛しますが、
長年、仕事でお世話になっているお客様のつながり
から誘われまして。

今でこそ、僕は広告のデザイナーをしていますが、
実は社会に出る直前まで、広告業界に行くか、
歴史が好きなので、そっち方面(埋蔵文化センターとか)に
進むか、真剣に考えていたのです。
だから、嬉々としてその誘いを受けました

場所は、愛媛県上島町豊島(とよしま)。
瀬戸内海のど真ん中。
周囲10Km足らず。
人口3~4人(実質、無人島)
燧(ひうち)灘にポツンと浮かぶ、島々が連なる
瀬戸内海では珍しい孤島です。
(詳しくはグーグル・マップで検索してね)↓



上陸後、しばらく歩くと熊笹の林の中にポッカリと
開けた場所が視界に飛び込んできた。
そこが遺跡であり、発掘場所だった。
すでに数週間前から発掘作業を進めていた、
愛媛大学の先生と学生さんたちが迎えてくれた↓



「豊島明神遺跡3次調査」というのが正式名称。
一帯からは縄文時代~古墳時代の土器が大量に発見されて
いるそうで、実際にこんな感じで土器の入れ食い状態(笑)↓



リーダーの愛媛大学のM教授の説明をお聴きして、
いざ発掘に参加。
それにしても、どうして考古学の教授って、あんなに独特の
雰囲気と空気を持ってるのかな?
知的だけど、ワイルド。怖そうな風貌だけど、優しい口調。
発掘現場や遺跡の現場に長年いると、誰もがみんな
インディ・ジョーンズみたいになっちゃうのかな(笑)?

僕が掘り起こしたのは、古墳時代前期(3世紀頃)の地層。
スコップと刷毛を持って少しずつ掘り起こしていくと・・・
おぉ土器の破片が出土



その後、次から次と出る出る





中でも、教授や学生さんたちも興味を示したのが、
下にUPした写真。
明らかに人工的な加工が施されたキレイな石器。
古墳時代の地層から石器が出ることは珍しいそうで、
“これは珍しい!”“祭祀目的ですかね?”
“よく分からん・・・”“でも、今回初めて出ましたよ!”
教授と学生たちはそんな会話を交わしながら、
みんなで代わる代わる手に取って眺めていた↓



そんな光景を見て、
“お俺、大発見しちゃったの
“歴史を変えちゃったらどうしよう”と思ったけど、
ひと通り石器を眺めた教授と学生さんは、その石器を
普通のビニール袋に、他の発掘した土器片と一緒に
ぞんざいに放り込んだのでした(笑)

まぁ、細かい事はプロのみなさんに任せて、生まれて初めて
体験した念願の遺跡発掘。
夏の終わりに、やっと夏休みを実感できたような一日でした

[おまけ]
豊島の桟橋に、年代物のダットサンが駐車されていた。
島内にペンションもあるので、そこの所有物かもしれないけど、
小さい島に必要ないだろう(笑)
欲しいなぁ

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さよなら夏の日。

2009-08-30 | Weblog
今日は、8月最後の日曜日。

空は、曇り空・・・。

そんな晩夏の一日は、やっぱりこの歌かな。

1月のライブで、目の前でこの曲を聴いたけど、

全身に鳥肌が立つほど良かった♪



さぁ、僕はそろそろ出かけます。

どこへかって?

