朝、家を出るときは雷雨で、駅に行くまでに靴の中もちょっと濡れてしまい
ましたが、次第に天候は回復しました。
本日は、カントリーウオークグループの5月例会で、埼玉県東北部の大利根
町を中心に歩きましたので、その概要を報告します。
06年5月28日(日)
いつもより少な目の13人が、JR宇都宮線(東北線)・東武日光線栗橋駅
西口をスタートする。メンバーは平常は男女ほぼ半数なのだが、今日は133
回目の例会で初めてという、女性はKさん1人だけの変則メンバーとなった。
まだ雲は厚いが雨は小降り。3グループに分かれ10時8分に駅を出た。
わがグループは、東武鉄道の線路沿いに北に向かい、カーブ点で線路を越え
て旗井の星福寺に寄る。境内の樹木はクスノキのみ、門前の道路を隔てたとこ
ろに、りっぱなお地蔵様があった。
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旗井の住宅地を抜けると、北側一面に15cm前後に伸びた早苗田の田んぼ
が広がる。
田んぼの真ん中にあった野菊公園を西に抜け、アスターホールという町の集会
施設へ。03年10月例会で来たときには、大利根町出身で日本の近代音楽の
基礎を作った下総皖一(しもうさかんいち)の作曲した童謡などにちなむ展示が
あったような気がするのだが、そのようなものは残っていなかった。
田んぼの間を東に、東武鉄道の線路際まで進み、北から東へと少しずつ向き
を変える。水の入った田んぼに、7羽のシラサギが休んでいた。
東武鉄道の線路が利根川鉄橋にかかる地点の北側、利根川右岸堤防際まで
進む。12.1mの三角点があるはずだが見つからない。そばの家のご主人が
出てきたので聞いたら、そのお宅の庭の隅に鉄のふた付きあった。
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昨日からの雨で水がいっぱいの、用水沿いに新川通を進む。集落の北側の
法輪寺には、高さ3m近い宝篋印塔(ほうきょういんとう)があった。
寺の北側から利根川右岸堤防に上がる。3年前歩いたときには、昭和22年
(1947)9月のカスリーン台風で決壊した跡に作られた「カスリーン公園」で
昼食をしたのだが、その辺りは幅100mくらいにもなるスーパー堤防の造成
工事中で、公園は跡形もなくなっていた。
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左に広々とした田んぼ、右に河川敷の樹木越しに利根川の流れを見ながら
1.5kmほど進む。河川敷からは、ヒバリ、キジ、ヨシキリ、カッコウ、ウグイス
などの鳴き声が聞こえる。雨はほぼ上がった。
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弥兵衛集落に下ると、12時を告げる下総皖一の曲「かくれんぼ」が、近くの
スピーカーから流れてきた。
ホテイアオイのある池の横から「道の駅おおとね」に入り、屋根のある休憩所
で昼食をした。遅れてきたIさんとSさんも着き、女性は3人に増えた。
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道の駅の中心には、近くの砂原出身の下総皖一の立像がある。「たなばた
さま」「花火」「野菊」「ほたる」などが下総の作曲として知られているが、ほか
に、合唱曲、協奏曲など2千曲とも3千曲とも言われる作曲をしており、東京
芸大の音楽部長などもつとめ、音楽理論家としても知られた人物である。
道の駅のメインは「農業創生センター」、建物の前には草花の鉢植えなどが
並び、建物の中では、地元を中心にした農産物やそれらの加工品などをたく
さん販売していた。
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記念撮影をして、13時10分に道の駅を出る。午後は全員一緒の歩きで、
道の駅のそばを流れる新元和川用水路沿いの道に入った。
草の道には、ムラサキツメクサやツバナがたくさん咲いている。穂の伸びた
小麦畑もあるが、昨日の風雨にやられたのか、倒れた麦が多い。
細間から道目へと、さらに集落の間を流れる用水沿いに進む。オタマジャクシ
がいっぱいの田んぼと、全くいない田んぼがあるが、なぜだろう。
北平野で、用水は向きを変えて南に向かう。水がいっぱいの流れの上部に、
カワニナがいっぱい張り付いている。今日は不参加だが、ホタルを飼育して
いるAさんに見せてあげたい。
北下新井の集落に入り、大利根町役場や中学の横を抜け、大利根運動公園
に入り、体育館の前で休憩する。Mさんがコーヒーを沸かして下さり、道の駅
で買ってきた大福餅もごちそうになる。
さらに南に進むと、新しい町立図書館ノイエがある。ノイエとはドイツ語で
「新しい家」のこととか。建物は茶室のような和風の作りで、屋根に明かりとり
のガラスも張られている。こんな図書館でゆっくり読書をしてみたいものだ。
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500mほど先から東に向かい、区画整理で道路を新設中のエリアを抜け、
稲荷木落と呼ぶ用水路の北側に回る。青空が広がり天気は回復した。
増えてきた住宅地の間を進んで、16時18分にゴールの栗橋駅に着いた。
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(距離 17km、地図(1/2万5千) 栗橋、古河、歩行地 埼玉県栗橋町、
