つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

ランプ屋さん?

2021年01月23日 | お納めの前に
今日、ご来店くださいましたお客様がドームのランプをお求めくださいました。

久しぶりにお会いするお客様。ご来店いただき、大変嬉しくなりました。

ランプは沢山持っているわけではありませんが、必ず一つか二つ、小窓のカウンターの上などに飾らせていただいています。

今日のお客様は何度か店の前をお通りくださり、このランプ達をお見かけくださったようです。







電球、スタンドとしての機能はほとんどありませんが、「灯り」という意義ではこれほど空間にムードを与えてくれるオブジェは他にはないなぁと日々感じます。

今日まで店のカウンターや本棚を照らしてくれていたランプが、これからお客様のお宅のお部屋に温かい灯りを灯します。

どうかご家族皆さまを癒し、お健やかなお暮らしを見守ってくれますように。

絵画と同じように、ランプにもお別れを伝えました。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビ鑑定団に思う

2021年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム
初めてお会いする方に、私たちの仕事のことをお伝えすると、お話のきっかけとしてテレビ鑑定団のことに触れてくださることがあります。

「あれは本当に何千万もするんでしょうかねぇ〜?」

想像以上の長寿番組となり、鑑定団の鑑定家たちの中には私たちよりお若い画商さんたちが登場されるようにもなりました。

決まって見てはいませんが、たまたま見させていただくと、大概、というかほとんど評価額がずれてしまうし、ひどいときは偽物に
「う〜ん、なかなか良い作品だねぇ」と2人で感動してしまったりするので。。少し横目で「見学させていただく」程度に見ることにしています。


先日の特集では、3点並べられた作品のどれが本物か?というクイズ形式で番組が進められていました。
丁度棟方志功の木版画作品が出題されましたので、棟方作品を数多く見せていただいてきた佐橋は自信たっぷり!
2人でしばらく番組を見ることにしました。




そして、番組内ではどなたも正解できなかった「本物」を見事に当てました。
「くちなし妃の柵!」

ところが、、、白隠の肉筆画の出題になると。。。









佐橋は「さわっとらんもんなぁ〜」(見事な名古屋弁!扱ったことがないものなぁ)と言いながらCを。
私は「白隠は得意!」と言いながら「Aではないだろうけれど残りで迷う。けどやっぱりCか?」と選んだところ

2人とも見事に大外れ❌

Bが正解でした⭕️


というような恥ずかしいことばかりですので、少なくともテレビ鑑定団が放送されている間は📺
私たちは画商ですと偉そうに言ったり、図図しくブログを書かせていただいたりすることもできないのですね😭



今週もお寒い中をご来店くださいましたお客様、またご連絡をいただきましたお客様に心より感謝申し上げます。

大寒、そして冬土用に入りましたので、皆様どうぞ胃腸を整え、お風邪など召されませんよう十分お気をつけくださいませ。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする