rock_et_nothing

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冷凍庫購入 梅雨は嫌いだけれど必要ね

2022-06-25 23:42:52 | 日記
とうとう冷凍庫を購入した。
これで、ブルーベリーやラズベリーの急いでジャムに加工しなくてもよくなったし、冷凍ベリーをゆっくり楽しめるようにもなった。
かといって、業務用とかの超大容量ではないから意外とすぐに満タンになりそうだけれど、加工や消費に追われるのはきつかったので、ひとまず気分が楽になる。

ところで、今年の梅雨はどうしたものか、入梅宣言はあったものの降水量は夏を乗り切るのにこのままでは不十分すぎではないか。
特に昨日よりの33度越えの気温と強い風、照りつける日差しで、畑の植物は葉を裏返しにして蒸散を防いでいる。
我が家の大事なラズベリーやブルーベリーも、後発組の実は大きくなれないでいる。
その分、熟すスピードは上がっているようだ。
つまり、また農産物の生産量が安定しないということが言えるだろう。
命の基本である食べ物を生産する農業は、天候に左右される不安定要素を除くことは難しい。
国内の農業をないがしろにする政策を届けてきた日本政府は、現在の戦争や各国の気象異常でダメージを受けた食糧生産で輸入がままならなくなり、食品価格が高騰してきたのを受けて、農業に更なるコストダウンを望んできた。
政治家も官僚も、天上界からは地上のことがよく見えないらしい。
形ばかりの研修など、現実を知る手がかりにはならないし、もちろんきちんと知ろうともしていない。
食料は、生産してくれる国から買い付けて輸入するのが賢いなどと、本気で思っているのだろうか。
そうできるのは、世界情勢も、自国の国力も、地球環境も変化しないという前提の下に成り立つのだ。
このエネルギーや食料の高騰により生活を圧迫している現状に、世界各国では、抗議や暴動が起きている。
あれほど世界に倣えと国民を鼓舞しながら、物言わない国民に仕立て上げたこの約150年間、世界一おとなしい国民が出来上がった。
おそらく、このままで行くならば、日本人は絶滅危惧種に認定されるだろうし、幻の民族となるだろう。
微塵も雨の兆しのない中で、この陰鬱さは増すことしか知らないようだ。