林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

東北新幹線E5系デザイン発表

2009-02-04 | 鉄道・旅行
今朝の新聞にも載っていたのだが、
JR東日本が東北新幹線の新型車両E5系を発表した。
これは東北新幹線の新青森延伸に合わせて投入される車両で、
デザインはE5系開発のために投入された試験車「FASTECH360」を踏襲したカラーリングである。
この車両は将来の320km/h運転に対応した車両で、
2012年末のダイヤ改正で320km/hでの営業運転を目指す。
2010年10月にはいよいよ新青森延伸が実現し、
その時には新青森までこのE5系が結ぶことになるだろう。
更に5年後の2015年開業を目指して既存の青函トンネルを新幹線対応に改造して、
新函館まで延伸した北海道新幹線も既に工事に入っている。
北海道は飛行機で行く時代から新幹線で行く時代になりつつある。
また東北新幹線が新青森まで延伸する同じ2010年には、
九州新幹線鹿児島ルートの新八代-博多間が開通する。
これは九州新幹線の博多延伸というだけでなく、
同時に山陽新幹線と九州新幹線のレールが繋がることも意味する。
これによって新大阪-鹿児島中央が1本の列車で結ばれることにもなる。
九州新幹線と山陽新幹線の相互乗り入れ用の車両が、
N700系をベースにN700系7000番台として量産先行車が既に試運転に入っている。
2010年には北海道函館と九州鹿児島中央が新幹線で結ばれることになる。
残念ながら1つの編成で結ばれるというのは不可能のようだが、
2度か3度の乗り換えで日本縦断が可能となる日も近い。
勿論、それが本当に必要なものなのかという議論もあるだろうが、
航空機との競争のに勝つためにも、JRとしては日本を結ぶ新幹線が欲しいのも事実だろう。
行政的にももっと包括的に日本の交通体系について考えるべきだろう。
航空業界では採算が取れない路線を廃止する一方で、
地方の空港は未だに作られ続けている。
国土交通省は税金をどのように投入して交通体系を整備すべきか、
大きなビジョンを持って当たるべきである。

JR東日本、新型高速新幹線車両「E5系」量産先行車のデザインを発表 (マイコミジャーナル) - goo ニュース
コメント (2)
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