Artur Rubinstein plays Liebestraum nº3 Liszt
今日、10月22日はフランツ・リストが生まれた日なのだそうだ。
朝からドビュッシーの”月の光”を聴いていたが、それならばとリストの音楽をかけている。
我がコレクションは、ユンディー・リー演奏によるもの。
”愛の夢”第3番「おお、愛しうる限り愛せ」は、甘く優しく語り掛ける音楽。
これ以上ないほどロマンチックで、恋の幻想に浸るにはうってつけともいえよう。
今また性懲りもなく、シラノの世界にどっぷりとはまっているせいだが、ロクサーヌにささやくシラノといった風情を感じる。
ちなみに自分としては、ささやかれるロクサーヌよりもささやくシラノになりたい気持ちが強いだろうか。
さて、これでリストを弔うことができたか。
忘却は、決定的な死を意味し、自分が最も恐れるものであるから、そう思うのかもしれないにしても。
John Ogdon plays Liszt "Liebesträume" No. 1
Liszt Liebestraum No. 2
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