7.高輪ゲートウエイ駅-近未来駅舎と青春の始まり
西日暮里から外回りで高輪ゲートウエイまで行く。
この駅は2020年3月14日に新規開業した、
山手線、京浜東北線の新駅で、品川と田町の間に設置された。
高輪ゲートウエイは島式2面4線の地上ホームを有する、
山手線及び京浜東北線の駅である。
橋上駅舎化され、改札からペデストリアンデッキに出る形になっている。
1番線は山手線内回り、2番線は山手線外回り、
3番線は京浜東北線北行、4番線は京浜東北線南行が使用する。
品川駅同様、方面別にはなっておらず、路線別ホームとなっている。
開業にあたって東京車両センターの用地の一部を流用、
東京オリンピックに合わせて2020年3月14日に暫定開業させた。
そのため駅の一部の出入り口はまだ工事中であり、
本開業は2024年予定である。
駅舎をデザインしたのは隈研吾氏で、
新国立競技場と同様、木のぬくもりを感じる駅舎である。
ホームは屋根に覆われているのだが、
光を通す膜が採用され、ホームには暗さを感じさせない。
ホームの壁はガラス張りになっており、これも光を通す。
さらに東京車両センターに隣接されて設置されたため、
2階改札内からは留置されている車両を眺めることも出来て、
これに合わせてベンチも設置されている。
改札内には案内用のロボットが配置され、
乗客の質問などに答える。
更に警備も専用ロボットが担当しているが、
係員が寄り添っての運用で、何だか本末転倒のような気もする。
改札内には更に無人のコンビニ「TOUCH TO GO」もある。
完全無人だが、場合によっては案内する係員がいる場合もある。
これらを十分に取材し、更に駅前も散策して都営浅草線泉岳寺駅の入り口まで歩く。
距離は約300mで乗り換えには十分な距離である。
折角なので今年の夏季の青春18きっぷをこの駅で買うことにした。
このあと山手線の駅取材を続行する。