
なんとか拾えたタクシー🚕の乗り込んで、車窓から久しぶりに大阪の街を眺めてみると、とてもスタイリッシュで驚くほどの大都会!
私の大阪のイメージが大きく崩れ、すっかり更新されました🤯





置かれている家具もデザイナーさんによるもので、製作は当店でもお馴染みのカンディーハウスさんが手がけていらっしゃいました。
どこを見ても、全てが最新型の美術館さん、そんな印象を受けました。
けれど、美術館に足を運ぶのは実際には高齢者も多く、また扱うのは結局、過去の芸術品が多いのですから美術館全体にもう少し「手触り感」のようなものがあっても良いのではないか?と感じました。
このままですと、ショッピングモールや駅ビルの商業施設と同じ様に、どこの美術館さんも同じ!になってしまいそうに思うのです。
さて、いざ佐伯祐三展、主に「佐橋散歩編🚶」から。


佐橋は学生時代の美術の教科書に出ていた作品を驚くほどよく覚えています。
この2点も出ていたそうで、懐かしそうに見ていました。
お馴染みの作品たちですが、私は何処かで見た様な?と思い。。

ふと、当店の長谷川利行作品を思い出しました。
佐伯祐三作品の前では、案外あの哀しい利行作品さえも「呑気」に感じたりするものだなと思えました。

佐伯祐三は同じ場所を何度か描くことも多かったようで、この2点についても佐橋はよく見比べていました。
必ずきっと向かって左の作品に軍配は上がるのでしょうが「それは何の差か?構図と空の描き方か?」とか、二点の価格差についてを考える🧐 そんな感じでしょうか。

どの作品も、不自由な足を止めて、佐橋はよく見ていましたが、この2点の小品は特に熱心に見ていたので理由を聞いてみると「可能性があるでしょ」と言うので、ああ、こんな作品が目前にもし出てきたら、、を考えていたのかと笑えてしまいました。やっぱり目線はいつも画商さんです。
お好みは、特に向かって右の作品なのだそうです😊
続く。
多分、明日以降になります・
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