12月のラボ便り
皆さん、こんにちは。
今回のラボ便りでは、
「受精卵を育てている培養液」についてお話します。
受精卵は、
女性の卵管・子宮内の環境を再現した培養液の中で成長します。
培養液には、受精卵の成長に必要な栄養成分が含まれています。
本来、卵巣から排卵された卵子は卵管に取り込まれ、
その場で受精します。
受精後は、卵管内を輸送されながら成長し、
子宮に辿り着き、着床します。
卵管液と子宮液とでは、成分の濃度が異なります。
卵管液では、比較的ピルビン酸が高濃度に含まれて、
グルコースは比較的低濃度です。
一方、子宮液はピルビン酸が低濃度になり、
グルコース濃度が高くなります。
受精卵は卵管から子宮へ移動する事で、
成長段階にあった成分を取り入れることが出来ます。
次回、続きを書かせて頂きますね。
とくおかLCラボスタッフより
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