12月のラボ便り その2
「12月のラボ便り その1」の続きを書かせて頂きますね。
以前の培養液は、
受精して三日目までの分割胚の培養と、
それ以降の胚盤胞の培養では、
培養液を変えていました。
分割胚の培養は、卵管液に近い組成で、
胚盤胞の培養は、子宮液に近い組成で、
と、培養液を使い分けているということです。
しかし、
現在の培養液では、
一種類の培養液で受精してから胚盤胞まで育てています。
これは、
受精卵自身が必要な成分を選択して利用するため、
培養液の組成を変化させる必要がないという事が分かってきた為です。
また、分割胚と胚盤胞で培養液を変える必要がないため、
胚をインキュベーターの外に出す回数が減り、
胚のストレスを軽減するというメリットもあります。
培養室では、
患者さん皆様の大切な受精卵をお預かりしております。
何か、ご質問等ございましたら、お気軽に仰ってください。
とくおかLCラボスタッフより
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