どうしてこのタイトル?という感じで始まってみる。
まったくもう、健気に赤く色付いたワイルドベリーの可愛さに、ぼろぼろな気持ちを奮い立たせ写真を撮ったってことかしら。
それから、一粒一粒口に運んで、ふんわりと鼻に抜ける華やかな香りと素朴な酸味と甘さが口の中に広がるのを確かめた。
「妖精の果実」といった趣で、撒き散らされた悪意に曝されてくたびれ果てた私の心と体に、ささやかな癒しをもたらすのだ。
でもなんか、ティースプーンで海水を運んで塩を作るような、風の通り道で砂絵を描くような、そんなイメージの行についている感じの今の仕事、結構しんどい。
もっとも、それもこれも、因果応報、業なのだろうかと、思い当たりつつ諦めもある。
だから、悟りを開くための修行と考え、明鏡止水を心がけ、日々責務にあたりたい・・・んん、頑張ろう。