6.LaQuaの賑わいと赤い電車-後楽園駅
新大久保から新宿まで戻り、丸ノ内線に乗り換え後楽園に行く。
乗り込んでから路線図を見て思ったのだけれど、
後楽園に行くなら新大久保から池袋に出て、
ここから丸ノ内線に乗り換えた方が早かった。
家に戻ってから「駅すぱあと・2020/11第3版」で確認したところ、
新大久保駅で駅舎を取材した時間は10:15a.m.なので、
ホームに上がり、電車に乗れる状態で10:20a.m.と仮定して、
新宿から東京メトロ丸ノ内線で後楽園まで行くと、
10:22新大久保-山手線・内回り-10:25新宿[11]
10:36新宿-東京メトロ・丸ノ内線・池袋行-11:04
新宿は新大久保まではひと駅だが、
丸ノ内線で新宿から後楽園までは13駅であり、
かなり大回りになる。
それに地下鉄でもショートカットするなら、
四谷で南北線乗り換えもありである。
これが新大久保から池袋乗り換えで後楽園に行くと、
10:26新大久保-山手線・外回り-10:32池袋[4]
10:36池袋-東京メトロ・丸ノ内線・荻窪行-10:43後楽園
となり、約20分の時間短縮になったのだ。
東京メトロ後楽園駅は丸ノ内線及び南北線の駅である。
丸ノ内線は相対式2面2線の高架ホームを有している。
ホームは駅ビル「メトロ・エム後楽園」を貫通する形で設置されており、
ビルの側面に高架今日に直通する出入り口が設置されている。
駅ビルとホーム長がほぼ一緒である。
南北線は島式1面2線の地下ホームを有している。
路線の走行位置が地下37.5mに位置しており、
地下6階部分にホームが設置されている。
3番線は赤羽岩淵方面、4番線は目黒方面が使用する。
駅ビル「メトロ・エム後楽園」は東京メトロの子会社が運営する。
営団地下鉄時代には直営されていた。
また都営三田線及び都営大江戸線の春日駅も連絡通路で結ばれており、
乗換駅として機能している。
後楽園に最初に駅が出来たのは営団地下鉄時代の、
1954年1月20日に丸ノ内線である。
駅ビルは1994年4月に完成した。
南北線の開業は1996年3月26日である。
営団地下鉄は2004年4月1日に民営化に伴い、東京メトロとなった。
ここでラーメン専門店「はぐれ雲」で鶏味噌そば850円、卵かけごはん150円を喰い、
このあと後楽園駅に戻って丸ノ内線に乗り込む。
後楽園の名称はかつてあった遊園地や野球場の名前で、
現在の東京ドームの前身の読売ジャイアンツの本拠地であった。
後楽園ゆうえんちは東京ドームアトラクションズと名称変更した。
場所が狭いためジェットコースター「サンダードルフィン」は、
「ビッグ・オー」という大観覧車の中を潜る。
この観覧車はセンターレスの観覧車のため、
その中をジェットコースターが潜ることが可能なのだ。
更にこのジェットコースターは隣接する、
温浴施設とショッピングセンターの複合施設「LaQua」の壁の一部も潜る。
都心の真ん中で場所が狭いたが、
そのことを逆手に取ったレイアウトで面白い。
このあと後楽園駅の丸ノ内線ホームに入場する。
ここで2000系の取材をする。
丸ノ内線2000系は銀座線1000系と同様、
ステンレス車体の02系から赤く塗られた車体になり、
02系の前の2000形を踏襲したデザインである。