また今夜にでもご報告します。

もっとも、PCに向かう元気があったらね(笑)


さよなら夏の日 山下達郎


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ついに・・・まさか・・・。

2009-08-29 | Weblog
一昨日から、喉が痛くガラガラしていた
昨日、昼下がりくらいから、突然身体がだるくなり、
悪寒が走り、仕事どころではなくなりはじめた

ま、まさか・・・

会社の帰り道に病院に飛び込んだ。
体温を計った。
36.7度。平熱。あれ?
まぁ、ひき始めはあまり変化がないって聞いてるしな
その後、検尿、体重、身長、胴周りの測定(必要なのか?)、
詳しい問診と続いて、再度、待合室へ。

本棚にあった五木寛之のエッセイ「人生の目的」を
読みながら待っていたら、診察室から名前を呼ばれた。

待合室で先生から診察を受ける。
服を脱ぎ、胸に聴診器を当てる先生。
上半身の色んな部位に聴診器を当てながら、
眉にしわを寄せて、少し首を傾ける先生。

あぁ・・・やっぱり

聴診器での診察が終わると、口を開けて喉の診察。
すると先生が「あ~~」と声をあげた。そしてひと言。

「こりゃ、風邪ですね」

「喉がまっ赤っかです。インフルエンザは、喉が赤くなることはないです」
一気に全身の力が抜けた
先生曰く、たぶん日々の疲れから夏風邪を引いたのだろう、とのこと。
季節の変わり目には多いらしい。
3日分の風邪薬をもらって帰宅した。

帰宅して、着替えるとすぐに布団に入った。
インフルエンザじゃないと分かって安堵したのか、逆にものすごく
眠くなって・・・夕食前だったけど、深い眠りについてしまった

今朝。
おかげで5時前に目が覚めた。
こんなに長時間寝たのは久しぶり。
やっぱり疲れがたまってたのかな?
今日は、身体が軽いです

今日は、午前中、市主催の絵画教室に参加する娘に同行。
明日も、予定があるし。
とりあえず快復して、よかった

※ちなみに、僕は検尿の時に拒否はしなかったし、
 聴診器を当てられる時も“僕は下半身がデリケートですから”とは
 言いませんでしたよ(笑)
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カホラ。

2009-08-28 | Weblog
今日は、仕事もそれほど忙しくなく、
PC内のデータのバックアップや整理を集中してやってます。

すると、こんなデザインを発見
大昔にデザインした、2001年の我が家の年賀状だ。
な、な、懐かしい・・・。

先日ブログにも書いたように、一昨日は、娘の10回目の誕生日だったわけですが。
この頃は、1歳チョイですね。
“21世紀になったことだし、ちょっとハジけた年賀状でも創ってみるか”と
思い立ってデザインしたのが、この年賀状だった。
自分でいうのもなんだけど、評判がメッチャよかった
送った人で会う人会う人、その年の春先くらいまで、この賀状のことを
誉めてくださって・・・そうすると、こっちもちょっと気分がよくなってねぇ~(笑)
娘もしばらくの間、本当に“カホラ”ってあだ名で呼ばれたりしてたなぁ(^_^;)

今も既製の年賀状を使わず、毎年オリジナルの年賀状を創って送っているけど、
最近は、子どもたちも大きくなったし、家庭自体も、瀬戸内の夕凪のように
穏やかなので、年賀状もおとなしいデザインが多いかな。
だから、この年の年賀状は、突出してインパクトがあったわけだ(笑)
かつての「ボキャブラ天国」風に言えば、バカパクだ(爆)

まぁ、そんなわけで、懐かしさもあって、今回ブログにUPしてみました~
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10歳。

2009-08-27 | Weblog
8月26日。
昨日、娘が10歳になりました。

娘が生まれて10年。
ということは、僕と妻も“人の親”になって10年。

月並みな感想ですが・・・早かった(笑)
妻はどうか知らないけど、僕個人的には“俺みたいな人間が親で
本当にいいのかよ”と自問自答を繰り返しているうちに、
気がついたら10年が過ぎてしまった・・・そんな感じです。

昨日は、僕も早めに帰宅して、なじみのケーキ屋さんに
注文しておいたケーキでお祝いしました。
ちなみにデコレーションのイラストは、娘が描いたモノです
(写真参照)

