大分県大分市にある高崎山自然動物園で、
5月6日に雌のお猿さんが生まれました。
同園は、
例年4~5月に、
その年に生まれる赤ちゃん猿の名前を募集し、
票数の多い名前を命名する事になっているそうです。
男子テニスの錦織圭選手にちなんだ「ケイ」という名前も準備されていました。
昨日も話題に出させて頂いたところですが、
イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃の間に誕生された王女に、
「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」と命名されたのを機に、
「シャーロット」の票数が最多となり、
6日に生まれた雌のお猿さんに「シャーロット」と名付け、それを発表しました。
そうしたところ、
高崎山自然動物園や大分市に、
電話・ファックス・メールで550件の抗議が寄せられたそうです。
奥ゆかしさを大切にする日本人として、
私も、
すぐに撤退した方が良いだろうと思っていたところでございます。
日本の皇室に鑑みても、
愛子様がお生まれになられた年に、
人間以外で安易に命名しないでしょうし、
悠仁様がお生まれになられた年に、
人間以外で安易に命名しないでしょうし、
それを思うと、やはり、、、ですね。
ですが、
英王室広報は、
「コメントは特にありません、
赤ちゃん猿にどんな名前を付けようと、動物園の自由です。」と
お答えになりました。
あっぱれ!英王室広報!!
さすがです。
「自由」という言葉ほど、試されるものはございません。
- 追伸 -
お昼休みにテレビをつけたところ、
抗議を受けて赤ちゃん猿の命名を取り消すことを検討し始めていた動物園は、
そのまま「シャーロット」で決定との会見を開きました。
決まっちゃったのですね、、、
確かに、大分市にとって経済効果があるお名前なのかもしれませんけど、、、。
ーby事務長ー


