あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

東京国際スリーデーマーチ(第1日)

2006-05-03 19:50:17 | ウオーキング
 今日から5日(金)まで、東京国際スリーデーマーチが開催されます。

 東京国際スリーデーマーチとは、日本ウオーキング協会、小金井市、
小金井市教育委員会、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社が主催する、
日本国内で2番目に規模の大きいウオーキング大会です。

 スタートとゴールは、東京都小金井市、武蔵野市、小平市、西東京市の
4市にまたがる緑豊かで広大な面積の、都立小金井公園です。

 ウオーキングコースは、40km、20km、10km、5kmの距離で、
それぞれに花水木ルート、サクラルート、ケヤキルートの3方向があります。
参加者は、どの日にどの距離のどのコースを選んでもよいという、ほかの
ウオーキング大会にはない、自由度の多いコース選定ができます。

 私は第1日目の今日は、サクラルート40kmコースに参加しました。
出発直前の会場の一部です。


 小金井公園を北に抜け、多摩湖自転車道に入ります。車の通らぬ緑道
が8kmほど続き、安心して歩けます。


 府中街道に出て北に3km余りは車道なので、歩道はありますが、快適
とはいえません。

 西武新宿線東村山駅の北で府中街道に分かれ、1kmあまりで狭山丘陵
の東端から八国山緑地という東京都と埼玉県の都県境の稜線を走る緑道に
上がります。
 
 豊富な広葉樹林の下、ウグイスやシジュウカラなど、鳥のさえずりを
聞きながらの気持ちよい土の道です。

 西武線の2つの終点駅、西武園駅と西武遊園地駅のそばを通過して、
東京都民の水源の一つ、多摩湖の北側を走る多摩湖自転車道に入ります。

 多摩湖は、西と東に、上下2つの湖がありますが、いずれも現在、堤防
の耐震補強工事中で、ほとんど水がありません。

 下の湖の堰堤(えんてい)付近から、霞んではいますが富士山が見え
ました。皆さん急いでいるので、気づいた人は少ないと思います。


 この道も多摩湖の水源となる豊富な樹木に囲まれ、快適な歩道が5km
くらい続きます。


 中間辺りで、インボイス西武ドーム球場の大屋根が見えてきました。この
球場は、屋根とスタンドの間は空間になっていて、外気がそのまま通るよう
な構造で、東京ドームなど、ほかの室内野球場とは様相が異なっています。


 球場構内のケヤキが、やわらかな新緑を見せていました。

 最西端まで進んで折返し点は、通過のチェックポイントになっていて、
給水サービスもありました。


 そこから、自転車道になっている廃線跡のトンネルを3つ抜けました。
このトンネルは、多摩湖を造った時に、西側の多摩湖から砂利を運搬した
鉄道のトンネルを活用したものです。


 こんどは、多摩湖の南側を西から東に、多摩湖自転車道を5km余り
進みます。時刻も昼近くなり、家族などでサイクリングをする人の通過が、
北側より増えてきました。

 下の湖の堰堤そばの芝生広場で昼食にしました。ほとんどの人は通過後
で、食事をしているのは数人だけでした。

 少し下って、車道を南に2kmほど進み、玉川上水から分流している
野火止用水沿いの緑道に入り、西進します。

 2kmほどで玉川上水との分流点となり、いよいよゴールに向かう玉川
上水緑道に入り、およそ10kmほど続きます。

 太いケヤキやコナラなどの豊富な樹木が、午後の太陽をさえぎってくれ、
優しい土の道とあわせ、疲れの増してきた最終コースのウオーカーにとっ
ては、ありがたいコース造りです。


 ゴールの小金井公園には15時40分に着きました。まだ多くのウオー
カーが、広い芝生広場で休んでいました。

 今日のコースは緑陰と土の道が大部分で、車を気にすることもほとんど
無く、高低差も少なく、気温、湿度とも低めだったこともあり、久しぶり
の40kmでしたが、予想以上に快適に歩くことができました。

 明日もこのようなコースだと良いのですが…。

 最後に、会場に掲示されていた今日の参加者数をご報告します。

      ケヤキ サクラ  花水木    計  
 2km                    645   
 5km  331   357   421  1109
10km 1713  1804  1984  5501 
20km 2719  2985  3008  8712
40km  704   966  1097  2767 
 計   5467  6112  6510 18734

  

 

 





 

 

コメント
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