とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

老犬介護 その5

2017年03月10日 | Weblog



「老犬介護 その4」まで書いて、その後の記事が途絶えておりました。
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「老犬介護 その4」では、
認知症犬に表れる底なし食欲=どんどん餌を食べ続ける様になったお話を書かせて頂きました。
どんどん食べる分だけどんどん粗相が増えるので、
家族の留守の間は、自分のテリトリーで大人しく過ごしてもらわなければならなくなりました。

その時は、まだ、食事制限はせず、
食べたいだけ食べ放題、飲みたいだけ飲み放題のままでした。

自由行動が出来ないという事で、彼女はストレスフルになりました。
彼女のテリトリーの床一面に広げて敷いてある6枚のトイレシートをぐちゃぐちゃにしてしまいます。
トイレシートがぐちゃぐちゃボロボロなので、
結局のところ、床に直接、大量の粗相が広がっている光景となります。

ですので、帰宅するやいなや、
ぐちゃぐちゃ&ビショビショになった6枚のトイレシートを全て捨て、
床に消臭剤を振りかけて、床掃除をしてから、新しいトイレシートを6枚引きます。
新しいトイレシートを広げても、すぐさまグチャグチャにしてしまいます。
自宅にいる時は、汚れたらすぐさま取り換えるを繰り返します。

暫くして、床がついている大きめのゲージを買う事に決めました。
床付きのゲージであれば、
トイレシーツがグチャグチャになっていても、ゲージの床でおさまります。
少なくとも、自宅の床は汚れる事はありません。

それでも、疲れて帰宅すると、トイレシーツがグチャグチャで、
粗相があちこちに広がっているのを目にすると、
まるで嫌がらせをされているような気持になってしまう自分がいました。

ゲージに入れられたら入れられたで、彼女のストレスは更に増したようで、
トイレシーツ攻撃がひどくなりました。
トイレシーツはもはやシーツではなく、ボロボロバラバラになった状態です、、、
ビニール加工してあるのに、よくここまで細かくボロボロに出来るものだと、、、。

ゲージに入れてからは、食べたいだけ食べ放題をやめる事にしました。
1日2回、必要な食事量だけとしました。
それはそれで、また彼女のストレスが増え、更にトイレシーツがボロボロに、、、。

昼夜逆転(夜に動いたり吠えたり)があったりもしましたが、
彼女は彼女で、現状を受け入れたようです。
現状を受け入れて、彼女がその現状で生活しようとなったところで、
彼女の認知症のひどさが少しおさまったように感じます。

私も、もし自分が彼女だったら、どうして欲しいのか?どうしてくれたら嬉しいのか?
そんな事を考えながら、日々お世話をしています。

背中がどんどん曲がり、後ろ足もかなり弱くなってきました。
それでも、どうかまだまだ元気に生きて欲しいと思います。


ーby事務長ー


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