とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

『苦境にあっても天を恨まず』

2013年03月11日 | 感動する心
東日本大震災から2年が経とうとしております。

本日のタイトルは、
宮城県気仙沼市階上中学校卒業生代表の方のお言葉です。

近所の神社に「生命の言葉」というものが置いてございます。
毎月はじめに、神社へお参りに行って、頂いて参ります。
平成25年三月の「生命の言葉」となります。



『苦境にあっても天を恨まず』

東日本大震災の直後の三月二十二日に、
宮城県気仙沼市立階上中学校・梶原祐太君が読んだ卒業生代表の言葉の一文。

以下、抜粋。

「階上中学校といえば”防災教育”といわれ、
 内外から高く評価され、
 十分な訓練もしていた私達でした。
 しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、
 私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。
 天が与えた試練というにはむごすぎるものでした。
 つらくて、悔しくて、たまりません。
 ・・・生かされた者として頭を上げ、常に思いやりの心を持ち、
 強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。
 命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。
 しかし、苦境にあっても天を恨まず、
 運命に耐え助け合って生きていくことが、
 これからの私達の使命です。
 ・・・後輩の皆さん、階上中学校で過ごす”あたりまえ”に思える日々や友達が、
 いかに貴重なものかを考え、いとおしんで過ごして下さい。
 ・・・最後に、本当に、本当に、ありがとうございました。」


素晴らしい言葉ですね。


私達は、
自分の為だけに生きるのではなく、
自分のまわりにいる多くの人達の為、
自分が存在する世の中の為に、
何か少しでもお役にたてるように努力を続けて、
一生懸命に生きていきたいものと思います。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック








 



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子宝メッセージ その96

2013年03月09日 | 不妊
当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。

今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。

Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?

   28歳の時、別の病院で不妊治療を始め、そこでは人工授精を7回行った後、お休みしました。
   それからも、自己流タイミングを試みていましたが、やはり妊娠せず、
   35歳で、とくおかLCに通い始めました。
   長年、赤ちゃんを望んでいるのに授からない事が辛かったです。
   体外受精にステップアップしてからは、金銭のやり繰りと、クリニックへ通う為のスケジュール管理が大変でした。
   自分にとって大切な仕事をキャンセルした事もあります。
   赤ちゃんが出来た人や、動物にさえ、ジェラシーを感じる時もありました。  

Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?

   あまり深く考えないようにしました。
   とはいえ、折角、移植したのに着床しなかった時はすごくがっかりしました。
   そういう時は、気が済むまで落ち込みました。
   辛さは乗り越える事は出来ず、受け止める事しか出来ませんでした。
   でもすぐ、次の周期がやってくるので、気持ちを切り替えて臨みました。  

Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
   
   元々、健康や食べ物に気を使っていたので、それ以上の事はしませんでした。
   クリニックの治療以外に手を出すと、生活全てが不妊治療になってしまうので、
   あまり意識しなかったです。
   結局、身体を休めたり、温めたり、気を付けていた時は妊娠せず、
   仕事が忙しく体調も万全ではなかった時に妊娠しました。
   「出来る時は、どんな状態でも出来る」と実感しました。     

Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?

   健康に気を付けていると言いながらタバコを吸ってました。ごめんなさい。
   妊娠してすぐやめました。
   赤ちゃんが欲しいとは思いつつ、禁煙外来へ行ってもやめられなかったタバコですが、
   実際に妊娠したら、赤ちゃんのために一瞬でやめられました。   
   
Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?

   家の近所だったので、気軽に来てみたのですが、
   先生もスタッフの方々も「本気」で、最初は戸惑いました。
   相談しながら決めたいと思っていたけれど、「そんな暇はない!!」という雰囲気です。
   覚悟を決めてからは、その「本気」が心地良かったです。
   皆さんがプロとして誇りを持って仕事に取り組んでいるのがよく分かったので、
   そういうクリニックに通えたのが良かったです。
   かわいいスタッフさんに会いに行くのも楽しみでした。   

Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。

   私も長いトンネルをさまよっていましたが、「その時」は突然やって来ました。
   どうか焦らずに、先生を信じて下さい。
   治療費は、私の場合、トータルで100万円ほどかかりましたが、
   都や区の援助で55万円もらい、確定申告によって翌年の税金が10万円安くなりました。
   ご参考になれば幸いです。   
            
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します

   今まで、10年近く妊娠出来なかった事が信じられないくらい、
   楽しく健康な妊婦生活を送った後、とても元気な女の子を出産しました。
   この子に会うために不妊治療を諦めないで、本当に良かったです。
   数日前から離乳食を始めたところ、おかゆをパクパク食べてビックリ。
   1mmに満たない胚の頃から知っているので(笑)、
   日々の成長を見ると感慨深いです。 
          

