林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

青春のリグレット-久留里線と東金線の旅5.

2017-12-08 | 鉄道・旅行

 5.青春の残り火とピーターパンな旅の終わり

12:06に木更津駅を出たキハE130形は46分かけて久留里まで行く。
以前はタブレット閉塞だったが、今は信号機が設置されてそれに従って走る。
久留里線は横田、久留里で車両交換をする単線であり、
以前はこの2つの駅でタブレット交換が行われていた。
久留里線は木更津から久留里までが千葉県営鉄道久留里線として1912年に建設され、
1923年に国有化され、将来的には木原線と接続することになっていた。
1936年に久留里から上総亀山まで延伸されたが、
その先上総中野までは建設されず、大原から敷設した木原線の区間は廃止され、
第三セクターのいすみ鉄道に転換された。
久留里から木更津始発で1日17本設定されているが、
そのうち12本が久留里止まりで終点の上総亀山まで行く設定は1日5本しかない。
12:06始発の列車も久留里止まりだった。

 

久留里駅まで乗ってきた列車は暫く止まっていて、
次の下り列車が到着するのを待って木更津行きとして発車する。
ホームで待っていると上総亀山行きのキハE130形が2両編成で到着した。

 

久留里から先は居住者も少なく、利用者も少ないと思ったが、
木更津から来た列車はかなり混んでいて立ち客もいたほどだった。
久留里で乗り込んだ時には分からなかったが、
終点の上総亀山で下車した時にその理由がなんとなく分かった。
この駅は無人駅のために運転手が下車する客から切符を回収するのだが、
その時に青春18きっぷを提示して下車する客が結構いた。
そう云えば青春18きっぷの夏季の利用期間は7月20日から9月10日までで、
9月94日はまだ青春18きっぷの利用期間だったのだ。
特に首都圏から新幹線などを利用せずに青春18きっぷだけで来られる久留里線は、
最後に残った1日分の消化のためにはちょうど良い路線と云える。
たぶん、残った1日分を使い切るためにここに客が集まったのだろう。
15分の停車で折り返し、1時間9分で木更津まで戻る。
予定では一度君津まで行き、始発で千葉まで戻ることにしていたが、
大分前の調べだったのか予定していた列車が運行されておらず、
15:45久里浜行きの快速でそのまま千葉まで行くことにした。
JR千葉駅では9月7日木曜日にペリエ千葉の2階から7階が開業しており、
その2日ごということもあってかなり混んでいた。
3階にも直接出られる改札口が設置されていたが、SuicaなどのICカード専用だった。
構内のピーターパンJrでパン2個を購入する。

 

総武緩行線で帰宅し、家に戻ってからフォカッチャドッグと塩バターロールを喰う。
今日、東金線と久留里線の久留里から上総亀山までを乗り潰し、
これで漸く千葉県内の全ての旅客路線を乗り潰すことが出来た。

コメント
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