1.5,000円分のJTB旅行券とスルッとKANSAI3dayチケット
現在は子会社に転籍しているが、今の会社の親会社にいた頃にはリフレッシュ休暇制度があり、
勤続20年で5日間の特別休暇と5万円分のJTB旅行券が支給された。
この制度を利用して2008年11月に北海道一周の旅を企画した。
紆余曲折あったが念願の寝台特急「北斗星」で往復する旅が楽しめた。
しかしこの時にはJTB旅行券を使うことはなく、
JR東日本のみどりの窓口でチケットを購入したのだった。
そのあと、主にスルッとKANSAI3dayチケットの購入などでJTB旅行券を使い、
気がつけば2016年正月の段階で残高は@1,000券×5枚=5,000円分しか残っていなかった。
そこで最後の5,000円分を使ってスルッとKANSAI3dayチケットを購入し、
関西旅行の計画を立てることにしたのだ。
スルッとKANSAI3dayチケットはその名の通り、
関西エリアでスルッとKANSAIに所属している主な私鉄、公営交通の電車やバスが3日間乗り放題になるというもの。
事前に近畿地方以外の旅行会社などでクーポン券を購入、
それを関西地方に行った時に主な交換駅でプリペイドカードと交換、それで自動改札を通過できるようになる。
価格は以前は5,000円だったが消費税8%に合わせて5,200円となった。
それでもJTB旅行券が5,000円分あるのでほとんど足が出ない。
いろいろと検討した結果、ゴールデンウィーク明けの次の週である5月13日金曜日に有休を取得、
13日金曜日から連続する3日間に予定を決行することにした。
4月21日木曜日に千葉県がんセンターを受診するため有休をもらっていたので、
病院の帰りに千葉駅に出て、JTBトラベルゲート千葉でスルッとKANSAI3dayチケットのクーポン券を購入する。
※画像はプライバシー保護のため一部加工してあります。
クーポン券の本体価格は5,200円だったが、手数料が別途1,080円かかってしまい、計1,280円の足が出てしまった。
それでも3日間で1,280円の実費負担ならこの旅はオイシイといえる。
最初の予定では13日金曜日にANAで関空に降りて和歌山地方と大阪市営地下鉄のみ乗車区間の完乗に挑戦し、
14日土曜日は神戸エリアの未乗車区間、15日日曜日は京都エリアの未乗車区間を乗り潰し、
新大阪から新幹線で帰る予定を組もうと思っていたのだが、
そのあといろいろと検討した結果、神戸で山陽本線和田岬支線や北条鉄道の取材も加えることとし、
機動力確保のため13日金曜日に神戸空港で降りて神戸エリアを廻り、
14日土曜日に阪急千里線の乗り潰しも加えて計画を練り直すこととした。
ANAの「旅割75」で羽田空港から神戸空港までのANA411便を予約、クレジット決済した。
またこの予定に合わせて関西旅行の定宿としているヴィアイン新大阪に連泊で予約を入れ、
さらに1ヶ月前を待って05:05JR津田沼駅南口発羽田空港第2ターミナルまでのエアポートリムジンも予約、
4月15日金曜日にJR幕張駅の指定席券売機で帰りの新幹線の指定席特急券と幕張までの乗車券を購入した。
また同じ日にJR西日本「電話予約サービス」で15日日曜日に予定している、
嵯峨野観光鉄道「嵯峨野3号」の10:07トロッコ嵯峨から終点のトロッコ亀岡までのチケットも予約した。
予約したチケットはクレジット決済によりJR西日本エリアのみどりの窓口で受取可能となる
予定通りに予約が出来て、後は当日を迎えるのみとなった。