8.山手線駅再取材-神田駅と田端駅
高輪ゲートウエイから山手線内回りに乗り込み、
山手線駅再取材を再開する。
まずは神田に行きここで駅取材する。
JR神田駅は島式3面6線の高架ホームを有する、
山手線、京浜東北線、中央快速線の駅である。
山手線、京浜東北線は方面別ホームが採用され、
1番線は京浜東北線南行、2番線は山手線外回り、
3番線は山手線内回り、4番線は京浜東北線北行が使用する。
中央快速線は5番線は上り、6番線は下りが使用する。
中央快速線は東京発着で山手線、京浜東北線よりも高い位置にあり、
神田を出てから更に高架で3階ホームにアクセスする。
また下り方面は神田を出てから大きく弧を描き、
旧万世橋駅があった部分を通過、中央・総武緩行線の御茶ノ水駅に接続する。
甲武鉄道が起点駅と開業させたのが万世橋だが、
東京駅の開業に伴い1919年3月1日に万世橋から東京駅まで延伸、
その途中駅として新規開業した。
1925年11月1日には東北本線が秋葉原から延伸した。
駅近くの高架橋には煉瓦造りが残る場所もあり、
古き良き時代の東京の名残が感じられる街でもある。
以前神田駅を取材したのは2002年7月13日で、
既に18年が経過しており、大幅なリニューアルはないものの、
駅入り口のデザインは変更されておりこれを取材した。
このあと山手線内回りで田端まで行く。
JR田端駅は島式2面4線の地上ホームを有する、
山手線、京浜東北線の駅である。
北口は橋上駅舎化され、方面別ホームが採用されており、
1番線は京浜東北線北行、2番線は山手線内回り、
3番線は山手線外回り、4番線は京浜東北線南行が使用する。
北口を出たところには田端ふれあい橋があり、
またJR東日本東京支社の最寄り駅でもある。
現在の東北本線は日本鉄道によって敷設された路線であり、
上野から熊谷の区間は1883年7月28日に開業している。
しかし田端に駅が出来たのは1896年4月1日で、
同年12月25日には現在の隅田貨物駅を経由した南千住にアクセスする、
常磐貨物線と、南千住から土浦までの区間が開業する。
現在の常磐線は開業同時のこの区間は海岸線と呼ばれていた。
山手線は日本鉄道が自社路線と官設鉄道(現・東海道本線)を繋ぐため、
赤羽から分岐して品川までを結ぶ品川線として、
1885年3月1日に開業させたものが始まりで、
1903年4月1日に池袋信号所から田端までの大塚支線が開業、
この時同時に池袋信号所が駅に昇格している。
日本鉄道は1906年11月1日に国有化され、
1909年10月12日の線路名称制定で、東北本線所属となる。
この時山手線は赤羽から品川と池袋から田端の区間とされた。
大塚支線が正式に山手線となったのは1972年7月15日で、
この時池袋から赤羽の区間を赤羽線として分離している。
この赤羽線は1985年9月30日に埼京線の一部に組み込まれた。
この時は全く気付かなかったが、家に戻って自分のホームページを見てみたら、
この駅舎は2012年4月7日に取材済みであった。
つまり全く無駄な仕事をしたことになる。
とほほ・・・。