意に反した結論になっても一つに纏まる会社！

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「意識」が変われば「行動」が変わります。

「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。

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【教訓】

部下の皆さんは「上司が自分たちの話を真剣に聞いてくれた」と感じれば、例え意に反した結論になっても同じ方向に纏まっていく可能性が高い。部下の意見を全く聞かないようでは造反者が出て纏まりようがない。

　　　　　　　　　～マネジメント＜その１５＞～

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【本文】

■意に反した結論になっても一つに纏まる会社！■

ワンマン経営者やワンマン政治屋がいる。

例えばアベ政権はよく「アベ一強」と言われるが、みんななぜ造反しないのだろうか。

だからやりたい放題で、森友や加計問題、桜を見る会の問題もまるでうなぎを捕まえるかのようで、するりと逃げられるから国民はストレスがたまる。

会社でも政治の世界でも、人の意見を聞かないようでは最後は惨めな末路をたどるだろう。

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日立製作所も関連会社も会議では議論伯仲で、目上も目下も関係なく喧嘩腰で議論する。

最後、行司役がいて「そろそろ結論を出しましょうよ」とけしかけると課長が、「今回はこれで行くことにする。みんな協力してくれ」と言う。

すると、不思議なのだが、みんな一つに纏まって意に反した結論になっても団結して協力するようになる。

これが強い会社、日立グループの企業文化になっているのだ。


　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝



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「君、やっちまったのか」で済んでしまうサントリー！

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【はじめに】

かつてサラリーマンにあれほど売れていた「だるま」や「角ビン」などのイスキーが、次々生まれる新しい飲料に押されて、売れ行きは低迷する一方だった。上から、「ウイスキーを復活させよ」と命令が下り、営業の猛者が動いた。

　　　　　　　　　～営業＜その１５＞～

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【本文】

■「君、やっちまったのか」で済んでしまうサントリー！■

生まれては儚く消えていく新商品が山ほどあるのが世の常だ。

だが、今尚売れ続けている”お化け商品”もある。

大正製薬の「リボビタンD」は今も売れ続けているそうだ。

日清食品の最も初期の商品である「チキンラーメン」も健在のようだ。

アサヒのスーパードライは、各社が対抗商品を何度出しても全く動じなかった。

サントリーにも「だるま」の愛称で親しまれたウイスキーや角ビンの白ラベル、赤ラベルなどがあったが、売れ行きは下降線をたどっていた。

そんな時、上から「ウイスキーを復活させよ」と号令がかかった。

営業の猛者は工場と一緒に、美味しいハイボールを研究し、ウイスキーと炭酸の比率が1対4だともっとも美味しいことを突き止め、サーバーを1万台製造して飲食店に配った。

上司の承諾なしにサーバーを1万台も製造してしまったのに、上司は「君、やっちまったのか」で終わったらしいが、いかにもサントリーらしい社風だ。

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