11月の診療部便り
皆さん、こんにちは。
今月はインフルエンザについてお話致します。
別の記事でもインフルエンザワクチンの重要性はお伝えしましたが、
本日は、皆様より頂くご質問についてお答え致します。
Q.ワクチンは妊活中に接種しても問題ないですか?
卵子に影響しないですか?
A.問題ないです。
インフルエンザワクチンによって卵子に影響を与えることもありません。
Q.妊娠したら打たない方がいいですか?
A.インフルエンザワクチンは妊娠中でも接種できます。
妊娠中は免疫力が弱るため、インフルエンザにかかりやすくなり、
かかった時に重症化しやすくなります。
妊活中、妊娠中の方は早めの接種をおすすめします。
Q.副作用はありますか?
A.接種部位の腫脹(はれ)、発赤、そう痒感が生じる場合がございます。
人によっては大きく腫れることもありますが2~5日で引いていきますのでご安心ください。
Q.ワクチン接種後気を付けることはありますか?
A.激しい運動、大量の飲酒は避けてください。
入浴は問題ありません。
接種部位を強くこすらないようにだけしてください。
Q.風疹ワクチンとインフルエンザワクチンは一緒に打てますか?
A.一緒には打てません。
風疹ワクチンを接種した場合には、28日以上空けてから他のワクチンの接種が可能です。
インフルエンザワクチンを接種した場合には6日以上空けてから他のワクチンの接種が可能です。
Q.大人も2回打った方がいいですか?
A.2回ワクチンを接種することでよりしっかりとインフルエンザの予防が可能です。
2回接種する場合には、1回目から一ヶ月後くらいに2回目を接種するとより効果的です。
Q.ワクチンを打ったらインフルエンザにかかりませんか?
A.ワクチンを接種していても型が異なるとインフルエンザにかかってしまう場合があります。
しかし、ワクチンを接種していれば、症状を軽減する効果もあります。
ワクチンの接種後も、手洗い・うがい、乾燥対策、体調管理は徹底致しましょう。
朝晩とだいぶ冷えてきました。
気温が下がり、乾燥してくるとインフルエンザも流行ってきます。
まだワクチンを接種されていない方はなるべく早めの接種をおすすめします!
妊娠を考えられている方はご夫婦ともに接種をしてインフルエンザを予防していきましょう。