10.新駅舎開業初日の千葉駅-旅の終わり
特急「あずさ」は総武快速線の線路を進んで20:50に千葉に到着する。
ここから総武緩行線に乗り換えて帰るのだが、
JR千葉駅は2016年11月20日に新駅舎が開業した。
昨日千葉に到着した時には開業一日前だったが、今日は開業初日となった。
そこで開業初日の千葉駅の様子を少し見てみることにする。
昨日立ち入り禁止だった3階に上がる階段が今日は解放されていた。
逆に地下に行く階段は閉鎖されていた。
新駅舎開業に合わせて新しいテナントが多く入り、
その中には「松戸富田麺業」も入っていた。
この店はつけ麺の有名店で、この日も長蛇の列だった。
駅構内のために駅ナカのスタッフが列を整理していた。
駅ナカ終了までは特急が到着した段階であと10分しかなかったが、
未だに行列は途切れることはなく、いつになったら最後の客が食べ終わるのだろう。
ほかに東京駅で観たことのある駅弁店も入っていた。
改札内にはJR東日本のほかの駅でよく見られるペリエも入っている。
夜も深い時間になってきたので利用客は少なくなっているが、
それでもコンコースには多くの人が行き交っていた。
改札を出て切符売り場はこんな感じになっている。
suicaチャージ専用機が3台設置され、直接suicaを置くだけチャージできるようになっている。
他だしこれは現金専用のようで、ビューカードのクレジット機能からの引き落としは出来ない。
外から見た正面はこんな感じになっている。
JR千葉駅の駅舎前には千葉都市モノレールの駅舎があり全景は見られないが、
3階まで続く4列のエスカレーターと同じ幅の階段が見られる。
ただ、今回の開業はあくまで3階コンコースと店舗の一部だけであり、
4階の駅ナカと駅ビルは2017年夏、
今まで使っていた1階と地下は2018年夏以降の開業予定である。
そのためこの先もまだ一部新駅舎が共用されながらも工事は続いていく。
工事中の千葉公園方面の跨線橋からは松本から乗ってきた特急「あずさ」が見て取れる。
再び入場してコンコースを進むと全列車の行き先を伝える掲示板が見渡せる。
今までの電光掲示板がデジタル表示に変わっていた。
1番線、2番線ホームに行き、21:14発の総武緩行線で帰宅する。