励ましメッセージ、まことに有難うございました

ーby事務長ー


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3月のラボ便り

2013年03月08日 | ラボ便り
3月のラボ便り


皆さん、こんにちは。

当院では、
採卵・体外受精・顕微授精を行った翌日に、
培養士から“受精状況”のお電話を行っております。

そのお電話では、体外受精・顕微授精をそれぞれ何個行い、
そのうち何個の卵で受精が確認されているかをお伝えしています。

お電話の際に
「卵のグレードや質はどうですか?」
とご質問をいただくことがあります。

しかし、この時点で分かることは、
その卵が受精しているのかどうかのみです。

その受精卵のグレードについては、
受精卵が分割(細胞分裂)をして初めて判定する事ができます。
ですので、お電話では受精状況のみお伝えし、
その後の受精卵の詳しい状態については後日、来院された際にお話となります。

以前のラボ便りでも、
グレードの低い胚ほど染色体異常がある可能性が高い=妊娠率が低い
とお話しました。

ここで重要なのが“可能性”ということです。
グレードが低いと妊娠率は下がりますが必ず妊娠しないというわけではありません。
逆を言えば、きれいな胚でグレードが良くても妊娠しない場合もあるということです。

最終的には、
その胚が、妊娠そして出産まで進む力を持っているかが大切です。
そして、そのような卵を得られる可能性が高いのは今です。
一年後に卵の質がよくなっていることはまずありません。

まだ、体外受精に進むか悩まれている方は、
当院で月に一回行っている『体外受精勉強会』にご出席され、
より詳しい治療への知識を深めて頂きたいと思います。


とくおかLCラボスタッフより


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雛菊

2013年03月06日 | Weblog
3月3日の雛祭りも過ぎました。

本日、
3月6日の誕生花は、「雛菊」です。
花言葉は、「無垢・純潔・明朗」。

「雛菊」といえば、Daisy=デイジー。
デイジーといえば、
ディズニーキャラクターのドナルドダックのガールフレンド、
デイジーダックが頭に浮かんでしまいます。
・・・何となく「雛菊」というイメージではないけれど・・・。
ドナルド&デイジー、可愛くて面白いカップルですよね。

ドナルドダックには、三つ子の甥(ヒューイ・デューイ・ルーイ)がいて、
デイジーダックにも、同じように三つ子の姪(エイプリル、メイ、ジュン)がいます。
親御さんは、子育て、本当に大変だっただろうな、、、と思います。
何とも可愛くにぎやかなカップルです。


話はそれていきましたが、

本日も「女性のための名言集」から、、、


  三月の風と
  四月のにわか雨とが
  五月の花をもたらす。
        -西洋のことわざー



  今を生きることは、
  何かを表現しようとすることは、
  年齢を超えた
  情念だと信じたい。
        -岸田今日子ー



  年齢を重ねるごとに、
  乗り越えた
  壁の数が増える。
  だから、輝いて艶のある
  かわいい女になるんです。
        -久世光彦ー



ラストを入力しながら、どうも頭と心が痛くなりました。
自分は、
乗り越えた壁の数が増える度に、
パワーは増えていきますが、
艶やかわいさ等というものから、
どんどん(すごい勢いで)遠ざかっていっております、当然のごとく。

将来、
かわいいおばあちゃんになれる事を目標に生きていきたいものと思います・・・。
だから「雛菊」・・・良いですね!!


ーby事務長ー


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3月の受付便り

2013年03月05日 | 受付便り
3月の受付便り


こんにちは!
今月の受付便りは『予約』についてです。

当院は完全予約制ではなく、
保険診療も承っている予約優先制です。
診察をスムーズに行い、
患者さんのお待ち時間を少しでも少なくするための体制ですが、
診察内容(内診からの診察、お話から始まっての診察、お注射のみ・採血のみなど)や、
状況により順番が前後したり、待ち時間が生じてしまうこともございます。

またご予約がない場合、
非常に混み合っている状況ですと診察をお受けできかねる場合もございます。
事前にお電話でご予約頂くことをお勧めいたします。

奥様の診察以外にも、
ご主人様の検査などのご予約がございます。
感染症採血検査、精液検査、精子凍結、男性診察など、
直接受付またはお電話でお取り頂きます。
事前のご予約が必要であり、
前日までに準備が必要な検査は当日予約がお取り出来かねます。

診察の際に、院長や診察スタッフから、
「検査をしましょう」とお話がありましたら、必ず受付スタッフへお声をお掛け下さい。
診察時にお話していてもご予約は受付で承りますので、
検査の日時がお決まりになりましたら会計時またはお電話にて、必ずご予約をお取り下さい。
ご予約の際には、
感染症採血検査、精液検査、精子凍結、男性診察など、ご希望の検査項目をお伝え下さい。

最後に、受付時間についてです。
奥様・ご主人様それぞれのご予約ごとに受付時間がございます。
スムーズな診療を行うためにも、受付時間内に受診して頂くようお願い致します。
万が一、遅れてしまう時には事前にご連絡をお願い致します。
遅れてしまうお時間によりお受け出来かねることもございますので、
まずはご連絡下さい。

