rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

2024年12月14日 ふたご座流星群

2024-12-15 17:46:08 | 空・雲・星・太陽たち
待ちに待ったふたご座流星群がやってきた。
しばらく前から天気予報のチェックを欠かさずして、ワクワクした気持ちを楽しんでいた。
ところが、いよいよ13日から14日にかけて極大期と思ったなら、雲が夜空を遮り朧に月の場所がわかるくらいだった。
仕事の疲れもあいまって、意気消沈してその夜は就寝した。
さて、次の日の夜、前日とは打って変わっての空模様、満月前の月は煌々と月影を成すほど輝いていた。
諦めの悪い私は、21時に外へ出た。
青白い光に満たされた外は、冷えた空気にピリリとしていて、眩しいくらいの月の近くには木星が存在感を誇示していた。
わかりやすく馴染み深い星の他は、月の光にかき消されていたけれど、つきと木星のあたりから、オリオン座に向かって光が走った。
条件がよければ、かなり強い光を放つ流星だったことが伺われた。
その後、30分間で4つの流れ星を見られた。
いずれも放射点がふたご座とわかりやすいもので、うちひとつは流星痕を残すほど煌くものがあった。
あまり粘ると風邪を引きそうなので、ひとまず室内で体を温めて、22時あたりからまた30分間星を眺めた。
冷え込みは時間が経つほどきつくなり、足元は霜柱のザクザクとした音を立てるほどになっていた。
その間、見えた流れ星は6個。
月明かりで観測条件がよくないにもかかわらず、これだけ見られたことに感謝をして今年のふたご座流星群と別れを告げた。
流星群を見るためだけでなく、冬の星空は美しい。
寒さにめげないで、これからもしばしば夜空を仰ぎ見たいと思っている。