平凡な表現ですが、大きな病気やケガもせず(1回骨折はしたけど)、
健やかに成長してくれた娘に、親としては、ただただ感謝です。

娘は初めての子どもだったこともあり、最初の1年は本当に戸惑う事や
分からない事ばかりで・・・。
それこそ、“これって罰ゲームか”と思うような出来事の連続(笑)

そんな僕と妻を最も悩ませたのが、夜泣きでした。
とにかく、娘は寝ない赤ん坊で・・・
抱っこしても、あやしても、何をしても、夜通しで泣く泣く泣く泣く・・・。
そして泣き疲れて眠りはじめるのは、いつも東の空が白々と明るく
なりはじめた頃。
おかげで妻は見事に睡眠不足になり、育児ノイローゼにもなりかけ、
僕も会社から家に帰るのが憂鬱になってしまい、家から“会話”と
いうものが無くなりかけたこともありました

そんな辛かった出来事も、今では笑いながら話せるようになる・・・
まったく時間というものは、不思議です。

自分で言うのもなんですが、今振り返ると、僕も妻もよくがんばったと
思います。特に、妻はホントに・・・。
昔はおとなしくて泣き虫だったけど、この10年でとても頼り甲斐のある
たくましい女性になりました(笑)

しかし何よりもありがたかったのは、身内や他人に関係なく、周りの
方々からたくさんの愛情を注いでもらったこと。
色んなオモチャやお菓子をもらったり、育児そのものを助けてもらっ
たり、たくさん叱咤激励の言葉をいただいたり、たまには、お誉めの
言葉もいただいたり・・・。
“可愛いねぇ”とか、“お母さんにそっくりだねぇ”とか、
“お父さんに似なくてよかったねぇ”とか・・・(-_-;)
あらためてみなさんには心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました m(_ _)m

・・・といっても、成人まであと10年。
折り返し地点を通過したにすぎません。
しかも、色んな意味でこれからの方が大変なんでしょう?
(どうですか?先輩ダディ&マミーのみなさん)

さて、これから娘がどんなふうに大人の女性へと変わっていくのか、
そして僕が、どんなふうに娘に煙たがれるオヤジになっていくのか(爆)、
これからも逐一、日記にてご報告させていただきます (^0^)v
乞うご期待
coming soon(爆)


最後に、10年前の国内の主だった音楽事情をWikipediaから抜粋してみました。
“歌は世に連れ・・・”あらためて見ると、時間の流れを感じますねぇ
●8cmシングルが徐々に減り、マキシシングルの時代に
●宇多田ヒカル人気、初アルバム『First Love』が700万枚を超す記録的セールス
●GLAYが7月31日に幕張メッセで動員数20万人のGLAY EXPO 99を開催
●『だんご3兄弟』が299万枚の記録的大ヒット
●19が『あの紙ヒコーキ くもり空わって』でブレイク
●浜崎あゆみが『Boys & Girls』でブレイク
●モーニング娘。が『LOVEマシーン』でブレイク
●ポルノグラフィティが『アポロ』で9月8日デビュー
●嵐がA・RA・SHIで11月3日デビュー
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対局。

2009-08-26 | Weblog
最近、娘が将棋にハマっている。
どうもお盆に実家に帰った時に、親父に仕込まれたらしい(笑)

ここ数日、夕食後に対局することが日課になりはじめた(-_-;)
“じゃあ、お風呂の時間までな”と事前に時間制限をして、はじめる。

相手は、将棋を覚えて2週間余り。
しかし、こっちも最後の将棋から約25年ぶり
これが、意外といい勝負をするんだ(爆)

気がつくと、あっという間に風呂の時間。
娘には悪いが、それでも6割くらいの力で対局していた僕は、
2~3手進めて、あっという間に娘に勝ってしまった。

“さ、今日の将棋は終わり風呂に入れよ~

ウォーキングに行くためにジャージに着替えながら僕がそう言うと、
娘は鼻をすすりながら将棋盤を片づけ、将棋盤を持って
うつむいたまま2階の自分の部屋に入って、しばらく出てこなかった。
きっと泣いていたのだろう。

