17.エヴァなあおなみ線とリベンジ-近鉄とJRの八田駅
メイカーズピアからあおなみ線金城ふ頭駅まで戻り、
入線してきた車両に乗り込む。
金城ふ頭駅で乗り込んだあおなみ線1000形05は、
綾波レイのラッピング車両だった。
綾波レイはアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターで、
エヴァンゲリオン零号機のパイロットである。
何故、綾波レイなのか分からなかったが、
名古屋まで戻り、そこでパネルを発見して漸く訳が分かった。
それは「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、
2020年6月27日に公開されるのに合わせ、
「エヴァンゲリオン中京圏プロジェクト」として、
あおなみ線を「あやなみ線」として、映画とタイアップしているようである。
つまり、路線名による駄洒落がタイアップの原点のようだ。
名古屋まで戻っても3:00p.m.過ぎで、
帰りの新幹線までにはまだ3時間の余裕がある。
名古屋はJR東海だけではなく、近鉄線や名鉄線も接続する。
そこで残りの3時間で私鉄の車両取材をしようと思い、
まずは目に付いた近鉄の名古屋駅に行ってみた。
そこで運賃表の路線図を見て、下車する駅を探したところ、
そこに昨日地下鉄で訪問する予定にしていて、
大雨で断念した八田駅があったことに気付いた。
昨日の予定では地下鉄で訪問し、
JRと近鉄の駅の駅は駅舎取材のみを予定していたが、
折角なので近鉄で八田駅まで行き、ここで駅取材してから徒歩移動で、
JR東海の八田駅を取材してJRで名古屋駅まで戻る。
まずは近鉄普通列車で近鉄八田まで行く。
直ぐには改札を出ず、ホームで通過する列車の車両取材などする。
近鉄八田駅は島式2面4線の高架ホームを有する名古屋線の駅で、
1番線が下り待避線、2番線が下り主本線、
3番線が上り主本線、4番線が上り待避線となっている。
通過する21000系「アーバンライナーplus」を撮影。
そのほかにも何回か通過する列車や停車する列車を撮影、
列車撮影を堪能してから改札を出て駅舎取材した。
このあと近接するJR八田駅に行き、ここでも駅舎取材する。
改札を入場し、ここでも通過列車を取材する。
JR八田駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の高架ホームを有する関西本線の駅である。
単式ホームの1番線が下り主本線、
2番線が上下線の待避線、3番線が上り主本線となっている。
ここで通過列車などの撮影に興じていたら、日は少しずつ傾きかけてきた。
人間の目では午前も午後も陽の光はそれほど変わらないように感じるが、
レンズを通すと陽が緩くなっているのがよく分かる。
4:00p.m.過ぎまで八田駅で車両取材し、隣の名古屋まで戻る。
名古屋駅でも停車車両や通過する貨物線の機関車などを取材した。