この焼け付く暑さの中、車で1時間半ほどのところへ出かけてきた。
喉の渇きを潤そうとふらりと寄ったスーパーは、中米や東南アジア系から中東とさまざまな国の方が買い物をしている。
次に行ったリサイクルショップでは、日本人率は高かったもののやはり国際色豊か。
帰りがけに寄った先とは違うスーパーでも、エキゾチックなグループが楽しげに買い物をする姿を見かけた。
ちょいとご無沙汰をしていただけで、なんとも町の様相が変化している。
いや、私の住む地域にも多くの国の人々が居住してきているのだから、より町となるところではもっともな変化なのだろう。
国際化と簡単に言い、素晴らしいことのように謳いあげるけれど、それは人間が善の塊の場合ならば何の不安も軋轢も生まない。
けれど、悪意はなくとも生まれ育った環境の違いから来る考えの違いやモラルは、いかんともしがたい溝をつくるのだ。
違う国に来て住んで学びあるいは働いている人たちと、その人たちがあるもとよりの地域の人たちの間で、反目と憎悪が芽吹かないことを心配する。
通りすがりの旅人は、目に映る光景に一抹の不安を感じた、やりきれない暑さの一日であった。
喉の渇きを潤そうとふらりと寄ったスーパーは、中米や東南アジア系から中東とさまざまな国の方が買い物をしている。
次に行ったリサイクルショップでは、日本人率は高かったもののやはり国際色豊か。
帰りがけに寄った先とは違うスーパーでも、エキゾチックなグループが楽しげに買い物をする姿を見かけた。
ちょいとご無沙汰をしていただけで、なんとも町の様相が変化している。
いや、私の住む地域にも多くの国の人々が居住してきているのだから、より町となるところではもっともな変化なのだろう。
国際化と簡単に言い、素晴らしいことのように謳いあげるけれど、それは人間が善の塊の場合ならば何の不安も軋轢も生まない。
けれど、悪意はなくとも生まれ育った環境の違いから来る考えの違いやモラルは、いかんともしがたい溝をつくるのだ。
違う国に来て住んで学びあるいは働いている人たちと、その人たちがあるもとよりの地域の人たちの間で、反目と憎悪が芽吹かないことを心配する。
通りすがりの旅人は、目に映る光景に一抹の不安を感じた、やりきれない暑さの一日であった。