泣け泣け。僕はそう思った。
思いっきり泣け。思いっきり悔しがれ。

その気持ちが、人間を成長させるんだから。
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Shadows Of The Street

2009-08-25 | Weblog
僕が佐野元春のファンであることは、このブログでも何度も公言しているが、
好きな曲を1曲だけ挙げろと言われると、とても無理だ。
でも、5曲挙げろ、と言われれば、なんとかなるかも知れない(笑)

たぶん、この歌もその中に入ると思う。

この歌は、シングル曲でもなければ、オリジナルアルバムへの収録曲でもない。
1986年に発表されたシングル「冒険者たち-WILD HEARTS-」のB面
(当時はまだレコードだった)の曲。
まさに正真正銘のかくれ名曲だ。

それにしても、どうしてこの歌がシングルのA面として発表されなかったのか、
僕にはいまだに理解できない。
それほどまでに完成度の高い佳曲だと思う。

今回、YOU TUBEでこの映像を見つけたのだが、これはレーベルが制作した
オフィシャルPVではない。
アマチュアが創った映像だ。それにしてもよく出来ている。。。

佐野元春 - Shadows Of The Street - PV


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If

2009-08-24 | Weblog
昔、広島市内に「広島アリーナ」というスケート場があった。

ボウリング場も併設された、典型的な高度経済成長期的な
娯楽施設だったが、さすがに今はもう閉鎖されて、
広島市民でも覚えている人は少ないかもしれない。

20年前。
僕は友人にとある女の子を紹介された。
当時、イヤになるほど時間を持て余していた僕は、
あまり深く考えずに、待ち合わせの場所に向かった。
季節は、夏から秋へと変わろうとしていた。
僕は、20歳になって間もなかった。

待ち合わせの場所に現れたのは、広島市内の短大に通う
同い年の女の子だった。
小さな女の子で、ショートヘアが印象的だった。

その後、どうしてそういう話の流れになったのかよく憶えていないが、
僕と彼女は広島アリーナへ行くことになった。
たぶん、まだ残暑が続いていたので、“涼しいところがいいね”的な会話を
交わしたのかもしれない。

僕は、スケートが好きだった。
上手くはなかったけど、それなりに滑れた。
しかし、彼女は生まれて初めてだった。
彼女はスケートリンクの手すりを握りながら、ゆっくりと氷上をヨチヨチと“歩いた”。
もう片方の手を、僕は握ってあげた。
彼女は真面目な子だった。
僕が他愛もない質問や言葉を投げかけるけど、それに“うん”、“はい”、“いいえ”と
答えるのに精一杯で、彼女は転倒しないことに必死だった。
まるで僕と遊びに来たのではなく、スケートを習いに来たような感じだった(笑)



つまらない娘だ。



そう、思った。
そしてその日の夜、スケートから帰ったあと、紹介してくれた友人に僕はその旨を電話で伝えた。
もちろん、“つまらない娘”という言葉にオブラートを何枚も包んで。
結局、彼女とは、それっきりになった。
今では名前も憶えていないし、どこで、何をしているのか、まったく分からない。
それどころか、この日記を書こうと思い立つまで、そんな彼女の存在なんて、すっかり忘れていた。



しかし。



今振り返ると、彼女に対してあの頃と違う印象が僕の中にあることに、自分自身で気づいた。
おそらくスケートに誘ったのは僕の方だったのだろう。
それなのに、イヤな顔ひとつせずについて来てくれて、そして一生懸命、生まれて初めての
スケートにつき合ってくれた。
氷上を“歩いていた”時、彼女の額に、うっすらと汗が浮かんでいたことも思い出した。
(不思議なもので、こうやって書きはじめると、その時の記憶が次々と甦る)
健気で、可愛い女の子じゃないか。



