2020年12月27日 <父>
来年の1月5日から団地の樹木剪定作業があります。
間違って伐採されないように、今朝、保護している多摩丘陵由来の実生樹木を
確認しました。実生(みしょう)とは、種から発芽して成長している植物。
これはクマノミズキ。大きな株に成長しました。まだ紅葉した葉が残っています。
キアシドクガの幼虫被害に遭わない様に、こまめな剪定と卵のチェックをしています。
後ろのヤマボウシにヤマガラがとまっています。
ヤマガラの影響で団地内で増えているエゴノキ。実はヤマガラの大好物。
隠した実が発芽して成長します。この木だけまだ葉が残っていました。
日当たりの良い場所に出て来たアカシデ。除草作業のたびに刈り取られたのか、
株立ちしています。保護したら良い感じの樹形に成長しました。
このクヌギは、皆さんから「枯れてしまいましたね」とよく言われます。
若いクヌギの木は、冬に枯れた葉が残りますが、生きています。
団地内に1本だけ。近くにクヌギはありません。どうしてここに生えて来たのでしょうか。
マンリョウ(万両)はいたるところにあり、赤い実を付けて綺麗です。
実を野鳥が食べ、種が糞とともに運ばれるのでしょう。
右側はセンリョウ(千両)。こちらの数は少ないです。
これも実生のヤマコウバシと言いたい所ですが、これは須玉から移植しました。
この木は冬場に葉を落としません。「落ちない」ため受験生に人気があります。
2020年12月27日 東京都稲城市にて オリンパスTG-5
ぐるっと一周して、サンショウ、ムラサキシキブ、コナラ、エノキ、ヤツデ、
アカメガシワ、クロガネモチ、ユズリハ、ナンテンなども見つかりました。
優先順位を決めて残していくことにします。
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間違って切られないように注意ですね。
来春の姿を見てみたいです。
枯れて見えるのが普通ですね。
ヤマコウバシは冬の雑木林で枯れた葉を残しているので、
すぐ見つかります。
観察を続けて、春に新しい葉と入れ替わる様子を捉えたいと思います。