20.札幌市電と札幌市営地下鉄の取材-さよなら北海道
北海道の最後の朝は再び良い天気になっていた。
6:00a.m.に起床してシャワーを浴び、7:30a.m.頃チェックアウトする。
旅行用バッグをコインロッカーに預け、「北海道フリーパス」で入場し、
ホームにある「弁菜亭」で天ぷらうどん400喰う。
今日は寝台特急「北斗星」で上野に帰るが、
それまでの時間、札幌市電の車両取材と、未取材の電停取材を敢行する。
まずは札幌市営地下鉄の切符売り場に行き、共通1DAYカード1,000を購入する。
地下鉄、市電の全線と一部区間のバスが利用できるカードである。
これを使用し、地下鉄南北線でさっぽろからすすきのまで行き、
いよいよ札幌市電の取材開始である。
地上に出てすすきの電停から250形251号車で電車事業所前電停まで行き、ここで車両取材する。
M100形101号車が営業運転から車庫に戻るところを偶然取材できる。
この車両は1961年に製造された“親子電車”の親の方である。
“M”は“Motor”の略で、電動車の意味である。
この親子電車はこのM100形にTc1形Tc1号車を連結させて2両で運転できるようになっている。
“Tc”は“Trailer car”の略である。
M100形は両運転台で単独でも運転できるようになっているのに対し、
Tc1形は片運転台で運転台の反対側に連結装置が付けらていて、
ラッシュ時にM100形と連結して2両編成として運用された。
しかし連結と分離に手間がかかることから連結されたままで運転されることが多く、
貫通型でないために料金徴収や方向変換などに手間がかかり、
現在ではTc形は廃車となり、博物館で保存されている。
M100形も1両しか存在せず、普段は車庫で眠っていることが多い。
旧塗色のままで営業運転されているM100形は貴重な存在である。
ここでしばらく車両取材したあと、8520形8522号車で行啓通電停に行って電停取材、
8500形8501号車で山鼻9条電停に行って電停取材、
220形222号車で東本願寺電停に行って電停取材、
3300形3301号車で資生館小学校前電停まで行って電停取材する。
資生館小学校前電停から240形244号車で電車事業所前電停まで行って再び車両取材し、
240形243号車ですすきの電停まで行き、ここで地下鉄南北線に乗り換えて中の島まで行く。
昼食は札幌中の島にある「すみれ札幌本店」に行く。
以前に2度来たことがあり、地図をプリントアウトしてこなかったが、ちょっとだけ迷ってしまった。
「すみれ札幌本店」は0:00p.m.前なのに既に店の外まで行列が出来ていた。
しばらく待って入場し、味噌ラーメン850+チャーシュー200を喰う。
独特の濃厚な味噌味のスープには油が浮いていて、そのために最後まで冷めずに喰うことが出来るのだという。
昨日の昼、夜と味噌ラーメンだったので少し食指気味だったが、
それでも“すみれ”の味噌ラーメンは特別である。
満腹で店を出て再び中の島まで行き、地下鉄南北線で終点の真駒内まで行く。
札幌市営地下鉄3000形の車両取材のためである。
真駒内から大通まで戻り、ここで東西線、東豊線の車両取材する。
大通はさっぽろの隣の駅であり、札幌市電の3つの路線の乗換駅となっている。
大通は札幌市電西4丁目電停の乗換駅にもなっていて、
ここから240形248号車で電車事業所前電停に行き、車両取材する。
ここで時間いっぱいまで車両取材し、3300形3303号車ですすきの電停まで行き、
地下鉄南北線でさっぽろ駅まで戻り、JR札幌駅に行く。
お土産などを購入してコインロッカーから荷物を取り出し、売店で駅弁「ふらの和牛弁当」1,130を購入する。
帰りの寝台列車「北斗星」ではディナータイムの予約をしていないため、夕食用に購入した。
さらにホームの立ち売りで明日の朝食用に「SL弁当」1,120を購入する。
立ち売りと云っても正確にはワゴンで売っている。
さらにビールも購入して準備万端整ったところに、
DD51型ディーゼル機関車の重連に牽引された寝台特急「北斗星」が入線してきた。
いよいよ北海道とも別れを告げ、上野への旅が始まるのである。
2008/12/13 21:48
画像:札幌市交通局電車車両センター内のM100形M101号車 撮影時刻 2008/11/17 09:17:10