少しでも通いやすい環境になるように、
そして、
1日でも早く望まれる結果を手にして頂けるように、
スタッフ一同、前向きな努力を重ねて参ります。


とくおかLC受付・医療事務スタッフより


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3月の看護部・検査部便り

2013年03月02日 | 看護部・検査部便り
3月の看護部・検査部便り


皆様こんにちは。
なかなか、寒さが抜けない日が続きますね。
インフルエンザや風疹も流行しています。
お体にお気をつけ下さいね。

今回は、胚移植についてお話致します。
胚移植の際には尿を溜めて頂きます。
尿を溜めることで、良い移植ができるのです(詳しくは、過去のブログやホームページをご参照下さい)。
しかし、尿を溜めるといっても、
‘どうやって溜めたらいいのか?'
‘なかなか上手く溜められない。'
‘自分では溜まっていると思っても、実際にはまだ足りなかった。'
という方も多いでしょう。
そこで、今回は尿を溜めやすくするために、
「膀胱トレーニング」と「骨盤底筋トレーニング」 について紹介致します。
これらは、頻尿や過活動膀胱の治療などにもよく取り入れられます。

【膀胱トレーニング】
排尿を我慢することを普段していないと、尿を溜める力が衰えていきます。
そこで、尿意を感じてから、我慢をする練習をなさって下さい。
尿意が強くなっても焦らずに、深呼吸をして尿意がおさまるのを待ちましょう。
尿意にはピークがあります。
我慢しているとだんだんにおさまり、安定してきます。
尿意は繰り返し訪れますが、膀胱はゴムのように伸びる弾力性のあ
る袋です。本来、最初に尿意を感じてから1時間くらいは我慢できるようにできています。
尿意を感じてから、10分、20分と、我慢する時間を延ばしていく練習をしましょう。
※ただし、常に尿を我慢した状態を続け過ぎると、
膀胱炎になってしまう可能性もありますので、移植に向けた練習の時だけにしましょう

【骨盤底筋トレーニング】
(1)仰向けに寝て、膝を立てて拳ひとつ分くらい足を開きます
(2)体の力を抜いて、肛門と膣、尿道に力を入れて引き締めます。
  お腹に力が入らないよう気をつけて息を吸いながら行います
(3)5秒程締めたら、息を吐きながらゆっくり力を抜きます。
  30秒程リラックスしてから、また締めます。これを5回繰り返します
(4)これを1セットとして1日に2~3セット行いましょう  

また、通勤中の電車の中や、椅子に座りながらも、
お尻にキュッと力を入れ引き締めることで、骨盤底筋を鍛えられます。
尿意を感じた時すぐに数回、骨盤底の筋肉をギュッと締め続ければ、
膀胱に収縮を抑えるメッセージが出され、膀胱がゆるみ尿が溜めやすくなります。
膀胱と骨盤底筋をトレーニングすることで、今より尿が溜めやすくなるはずです。
そのうえで、
常温のものを飲んだり(冷たいものは膀胱が刺激され尿意を感じやすくなります)、
お茶以外を飲む(カフェインが尿意を感じる感覚をするどく覚醒させてしまいます)
などの工夫をすることで、しっかりと尿を溜めることができます。
移植までの期間にぜひ試されてみて下さい。

今の時期、寒さにより膀胱の周りの筋肉が収縮し、
溜められる尿の量が減少してしまうこともあります。
移植当日は、早めに来院し、暖かい院内で調整なさると良いですね。
移植は、それまでの皆様の頑張りの集大成と言えるでしょう。
妊娠に繋がる、良い移植を行いましょう。
皆様の一日も早い妊娠を心より願っております。
不安なことや、気になることがあれば、お気軽にお声かけ下さい。


とくおかLC看護部・検査部便り


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いよいよ春です

2013年03月01日 | Weblog
2013年も、3月に突入致しました。

今年の2月はあっという間だろうと予想しておりました通り、
本当にあっという間に過ぎ去って参りました。

昨日、JR山手線に乗りこみましたところ、
目を引く車内宣伝がございました。
(私は、よく車内宣伝をあれこれ見ます、結構面白いものです。)

とても感動した文章だったものですから、
皆様にもお読み頂きたいと思いました、
以下です。



『あなたはただ あなたでいれば、それでいい。』

あなたが産声をあげた時、
ただ泣くことしかできなくとも、
何も持っていなくとも、
存在そのままで価値がありました。

なのに、
人はいつからか、
誰かと比べたり、
誰かを羨んだり、
満たされない何かを感じ始めます。
毎朝、鏡の前で
ありのままの自分と向き合っているのに、
気付けば、
人の物差しで
自分をはかってしまう。

あなたの価値は、
あなた自身、
産声をあげたあの時から変わらずに、
ずっと輝き続けています。

だから素直に
自分の強さも弱さも、
受け入れてみて下さい。
ありのままでいられるところに
本当の幸せはあるのです。

軽井沢高原教会



以上です。
軽井沢教会の車内宣伝だったのですね。

とても素敵な文章だと思いませんか?

私は、いつでも読み返せるように、保存致しました。

今年の3月も充実した良い月になりますように!!
素敵な4月を迎えられる3月となりますように!!

ーby事務長ー


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