とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

『教育四訓』 『子育て四訓』

2015年05月15日 | Weblog

山口県で教育委員長をされ、
長く教育というものに携われた緒方甫さんのお言葉に、
「教育四訓」または「子育て四訓」と呼ばれるものがございます。

某新聞に書かれておりました。

なるほど!!と思いつつ目を通しました。

以下、その内容をご紹介させて頂きますね。

1.「乳児はしっかり肌を離すな」

(事務長の勝手注釈)
乳児期は、母親の肌のぬくもりが大切です。
いつでも守ってあげるよ!という安心感を与えてあげる事が大切です。
泣いたら、なぜ泣いているのか?無視をせずに、いろいろと対応してあげる事、
それにより、安心感を得て、信頼感を得るのだと思います。
情緒的な安定、愛情、優しさ、信頼などの、人間形成の基盤が作られます。


2.「幼児は肌を離せ 手を離すな」

(事務長の勝手注釈)
幼児になると、少しづつ親から離れますが、
親がそばにいる事に安心感を得ての1人行動が出来るものと思われます。
ですが、まだまだ守らなくてはいけない幼児ですから、
何かあったらすぐに手を添えられるようにする事が必要です。
「何かあったら、いつでも近くにいて見てるから安心してね。」という安心感が、
子供の興味や関心を色々なものに向けるのだと思います。


3.「少年は手を離せ、目を離すな」

(事務長の勝手注釈)
少年期は、親よりも友達との付き合いが大切になり、そこから社会性が育っていきます。
親の手中に収めようとせずに、活動範囲を広げてあげないといけません。
ただ、世の中には色々な危険がありますから、目を離してはいけません。
この時期は、子どもの反抗期もあり、親も大変な時期ですが、逃げずに子供に向き合い、
親も子供と共に成長する事を心掛けていきます。


4.「青年は目を離せ 心を離すな」

(事務長の勝手注釈)
青年期は、完全に自立していきます。
常に自分の視界の中に入れておこうとせずに、子どもの自立に手を貸す事が大切です。
ただ、心身ともに自立できるまでには時間がかかりますから、
親としての心は離さずに遠目から見守っていく事が大切です。



子育てをしている時は、本当に必死なのですが、
今思うと、もっとこれに気付いていたら、あれをしていたら、、、と思う事ばかりです。
あの時、こんな思いでいたのだろうな、今なら解るのに、、、とか、
まさに、後悔先に立たず、、、ですね。

やはり、
子育ての最終的責任は親にあるという事なのだと思います。
以前のブログにも書きましたが、
子供は育てたようにしか育たない、、、自分の後ろ姿でもあるのかもしれません。

ママの顔をずっと見て、ママの反応が欲しい乳児に対して、
ママはずーーーっとスマホを覗き込んでいる・・・
バギーを押しながらも、スマホを覗き込んでいる・・・
最近、そんな姿をよく見かけます。

子供が乳児期である時間って本当に本当に短いものです。
その一瞬一瞬を大切にして、
小さな心が発する信号を大切に受け取って、
心ある子育てをして欲しいと願っております。

若い皆様、
本日の「教育四訓」「子育て四訓」、
どうぞしっかりと念頭に入れて、お子様に愛情を持って育てていかれて下さいませ。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック

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