林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

わたらせ渓谷鐵道完乗の旅4.

2018-08-09 | 鉄道・旅行

 4.わ鐵-2つのトロッコ列車と予定外の足尾

わたらせ渓谷鐵道には2つトロッコ列車がある。
以前からあった4両の客車をディー責め機関車が牽引する「トロッコわたらせ渓谷号」と、
2012年4月より運行を始めた「トロッコわっしー号」があり、
こちらは2両の気動車を連結された車両である。
1両は窓のないトロッコ列車でもうひとつは一般的な窓のある気動車となっている。
今回はこのトロッコ気動車「トロッコわっしー」で神戸まで行き、
ここで昼食後に一般車両に乗り換えて終点の間藤まで行く。
車掌から購入したトロッコ整理券は自由席扱いで、空いている席に座る。
トロッコが走り出すと社内に流れ込んでいる風が気持ちよい。
大間々では駅前に旧車両が展示されているのが見て取れた。
桐生から大間々までは2003年5月に乗ったことがあるが、
その先は未乗車で、今回の旅は間藤までの乗り潰しが主な目的であった。
間藤を過ぎると山の中を進んでいくことになり、車窓はみどりで溢れる。

 

09:30に桐生を出発した「トロッコわっしー1号」は56分かけて神戸に到着する。
神戸駅には東武鉄道のデラックスロマンスカーの中間車両2両を留置し、
列車レストラン「清流」が開業しており、ここで昼食を喰うことにしている。
「トロッコわっしー1号」は10:26に神戸に到着する。

 

因みに「神戸」は「こうべ」ではなく「ごうど」と読む。
事前の調べでは「レストラン清流」は11:00p.m.開店になっていたため、
34分の余剰時間があったため少し駅前を散策、
駅に戻って「清流」の車両取材をしたのだが、11:00a.m.前なのに既に開店していた。
そこで先に食事をすることとして「レストラン清流無題」に入り、
前から狙っていたやまと豚弁当1,030円とミニそば200円をオーダーする。
ここからは12:29神戸発の普通で終点の間藤まで行くことにしていたが、
レストランの入口に張ってあった時刻表で、
11:41に「トロッコわたらせ渓谷3号」があることを知る。
これはディーゼル機関車牽引の客車列車で、これに乗れたら乗ろうということになる。

 

入線してきた列車の車掌に交渉したところ、空きがあるということで、
ここでもトロッコ整理線510円を車掌から購入してトロッコ列車に乗り込む。
列車は足尾行きであるが、折り返しの列車に乗り込むためには通洞の方がいいと案内があり、
多くの乗客がここで下車して折り返し列車に乗り込むことにした。
終点の足尾では構内踏切をトロッコ列車が自ら遮り、
上り列車の発車を待たないと動かすことが出来ない。
これが通洞で上りを待った方がいい理由だったのだ。
上り列車が発車したあとでトロッコ列車が間藤側に移動していった。

 

これで構内踏切を通じて駅舎に出ることが出来る。
予定していなかった足尾駅の取材だったが、
駅前には気動車2両、貨車3両、それに作業用の車両などが静態保存されていた。
駅舎取材のあとに気動車キハ30形35号車、キハ35形70号車、
ガソリン専用タンク車タキ35811、濃硫酸専用タンク車29312
それに緩急車ヨ8928などを取材してもともと乗る予定にしていた列車を待つ。

コメント
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