とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

サイの角のようにただ独り歩め

2015年05月02日 | Weblog

昨晩、
報道ステーションを観ておりましたところ、
高野山で古館アナウンサーが対談されておられる様子が流れました。

じっくりと観る事が出来なかったのが残念でしたが、
「サイの角のようにただ独り歩め」という言葉が出ました。
とても印象深い言葉として頭に残りました。

仏教の開祖であられる釈迦(ゴータマ・シッダールタ)の有名な教えで、
ひたすらストイックな人間関係に関する戒めが述べられています。


そのごくごく一部ですが、



三六 交(まじ)わりをしたならば愛情が生ずる。  
   愛情にしたがってこの苦しみが起る。
   愛情から禍(わざわ)いの生ずることを観察して、
   犀の角のようにただ独り歩め。

三九 林の中で、
   縛られていない鹿が食物を求めて欲するところに赴(おもむ)くように、
   聡明な人は独立自由をめざして、
   犀の角のようにただ独り歩め。

五四 集会を楽しむ人には、暫時の解脱(げだつ)に至るべきことわりもない。
   太陽の末裔(まつえい)(ブッダ)のことばをこころがけて、
   犀の角のようにただ独り歩め。

四七 われらは実に朋友を得る幸(しあわせ)を讃(ほ)め称(たた)える。
   自分よりも勝(すぐ)れあるいは等(ひと)しい朋友には、親しみ近づくべきである。
   このような朋友を得ることができなければ、罪過(つみとが)のない生活を楽しんで、
   犀の角のようにただ独り歩め。

五八 学識ゆたかで真理をわきまえ、
   高邁(こうまい)・明敏(めいびん)な友と交(まじ)われ。
   いろいろと為になることがらを知り、疑惑を除き去って、
   犀の角のようにただ独り歩め。



私などは特定の宗教も持っていませんし、
お魚もお肉も食べますし、
お酒も飲みますし、
眠くなったら寝ます。
神社にも詣で、お寺も訪ねます。
お正月のおせち料理とお屠蘇だけでなく、
クリスマスもシャンパン飲んでケーキ食べて、、、。
イースターとかハロウィンの時期など、
ディズニーリゾートのアトラクションが楽しみになったりもします。
何かあると神様にも拝み、仏様にも拝みます。
極めて俗な人間なんですね。

ですが、歳をとればとるほど、
「サイの角のようにただ独りで歩め」という
強い精神力を見習って生きて行かないといけないな、、、と感じました。

人間は、
独りで生まれてきて、独りで天国に旅立ちますものね・・・。


ところで、なぜサイは角が一つなのでしょうね?
(正確にいえば、シロサイとクロサイは二本、インドサイは一本)
シカやウシなど多くの動物は、左右に二本の角ですのに、、、。


皆様、2015年のGWを楽しまれてお過ごし下さいませ。


ーby事務長よりー


とくおかレディースクリニック


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする