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「意識」が変われば「行動」が変わります。
「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【教訓】
会社を経営する目的は「優れた人財を育成すること」だと思う。
でも、そのように答える経営者は意外にも少ない。
だって、何をやるにも人財あればこそですから・・・。
~経営力<その28>~
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【本文】
■経営者は「人社一体」の会社を創るべきです!■
「人財育成が会社経営の目的」とズバリおっしゃる経営者はめったにいない。
松下電器(現パナソニック)の創業者、故松下幸之助氏は「わが社は人作りをやっております。併せて電気製品も作っております」と語っていた話は有名だ。
故小倉昌男氏が立ち上げたクロネコの宅急便事業は、新興ビジネスとして急発展してきた。
通販の仕事を取り過ぎて現場に過酷な労働を強いたため、ドライバー不足に陥り、「人作り」どころか、「人失い」になってしまったのは残念だった。
会社の経営目的は「優れた人財を育成すること」にある。
そのためには労働環境を整えたり、いい処遇を与えることと並行して人財育成のための教育訓練をしなければならない。
格安、激安で仕事を取り、低い処遇で倍働かせようとすることは全くの時代錯誤だ。
人財が育ち、定着してくれて初めて人馬一体ならぬ「人社一体」の会社になれるはずだ。
=コンピテンシー宣教師=
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