林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

三都物語2016 その3.

2016-06-24 | 鉄道・旅行

 3.和田岬支線207系と予定変更の北条鉄道の完乗

神戸市営地下鉄海岸線は建設費削減のためにトンネルの断面積を小さくするため、
鉄輪式リニアモーター形式を採用し、車両も一回り小さいミニ地下鉄となっている。
始発駅の三宮・花時計前から9分で和田岬まで行く。
和田岬は地上にJR山陽本線和田岬支線の和田岬駅がある。
以前に神戸に来た時にここで下車して駅取材したことはあるが、
和田岬支線はまだ乗ったことはなく、JR山陽本線で唯一のみ乗車区間でもあった。
そこで今回は移動のためのシュートカットの意味合いも含めて、
この区間を今回のスルッとKANSAI3dayチケットとは別料金になるが、
Suicaで隣の兵庫まで移動することにした。
2010年7月に来た時はスカイブルーの103系が充当されていたのだが、
今回は207系になっていた。

 

これに乗ってとなりの兵庫まで移動する。
和田岬支線は中間駅がなく、そのため和田岬には改札も券売機もない。
その代わり、兵庫駅ではホームから直接外に出ることは出来ず、
兵庫駅の構内に入るためには中間改札を通らなければならない。
一駅区間のみの盲腸線にはこの方式を採用する鉄道会社も多く、
最近体験した路線では名古屋鉄道築港線の大江から東名古屋港の区間、
東武鉄道大師線の西新井から大師前の区間などがあった。
盲腸線の終点を有人駅や自動改札を設置して管理する手間を省くことが出来る。
JR兵庫駅では和田岬支線の中間改札で切符を購入、構内から外に出るのにこの切符を使った。
兵庫駅で南北の駅舎を取材してから徒歩移動で神戸高速・東西線の大開まで行く。
神戸高速鉄道は 神戸市内にターミナルを持つ4つの鉄道を接続させるために誕生した第三セクターで、
神戸市が40%出資し、阪急電鉄、阪神電気鉄道、山陽電気鉄道、神戸電鉄が40%出資して設立された。
もともとは出資比率を10.7%に揃えていたが、阪急と阪神が合併したため、
今では持ち分法適用で阪神阪急ホールディングスのグループ会社となった。
神戸高速鉄道は準大手私鉄に分類されるが、鉄道路線と駅のみを所有し、車両の所有や乗務員などはいない。
大開から隣の新開地に行き、ここで神戸高速・南北線から直通する神戸鉄道粟生行きに乗り込む。
新開地から神戸電鉄有馬線の起点である湊川、鈴蘭台から粟生線に乗り入れて終点の粟生に至る。
予定では以前粟生に来た時に昼食を取った駅に併設のレストランが、
「アオ メルカート」としてリニューアルされていたため、ここで昼食を喰うことにしていたのだが、
午後の予定である北条鉄道の気動車が停車していたため、
急遽予定を変更してフラワ2000形フラワ2000-1に乗り込む。
ここでは1日フリーきっぷを利用することにしていたため、
運転手に申し出たところ、コピーされた紙に手書きで日付と自動印が押されたものを渡された。

 

価格は820円で、本社機能のある終点の北条町駅の窓口に申し出れば硬券と交換してくれるとのこと。
片道22分かけてそのまま終点の北条町まで行く。
途中の法華口ではボランティア駅長の女性の撮影会が行われていた。
終点の北条町での折り返し時間は9分で、まずは窓口に行って1日フリーきっぷを硬券に交換して貰う。

 

硬券の裏面には今日の日付スタンプが押されていた。

 

残りの時間で駅取材をこなし、そのままフラワ2000形フラワ2000-1で粟生まで戻る。
北条鉄道の完乗を終えて粟生で下車して昼食を喰おうと思ったが、
ちょうど神戸電鉄粟生線のホームに5000系が停まっていたので思わずそのまま乗り込んでしまう。
昼食は鈴蘭台まで戻ってたから取ることにしたのだ。

コメント
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