つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

田渕俊夫展 

2021年04月17日 | おススメの展覧会、美術館訪問
昨日ご紹介させていただきましたように徳川美術館さんにて明日より田渕俊夫展が開催される運びとなりました。
徳川美術館さんが現存の作家さんの個展を開かれるのは、美術館開館以来初めてのことだそうです。

田渕先生から3月にいただきましたお便りには、先生のご誠実なお人柄が深く感じられますので、
勝手ながら皆様にもご紹介させていただこうと存じます。








全て愛知県内となりますが、同時に複数開催されます展覧会は徳川美術館さんの他は

メナード美術館さん

名古屋市中区の岩勝画廊さんになります。










お出かけのご参考までに、お知らせ申し上げます。


今週もお引き立てのほど、誠にありがとう存じました。


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各展覧会のご紹介

2021年04月16日 | おススメの展覧会、美術館訪問
この一年、美術館さんの展覧会に足を運ばせていただく機会はありませんでした。
佐橋は出張などのついでに、1、2館の美術館さんに立ち寄らせていただくことはありましたが、
それでも仕事のことを考えると「1人で」「さっさと」を徹底、この半年近くはどこへも伺っていません。


したがって、その感想や、また展覧会のご紹介もこのブログにさせていただくことを致しませんでしたが、

最近になって、各美術館さんから展覧会のご案内をいただく機会が増え、それぞれに感染問題への対策に熱心に取り組んでいらっしゃいますので、せっかくお送りいただきました主な展覧会の紹介チラシを画像で皆様にご覧いただこうと思います。

まず、現在、26日までの大変短い期間ですが、名古屋高島屋さんにて、「山口蓬春展」が開かれています。
昨日この展覧会にお出かけになられたお客様がお土産をお持ちくださいましたので、皆様にもお知らせしようと考えました。



但し、昨日は平日ながら入場者は多くいらしたそうですので、名古屋にお住まいの皆様にはお日にちやお時間を見計らって
お出かけいただけたらと思います。


没後50周年記念 山口蓬春展 


そのほかの展覧会は以下の通りです。














 





東京、京都の美術館さんからもチラシをいただいております。
東京も京都ももう一年半伺っていません。少しでも早く以前のように佐橋と美術館巡りをさせていただきたいと思います。


それぞれに私からお返事をさせていただくことはございませんが、よろしければ最近お出かけになった展覧会やご自身ご所有のお作品やお近くでご覧になった美術品、風景、お花などの画像やご感想をメールやコメントで私どもにお寄せください。
(お送りくださいます文章や画像を当ブログに掲載させていただくことをお許しいただける範囲でお願い致します)

特に当店の「その後のあの作品たち」を拝見できれば幸いに存じます。


佐橋美術店 メールアドレス
sahasi2009@castle.ocn.ne.jp





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お客様よりのお便り

2021年04月13日 | 織田廣喜
先日ご紹介させていただきました織田広喜のミニ作品につき、お客様より貴重な情報をご提供いただきました。

織田広喜作品を佐橋と同じように大変大切にしてくださるお客様。

「あの織田、よかったよねぇ〜」と私どもが過去に扱った作品のことを話すとき、「あぁ、あれも〜様にお納めしたのかぁ」と2人でため息をつくばかり・・

そういうお客様です😅

大変嬉しく読ませていただきましたので、いただきましたお便りを少し皆様にもご紹介させていただこうと存じます。



「ご無沙汰しております。
いつもブログつれづれを楽しく拝見しております。
 
4月10日掲載の織田作品(ミニ)、おそらく1970年出品のものです。
画伯56歳、11月に日本橋高島屋においてミニアチュール展(油絵)を開催しています。
 
68年にも日本橋高島屋で個展を開催しているようですが、
ミニアチュール展と銘打っているのは1970年のみのようです。
20点余り出品の中の一作だと思われます。
 
佐橋さまがお持ちの講談社刊行織田広喜画集の巻末にも記載されています。
 
カレンダーで確認しますと、1970年11月23日は月祝となっておりました。
 
コロナ等で大変ですが、またお邪魔して良い作品を拝見させていただき
お二人と楽しい会話ができることを待ち望んでおります。」






確かに当店の織田広喜画集掲載の年譜に、1970年にミニアチュール展が高島屋さんで開催されたことが記載されていました。




68年にも高島屋さんで個展を開かれているようですが、このお客様は「ミニアチュール展」と銘打っていること、またカレンダーまでお調べくださり、上の新聞記事の「23日 月 祝日 休まず営業」の文字から、1970年の11月23日は月曜日で祝日であったこともご確認くださり、この作品が1970年のミニアチュール展の出品作品に間違いないだろうとお伝えくださいました。






わたくし、このメールをいただき、拝読してこの絵の彼女のようにタレ目になって、なんだか泣けてしまいました。

それほど多くの方達にお読みいただくブログではありませんが、この「つれづれ」をお読みくださるのは皆様、ご立派な方々ばかり、そして美術品を愛してくださる方々ばかりです。

好きで記事を書かせていただいていても、そして記事の更新を皆様に楽しみにしていただくことはとても幸せなことでも、

時々とても怖くなる、孤独になってしまうことがあります。

そんなとき、皆様と同じように私は絵を見て心を癒していますが、やはり「書く」という作業はなかなか「人間的な覚悟」が要ります。

このお客様のお便りは大変さりげなく、しかしお伝えくださることに幾重にも確認作業を重ねてくださり、そんな私を応援してくださっています。

短く、優しさに溢れたお便り。

心よりありがたく拝受いたしました。



今週も元気に店を開かせていただきます。

そして、このお客様と可愛らしい奥様がお二人でゆっくりとご来店くださる日を楽しみにこれからも頑張りたいと思います。


織田広喜 ミニ 油彩・キャンバス 「早春の少女」5.5×7.0㎝ 180,000










 
 

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織田広喜 ミニ

2021年04月10日 | 織田廣喜
今日は肌寒い一日になりました。

といっても時間帯によって、また体感はそれぞれで、皆さん服装もまちまちですね。

私は真冬並みの格好です💦


春というのは、本来こうした不安定な季節なのかもしれません。





織田広喜作品に新しい仲間が増えました😊




5.5×7㎝ とても小さな作品です。




「早春の少女」
元々の「化粧する少女」を訂正してこのタイトルにしています。

板にキャンバス地を貼り込んであるようです。






こんな新聞の切り抜きも付いていました。

さて、いつの高島屋さんのミニアチュール展であったか?は残念ながら不明です。

可愛いというよりも、少し悲しい。

少女というよりも、少し大人のお嬢さんという感じです。











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