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皆様、こんにちは。
今回のラボ便りは「精子の凍結保存」についてお話しします。
精子の凍結保存は、主に以下の3つの目的で行われます。
①人工授精や体外受精の当日にご主人様の都合が悪く、精液を採取できない場合。
②元々、精子の数が少ない・運動性が低いため、
精子が必要な日の当日に採取した精子が全く動いていないなどの、
最悪な事態を避ける目的。
③精巣腫瘍、悪性リンパ腫、白血病などで、
抗がん化学療法を受ける前に治療前に精子を保存しておく目的。
精子が凍結・融解後に生存するためには、
精子を凍結保護剤の入った凍結液に入れ、液体窒素で凍結します。
この凍結保護剤が、
精子の細胞質・細胞膜を凍結による様々な障害から守ってくれます。
それでも、融解後には精子の運動性は凍結前に比べ落ちてしまいます。
人工授精に凍結精子を用いる際には、
融解後の運動率が30%以上あることが必要であると、一般的には言われています。
融解後の運動性が30%以下になる場合には、
体外受精に用いた方が良いと言うことになります。
また、
凍結した精子を用いて授かったお子さんに、
何らかの障害が出てしまうという事はありません。
治療の上で、精子の凍結保存が必要な方には、
こちらからお話しさせて頂きます。
何かご不明な点がございましたら、ご質問ください。
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