もしも、今の僕なら。



きっと、彼女に交際を申し込んでいただろう。
もちろん、受け入れたか断られたかは、この際、別問題だ。

だけど、後悔はしていない。
僕は何も後悔はしていない。
この出来事だけでなく、生まれて今まで起った出来事、
自分自身で決断した様々な事、すべてにおいて。



だけど、後悔はしていなくても、“If(もしも)”ということは、考えることがある。



誰にでもあるだろう?
“もしも、あの時こうしていたら、どうなっていただろう・・・”
こういう仮想。こういう仮定。こういう妄想(笑)
今回、日記に取り上げたのも、ふいに僕がそんなことを思ったからだ。
“もしも、あの時、僕が“可愛い子だな”と思っていたら、どうなっていただろう”って。

ある人が言っていた。

人生は、年を重ねるごとに“ If”が増えていく、と。
逆説的に言えば、“ If”が多い人ほど、その人の人生は充実している、と。
振り返って、僕には・・・。
来月40歳を迎える僕には、どれだけの“ If”があるのだろう。

昨夜遅く、明日が月曜日だというのに、僕は一人でドライブに出かけた。
その時、かつて広島アリーナがあった場所で信号待ちをした。
信号待ちのわずかな間、僕は紹介されたあの女の子ことを、20年ぶりに思い出したのだ。
しかし信号が青に変わると、僕はギアを変え、アクセルを踏み、再び車を走らせはじめた。

バックミラーを覗くと、広島アリーナがあった場所は、あっという間に暗闇に
呑み込まれてしまった。

僕はアクセルを踏み込んだ。
帰るべき家に向かって。
いつもの日常に向かって。
これからの僕に向かって。
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本当の父の日。

2009-08-23 | Weblog
今日は、朝の7時30分から息子の通う幼稚園の大掃除。

基本的にこのテの学校行事は妻に任せているので、今回も
そのつもりでいたのだが、事前に保護者に配布されていた
“掃除について”のプリントの最後に、※印で、“大きな
物の移動などもあるので、できるだけ男性の方に参加して
いただければ助かります”と書いてあったために、
僕が参加することに(笑)

しかし、いざ行ってみたら、お母さんだらけ(-_-;)
俗にいうママ友さんだ。
みんな朝からテンション高いなぁ
男性(お父さん)もポツポツいるのだが、みんな
どことなく居心地悪そう
僕も同じく転校生の感覚(笑)
いざ掃除がはじまっても、どこをどう掃除していいのか
要領が分からず、右往左往
数少ない顔見知りのママ友さんを見つけたら、できるだけ
その人の近くで掃除する情けなさ(笑)←中学生の恋愛かよ

それでも、息子のクラスの掃除をする時、息子の描いた絵や道具を
見つけて、少しだけ家とは違う息子の側面を見れたような気がした

午後からは、娘の合唱団の発表会。
つい先々週もあったのだが、今回は地元のホールでの発表会。
演目曲も前回と同じなのだが、やっぱり行ってやらなきゃなね・・・。
会場で祖父母と合流し、会場へ。
座席に座ると、適度にエアコンが利いていて、掃除で疲れた心身に
心地いいこと心地いいこと
そのうち発表会がはじまると、その歌声にあわせて見事に寝ていた

午後3時すぎ、帰宅。
即行で和室の布団にもぐりこむ
目が覚めると、真っ暗。
リビングに行くと、子どもたちがTVでビフォアーアフターを見ていた。
まぁ、何ということでしょう~(笑)

夕食を食べて、風呂に入って、今、こうやってPCに向かってる。
今日は、我ながら“父親”に徹した日でした
しかし、さすがにまだ当分は眠れないよ~
明日仕事だけど、どうしよう・・・

どこかに行こうかな
広島の友達に自転車を譲ってもらう約束したから、これから
行ってこようかな
お~いY、このブログ読んでるかぁ~?
これから行っていい?(本気かよ
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