もう半月ほど前の話。
お盆に義兄(妻の兄)の家に行った時に、裏庭にスクーターが
放置されていた。
ずいぶん前から放置されていたのは知っていたのだが、今までは
それほど気にせずにいた。
今回、タバコを吸いに外へ出た時、何気なく近づいて、そのスクーターを
じっくり見てみた。
SUZUKIの「蘭」だった。
中学1年の時だっただろうか。
僕が初めてスクーターを運転したのは。
もちろんそれは公道ではなく、ドラえもんに出てくるような広場でだったが。
夏休みに祖母の家に行った時に、叔父が所有するスクーターを運転させて
もらったのだ。
叔父はものすごくフランクな人だったので、僕のお願いを聞くと「そうか、
お前もそういう年になったかぁ~」と、嬉しそうにニヤニヤしながら、
13歳の僕にスクーターの鍵を渡してくれたのだった。
そんな叔父と僕のやりとりを横で見ながら、真面目な性格の母が「もぉ~、
やめなさい、やめなさいってば!」と困惑顔で制止していたことを
今でもよく憶えている。
そのスクーターが、SUZUKIの「蘭」だった。
その時、広場で乗ったスクーターの爽快さは、今も忘れてはいない。
結局、僕はそれほどバイクには傾倒しなかったけど、クルマが好きな理由の
ひとつに、この時の「これさえあれば、どこにでも、どこまでも行ける!」と
いう、それまで経験したことがなかった快感が、今も身体のどこかに息づいて
いるのかもしれない。
意外な場所での意外な再会。
また、スクーターに乗ってみたくなってきた(^_^;)
お盆に義兄(妻の兄)の家に行った時に、裏庭にスクーターが
放置されていた。
ずいぶん前から放置されていたのは知っていたのだが、今までは
それほど気にせずにいた。
今回、タバコを吸いに外へ出た時、何気なく近づいて、そのスクーターを
じっくり見てみた。
SUZUKIの「蘭」だった。
中学1年の時だっただろうか。
僕が初めてスクーターを運転したのは。
もちろんそれは公道ではなく、ドラえもんに出てくるような広場でだったが。
夏休みに祖母の家に行った時に、叔父が所有するスクーターを運転させて
もらったのだ。
叔父はものすごくフランクな人だったので、僕のお願いを聞くと「そうか、
お前もそういう年になったかぁ~」と、嬉しそうにニヤニヤしながら、
13歳の僕にスクーターの鍵を渡してくれたのだった。
そんな叔父と僕のやりとりを横で見ながら、真面目な性格の母が「もぉ~、
やめなさい、やめなさいってば!」と困惑顔で制止していたことを
今でもよく憶えている。
そのスクーターが、SUZUKIの「蘭」だった。
その時、広場で乗ったスクーターの爽快さは、今も忘れてはいない。
結局、僕はそれほどバイクには傾倒しなかったけど、クルマが好きな理由の
ひとつに、この時の「これさえあれば、どこにでも、どこまでも行ける!」と
いう、それまで経験したことがなかった快感が、今も身体のどこかに息づいて
いるのかもしれない。
意外な場所での意外な再会。
また、スクーターに乗ってみたくなってきた(^_^;)