カラス害より奇跡の復活
今日は初夏の陽気、気持ちよく晴れ渡る空が眩しい。
花粉も落ち着いたので、二ヶ月ぶりの布団干しに、外で洗濯物を乾かした。
ブルーベリーたちもかわいらしい花を鈴なりに咲かせ、柔らかな葉を茂らせ始める。
以前ここに書いた、カラスのイタズラによって哀れな姿に変えられたブルーベリーの苗木が、見事新芽を出して復活を遂げた。
悲惨な事件発覚後、毎日のように励ました甲斐があったのか。
また、そのときに切り取られた枝を挿したものも根付いたらしく、カラスの仕業が帳消しになったわけではないけれど、とりあえず安心できた。
今まで植物に興味を持たなかった家人が、このブルーベリー栽培拡大事業を展開するようになってから、かいがいしくブルーベリーやブラックベリーを見回るようになった。
プランターで栽培していた木を露地に下ろしてようやく新たな環境に馴染んできた今、挿し芽をしたくてうずうずと、どこの枝を切ったらよいものかとしつこく尋ねてくる。
どうやら増やすことに並々ならぬ興味を持っているらしい。
陽気も安定してきた昨日、家人の思いを遂げさせるべく、込みいって伸びているしっかりとした枝を選り、挿し芽用にする。
湿らせたピートモスのポットをせっせと用意する家人の姿がほほえましい。
家人がネットなどで得た情報を元に枝を切り分け、苗床に挿していく。
さて、あとは3ヶ月じっと見守るだけだ。
初めて挿し芽した枝は、成り行きを気になる家人によって頻繁に引き抜かれて確かめられていたという、ちょっと痛々しい経験をした。
だから今回は、そのようなことをしないよう十分に心得をしたようである。
自らの手で育てた物を収穫し、食する、なんと素晴らしい。
今はまだ初心者なれど、少しずつ作る種類を増やしていきたい。
小豆、タマネギ、レモン、夢は膨らむ。
さしあたっては、ブルーベリーの種類を増やし、増殖させることが課題となっている。
挿し芽してみる その1
挿し芽 その2
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