昨年、画家梶田半古のご遺族さまとお話をさせていただく機会を得る事が出来ました。
ありがたいご縁をいただいたと思っておりましたところ、年始にこんな色紙を頂戴いたしました。
色紙に添えてくださったお手紙には
「同封の半古の色紙『鍾馗画』、ご専門家に印刷の色紙をお届けしてお恥ずかしい限りです。
私は八十歳で、基礎疾患持ち、コロナに好まれるタイプです。ドクターストップで、ほぼ家におりますので、身の回りを見て
こんな色紙でも「鐘馗」がコロナから佐橋様を守ってくれることを願い、お送りいたしました。それこそ本当にご笑納くださいますようお願い申し上げます。」とお書きくださいました。
佐橋も基礎疾患を持っていることをご存知でいらっしゃるので、私どもにお心をお寄せくださったのだと思います。
印刷物とはいえ、大塚巧藝社製でありますし、何といってもさすが半古。
筆の冴えは、「印刷」を超える迫力を持ちます。生の作品はいかほどのパワーを持つのでしょうか?
是非拝見したいものです。
年頭に立派なお守りを頂戴した思いで居ります。
誠にありがとうございました。