林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

青春の旅立ち-津山扇形車庫と宇野線の旅2.

2016-09-27 | 鉄道・旅行

 2.宇野みなと線の混雑と偶然のLa Malle de Bois

岡山に新幹線が到着したのは09:09で、ここから快速マリンライナー17号に乗り換える。
乗り換え時間は22分で、改札の外には出ずに構内で車両取材する。
快速マリンライナーは瀬戸大橋開通に合わせて登場した岡山と高松を結ぶ快速列車で、
JR西日本とJR四国の管区を直通する。
2003年10月からはJR西日本223系5000番台+JR四国5000系を使用している。
所属会社が違い、車番も全然違うが2つの車両は仕様を統一している。
高松方JR四国5000系先頭車は2階建て車両となっていて、
2階はグリーン車、1階は普通車の指定席になっている。

 

09:32に岡山を出た快速マリンライナー17号は妹尾に停まった次に茶屋町に停車する。
茶屋町は瀬戸大橋線と宇野線との分岐駅ともなっていて、
ここで下車して宇野線との乗り換え時間27分を使って駅取材して宇野線に乗り換える。
宇野線は“宇野みなと線”の愛称が付けられていて、終点の宇野まで24分で結ぶ。
茶屋町駅は島式2面3線の高架ホームを有し、中線は両方の島式ホームに挟まれている。
基本的には1番線が瀬戸大橋線上り、4番線が瀬戸大橋線下りが使用、
両方のホームに接する中線は宇野線が発着する。
瀬戸大橋線の上下線から直接乗り換えられるように敢えて中線に設置されている。
早めにホームに上がり、入線してきた宇野みなと線の車内で発車を待つ。
宇野みなと線は終点の宇野からは四国の高松を結ぶフェリーの四国フェリーが発着しており、
電車に乗り合わせた外国人からも「Uno,OK?」と訊かれた。
宇野みなと線は思ったよりも混雑しており、
瀬戸大橋が出来た今も四国への連絡の一翼を担っているのだ。
宇野駅はかつては国鉄の宇高連絡船も発着していて、その頃と比べると寂れた間も否めない。
駅舎取材をしてから予定していたラーメン店「げんこつ屋」に行って、
野菜てんこみそら~めん700円を喰う。
駅に戻る途中にホームに見慣れない列車が停車しているのを見かけた。
岡山駅のポスターで見かけた観光列車「La Malle de Bois」である。
早めに入場してこの電車の車両取材する。

 

観光列車「La Malle de Bois」は「ラ・マル・ド・ボァ」と読み、
フランス語で「旅行鞄」の意で、
宇野みなと線に投入された213系改造車である。
岡山と宇野を約1時間で結び、上りのラ・マルせとうち上りは、
宇野を15:00に発車し岡山へは16:00に到着する。
下りは岡山を10:11に出て宇野に11:10に到着するので、
到着してそのまま回送する場所がないためホームに停車していたのだろう。
これを十分に取材してから11:38宇野発の上り列車で茶屋町まで行き、
ここで瀬戸大橋線に乗り換えて岡山まで戻ることにする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする