林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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「甲種回送2008」リフレッシュ休暇北海道一周の旅18.

2022-02-22 | 鉄道・旅行

  18.北海道縦断普通列車の旅と旭川「梅光軒」の味噌ラーメン

根室本線幾寅駅は映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地として有名な駅である。
しかも凄いことに、この駅の看板は「幌舞」となっているのである。
北海道にありそうな駅名であるが、実際にこういう名前の駅はない。
映画「鉄道員(ぽっぽや)」の中に出てきた架空の駅なのである。
映画のロケ地としてオープンセットを残すのはいいが、
撮影時に使った架空の駅名表示板まで残されているのである。
これはたぶん全国でも例のないことだろう。
言い換えれば嘘の駅名が鉄道会社公認のもとに付けられているのである。
それほどまでにこの映画がこの地に残した財産が大きいのかもしれない。
幾寅から一端下り列車で一つ前の落合まで戻る。
ここで7分の乗り換え時間の間に駅舎取材を強行する。
この落合は無人駅だが列車交換が出来るように相対式2面2線の線形で、
しかもちゃんと跨線橋まで設置されている。
落合で再び上り列車に乗り、53分掛けて富良野まで行く。
富良野での乗り換え時間はわずか4分で、勿論駅取材をしている時間はない。
この駅は以前訪れたことがあり、既に取材済みのためにそのまま乗り換える。
富良野から富良野線に入り、38分掛けて美瑛に行く。
美瑛での乗り換え時間は33分である。
この駅に着く頃になると既に雨が止んでいた。
この駅は石造りの駅舎として重厚な外観であり、それだけで名所となっている。
またテレビのCMやモーニング娘。のプロモーションビデオに使われるなど、
CMやプロモのロケ地としての価値もある。
さらに美瑛にはセブンスターの木をはじめ、おおくのCMロケ地が有名である。
かつてたばこの「セブンスター」のパーケージのモデルとなった木が近くにあるということだったが、
乗り換え時間が33分しかないために見学は断念する。
駅舎取材のあと、近くにあったコンビニでパンを購入し、駅の待合室で喰う。
近くに食堂もあったが、さすがに33分で駅舎取材も丁寧にするとなると時間がない。
駅の待合室には「美瑛カレーうどん」のポスターが貼ってあった。
美瑛はカレーうどんで有名らしい。
どうでもいいけれど、北海道はやたらとカレーを名物に取り入れようとする傾向ある。
美瑛カレーうどんに未練を残しつつ、14:23の列車で旭川を目指す。
33分の旅で旭川に到着する。
これで新得から旭川まで北海道を縦断したことになる。
旭川に到着して改札を出て、駅前の歩行者天国を歩いて「梅光軒・本店」に行く。
ここは以前に北海道に来たときにも入ったことのあるラーメン店である。
3:00p.m.を過ぎて漸く昼食にありつける。
既に昼のピーク時間を過ぎていたため、直ぐに座ることが出来た。
前回は店の外まで行列が出来ていたように記憶している。
オーダーは味噌ラーメン750円+味付け半熟玉子100円。
旭川と云えば“醤油”だか、味噌ラーメン好きなので“味噌”をオーダーした。
濃厚でありながら、作りすぎていないところがいい。
くどすぎる味噌ラーメンにはリピーターになりたくない。
といって、緩い味噌ラーメンも喰う気がしない。
その頃合いを辨えて作られていると思う。
漸く空腹を満たして再び旭川駅に戻る。
今回の旅での一つの課題に挑戦するためである。

2008/12/06 18:08

画像:夜の帳が降りたJR旭川駅 撮影時刻 2008/11/16 16:18:46

初出:++RAIL/れいの日記 2008年12月23日15:53

※転載:鉄道系SNS「++RAIL」/個人日記「れいの日記」


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