北海道の最後の朝は再び良い天気になっていた。
6:00a.m.に起床してシャワーを浴び、7:30a.m.頃チェックアウトする。
旅行用バッグをコインロッカーに預け、「北海道フリーパス」で入場し、
ホームにある「弁菜亭」で天ぷらうどん400喰う。
今日は寝台特急「北斗星」で上野に帰るが、
それまでの時間、札幌市電の車両取材と、未取材の電停取材を敢行する。
まずは札幌市営地下鉄の切符売り場に行き、共通1DAYカード1,000を購入する。
地下鉄、市電の全線と一部区間のバスが利用できるカードである。
これを使用し、地下鉄南北線でさっぽろからすすきのまで行き、
いよいよ札幌市電の取材開始である。
地上に出てすすきの電停から250形251号車で電車事業所前電停まで行き、ここで車両取材する。
M100形101号車が営業運転から車庫に戻るところを偶然取材できる。
この車両は1961年に製造された“親子電車”の親の方である。
“M”は“Motor”の略で、電動車の意味である。
この親子電車はこのM100形にTc1形Tc1号車を連結させて2両で運転できるようになっている。
“Tc”は“Trailer car”の略である。
M100形は両運転台で単独でも運転できるようになっているのに対し、
Tc1形は片運転台で運転台の反対側に連結装置が付けらていて、
ラッシュ時にM100形と連結して2両編成として運用された。
しかし連結と分離に手間がかかることから連結されたままで運転されることが多く、
貫通型でないために料金徴収や方向変換などに手間がかかり、
現在ではTc形は廃車となり、博物館で保存されている。
M100形も1両しか存在せず、普段は車庫で眠っていることが多い。
旧塗色のままで営業運転されているM100形は貴重な存在である。
ここでしばらく車両取材したあと、8520形8522号車で行啓通電停に行って電停取材、
8500形8501号車で山鼻9条電停に行って電停取材、
220形222号車で東本願寺電停に行って電停取材、
3300形3301号車で資生館小学校前電停まで行って電停取材する。
資生館小学校前電停から240形244号車で電車事業所前電停まで行って再び車両取材し、
240形243号車ですすきの電停まで行き、ここで地下鉄南北線に乗り換えて中の島まで行く。
昼食は札幌中の島にある「すみれ札幌本店」に行く。
以前に2度来たことがあり、地図をプリントアウトしてこなかったが、ちょっとだけ迷ってしまった。
「すみれ札幌本店」は0:00p.m.前なのに既に店の外まで行列が出来ていた。
しばらく待って入場し、味噌ラーメン850+チャーシュー200を喰う。
独特の濃厚な味噌味のスープには油が浮いていて、そのために最後まで冷めずに喰うことが出来るのだという。
昨日の昼、夜と味噌ラーメンだったので少し食指気味だったが、
それでも“すみれ”の味噌ラーメンは特別である。
満腹で店を出て再び中の島まで行き、地下鉄南北線で終点の真駒内まで行く。
札幌市営地下鉄3000形の車両取材のためである。
真駒内から大通まで戻り、ここで東西線、東豊線の車両取材する。
大通はさっぽろの隣の駅であり、札幌市電の3つの路線の乗換駅となっている。
大通は札幌市電西4丁目電停の乗換駅にもなっていて、
ここから240形248号車で電車事業所前電停に行き、車両取材する。
ここで時間いっぱいまで車両取材し、3300形3303号車ですすきの電停まで行き、
地下鉄南北線でさっぽろ駅まで戻り、JR札幌駅に行く。
お土産などを購入してコインロッカーから荷物を取り出し、売店で駅弁「ふらの和牛弁当」1,130を購入する。
帰りの寝台列車「北斗星」ではディナータイムの予約をしていないため、夕食用に購入した。
さらにホームの立ち売りで明日の朝食用に「SL弁当」1,120を購入する。
立ち売りと云っても正確にはワゴンで売っている。
さらにビールも購入して準備万端整ったところに、
DD51型ディーゼル機関車の重連に牽引された寝台特急「北斗星」が入線してきた。
いよいよ北海道とも別れを告げ、上野への旅が始まるのである。
2008/12/13 21:48
画像:札幌市交通局電車車両センター内のM100形M101号車 撮影時刻 2008/11/17 09:17:10