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「意識」が変われば「行動」が変わります。
「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【教訓】
経営者はこの案件を実行すべきか、思い止まるべきかを決断しなければならない。
バブル期に猫も杓子も財テクに手に走ったが、F社の社長は本業に専念していた。
週刊誌にバカな社長と書かれたりしたが、バブル崩壊後には洞察力のある賢い社長と書かれた。
~経営力<その7>~
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【本文】
■経営力のキーファクターは意思決定力です!■
米の原発会社を買収したばっかりに、そのツケが重くのしかかり、大企業である東芝は常に経営上のゴタゴタが続いてきた。
ソフトバンクグループも投資した会社の業績に左右されて、大きく儲けるときもあれば大損を食らうときもあって不安定だ。
企業買収や投資先を決めるときは、結婚相手を選ぶときと同様に一時的な感情の高ぶりに左右されてはならないと思う。
ばくち打ちのような経営者はスリルがあって面白いかもしれないがステークホルダーはたまらない。
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多くの大企業が財テクに走っていたとき、F社の社長は一切手を染めず、本業に専念していたところ、週刊誌に「バカな社長」などと書かれた。
ところがバブルがはじけて不動産や株が暴落したとき、「洞察力に長けた社長」と書かれた。
経営力があるのか、ないのかは、時の社長の意思決定力がキーファクターなのだ。
=コンピテンシー宣教師=
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