大利根町)
ましたが、次第に天候は回復しました。
本日は、カントリーウオークグループの5月例会で、埼玉県東北部の大利根
町を中心に歩きましたので、その概要を報告します。
06年5月28日(日)
いつもより少な目の13人が、JR宇都宮線(東北線)・東武日光線栗橋駅
西口をスタートする。メンバーは平常は男女ほぼ半数なのだが、今日は133
回目の例会で初めてという、女性はKさん1人だけの変則メンバーとなった。
まだ雲は厚いが雨は小降り。3グループに分かれ10時8分に駅を出た。
わがグループは、東武鉄道の線路沿いに北に向かい、カーブ点で線路を越え
て旗井の星福寺に寄る。境内の樹木はクスノキのみ、門前の道路を隔てたとこ
ろに、りっぱなお地蔵様があった。
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旗井の住宅地を抜けると、北側一面に15cm前後に伸びた早苗田の田んぼ
が広がる。
田んぼの真ん中にあった野菊公園を西に抜け、アスターホールという町の集会
施設へ。03年10月例会で来たときには、大利根町出身で日本の近代音楽の
基礎を作った下総皖一(しもうさかんいち)の作曲した童謡などにちなむ展示が
あったような気がするのだが、そのようなものは残っていなかった。
田んぼの間を東に、東武鉄道の線路際まで進み、北から東へと少しずつ向き
を変える。水の入った田んぼに、7羽のシラサギが休んでいた。
東武鉄道の線路が利根川鉄橋にかかる地点の北側、利根川右岸堤防際まで
進む。12.1mの三角点があるはずだが見つからない。そばの家のご主人が
出てきたので聞いたら、そのお宅の庭の隅に鉄のふた付きあった。
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昨日からの雨で水がいっぱいの、用水沿いに新川通を進む。集落の北側の
法輪寺には、高さ3m近い宝篋印塔(ほうきょういんとう)があった。
寺の北側から利根川右岸堤防に上がる。3年前歩いたときには、昭和22年
(1947)9月のカスリーン台風で決壊した跡に作られた「カスリーン公園」で
昼食をしたのだが、その辺りは幅100mくらいにもなるスーパー堤防の造成
工事中で、公園は跡形もなくなっていた。
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左に広々とした田んぼ、右に河川敷の樹木越しに利根川の流れを見ながら
1.5kmほど進む。河川敷からは、ヒバリ、キジ、ヨシキリ、カッコウ、ウグイス
などの鳴き声が聞こえる。雨はほぼ上がった。
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弥兵衛集落に下ると、12時を告げる下総皖一の曲「かくれんぼ」が、近くの
スピーカーから流れてきた。
ホテイアオイのある池の横から「道の駅おおとね」に入り、屋根のある休憩所
で昼食をした。遅れてきたIさんとSさんも着き、女性は3人に増えた。
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道の駅の中心には、近くの砂原出身の下総皖一の立像がある。「たなばた
さま」「花火」「野菊」「ほたる」などが下総の作曲として知られているが、ほか
に、合唱曲、協奏曲など2千曲とも3千曲とも言われる作曲をしており、東京
芸大の音楽部長などもつとめ、音楽理論家としても知られた人物である。
道の駅のメインは「農業創生センター」、建物の前には草花の鉢植えなどが
並び、建物の中では、地元を中心にした農産物やそれらの加工品などをたく
さん販売していた。
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記念撮影をして、13時10分に道の駅を出る。午後は全員一緒の歩きで、
道の駅のそばを流れる新元和川用水路沿いの道に入った。
草の道には、ムラサキツメクサやツバナがたくさん咲いている。穂の伸びた
小麦畑もあるが、昨日の風雨にやられたのか、倒れた麦が多い。
細間から道目へと、さらに集落の間を流れる用水沿いに進む。オタマジャクシ
がいっぱいの田んぼと、全くいない田んぼがあるが、なぜだろう。
北平野で、用水は向きを変えて南に向かう。水がいっぱいの流れの上部に、
カワニナがいっぱい張り付いている。今日は不参加だが、ホタルを飼育して
いるAさんに見せてあげたい。
北下新井の集落に入り、大利根町役場や中学の横を抜け、大利根運動公園
に入り、体育館の前で休憩する。Mさんがコーヒーを沸かして下さり、道の駅
で買ってきた大福餅もごちそうになる。
さらに南に進むと、新しい町立図書館ノイエがある。ノイエとはドイツ語で
「新しい家」のこととか。建物は茶室のような和風の作りで、屋根に明かりとり
のガラスも張られている。こんな図書館でゆっくり読書をしてみたいものだ。
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500mほど先から東に向かい、区画整理で道路を新設中のエリアを抜け、
稲荷木落と呼ぶ用水路の北側に回る。青空が広がり天気は回復した。
増えてきた住宅地の間を進んで、16時18分にゴールの栗橋駅に着いた。
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(距離 17km、地図(1/2万5千) 栗橋、古河、歩行地 埼玉県栗橋町、
大利根町)