2008年2月3日(日)
![](http://clip.alpslab.jp/bin/map?pos=35/45/15.759,140/12/32.079&scale=500000)
最終日は1日中雨か雪の予報。京成臼井駅に集ま
った全天候型メンバーは5人。雨の完全装備をして
9時2分に出発した。
京成電鉄の線路北側沿いを東北に進む。周辺は
少し白いが、出発直後はミゾレ模様。
印旛沼浄水場横を進み、通行止めの柵を越えて
西印旛沼の南岸に出る。沼は雨に霞み対岸の展望
ははっきりしない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8c/4f98f0519c3ae2581ce50fbe8d84a861.jpg)
沼辺に沿って、県道406号になっている印旛沼サイ
クリング道路を東に向かう。
右カーブしたところにあった佐倉ふるさと広場に寄
る。サイクリング道路の飯野休憩所でもある。
広場のシンボル、オランダ風車の小屋に入る。若い
案内人が一人、ストーブ前で待機していた。入口の
温度は2℃。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/55/3ae42633ee07269d2772ce7e49bad6fb.jpg)
風車は、1994年春、佐倉市制40周年記念にオラ
ンダで製造し、オランダ技師により建設した。
「リーフデ(友愛)」と名付けられた水くみ用の風車
である。
風車の回りの田んぼにはチューリップが植えてあり、
4月にはチューリップ祭りが開催されるという。
そばにある「佐蘭花」と呼ぶ建物にも寄る。地元特
産品を販売し、佐倉の観光パンフレットなどが置いて
あり、レンタサイクルもあるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/05/f90d14ecbfb18964b4543be716063949.jpg)
西印旛沼に流入する鹿島川の橋を渡る頃から、ミゾ
レは本格的な雪になった。
小さく折りたたんで持っていた地図も濡れて破れは
じめたので地図ケースに収め、このあとはもっぱら
やまさんのナビに頼ることにする。
名喰戸(なじきど)集落に入る頃には積雪で地面も
白くなってきた。民家の傍らに咲き出した紅梅も雪に
濡れている。
台地に上がって畑作地帯に出た。北の土浮(つちう
き)方向に進むつもりが西に回り込み、「印旛沼サン
セットヒルズ」と呼ぶオートキャンプ場のところに出た。
トイレを借りて小休止する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/16/23d6c3cafaee5d06a09456974ce7ac10.jpg)
雪はかなり激しくなり、ボタン雪が間断なく落ちて
くる。
キャンプ場の北側は野鳥の森。鳥の観察舎があっ
たが、この雪では鳥の姿は全く見えない。
森の北端まで進んで下り、ちょっとしたぬかるみを
突っ切って沼のほとりに並行する車道に出る。
左に田んぼ、その向こうにサイクリングロード沿い
の桜並木を見ながら進み、右手の台地に向かって
上がる。
土浮坂上バス停を通過して少し下り、竹林の間を
上がると正福寺があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/9c/785f70b1d5e2dc1cc26b068b97e371d8.jpg)
11時半を過ぎたのでここで昼食とし、拝殿に腰
を下ろした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/14/f2471e8b4b78bae5f4dfbef595df9050.jpg)
境内はすっかり白くなり、古い六地蔵も雪帽子を
被って寒そう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/fd/16e8a1b6b14fbb3233650140986d40db.jpg)
正午に出発して土浮集落を東に抜け、西印旛沼
の南側を進む。
沼の東端まで進み、佐倉市と印旛村の境になっ
ている中央排水路を通過、印旛村に入った。
印旛沼東岸バス停際に、サイクリングロードの山
田休憩所があり、数mの展望台からは印旛沼の展
望がよい。
双子橋を渡って江川集落の台地へ。右手にかや
ぶき民家が見えたので、そばに行って撮る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/97/114bfdafbca8acc16d83ea569bebc738.jpg)
雪のかやぶき民家は、何十年か前にタイムスリッ
プしたようで、なかなか趣がある。
さらに進むと、左下に印旛沼が見下ろせる台地上
に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d8/e6ac3ce9014053d0ab7f778e0a2a2465.jpg)
雪に煙る印旛沼や集落を眺めながら進み、花台
大川岸集落の三差路を右折する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ea/8c2fc332cc55fafef0f089b67f14cb0a.jpg)
次の郷集落の三差路際にあった宗像神社で休憩
した。
すぐ先の車道は車の交通量が多い。りっぱな本堂
の見える2つの寺の横をバイパスして国道464号を
横断する。
雪の重みで垂れ下がった竹林や林間を進むと、通
行止めの表示があり、谷間を東西に貫く北総鉄道の
延長工事現場に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/77/8b5dd38a29866ddb764ef50b57bbcae9.jpg)
日曜で工事は休んでいるので現場を横切り、雑草
地や田んぼと斜面林の間の土の道を進み、松虫集
落の東側と思われる地点に出た。
谷地田を横切ると松虫寺の道標があり、それに従
い谷間を上がって、北側から松虫寺に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/1a/395c72b65fcf2055afe74bda108b7ed5.jpg)
豊富な樹林に囲まれた境内、りっぱなお堂が2つ
ある。ひとつは本堂(上の写真)で、左奥は瑠璃閣
(下の写真)と呼ぶ宝物庫らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/45/ca4b9367a122a6221c5918e266f91db5.jpg)
鐘楼もあり、朱塗りの山門が歴史を感じさせる。
拝殿上に大凧(たこ)の奉納されている本堂で休憩
した。
やまさんはここで一考、今日は十分、雪の印旛沼
や静かな集落を巡ることができたので、当初予定の
ゴール、JR成田線安食(あじき)まで行くのは止め、
近くの北総鉄道の終点印旛日本医大駅をゴールに
変更することにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/fe/6898218f34ab56295352d78f40583a6b.jpg)
記念撮影をしてゴールに向かう。この頃から雪は
雨になった。
松虫集落の南に下り、北総鉄道の延長工事現場
に並行する北側山すその農道を進む。
新興住宅ができつつある一角に上がり、15時30
分、印旛日本医大駅に着く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/7f/0d158626a12ef67f6f730ec13d1e101f.jpg)
3日間の完歩者は4人だった。
雪の中の歩行で革手袋がびしょ濡れになり、何回
となく絞って水切りを繰り返したが、歩いている間は
冷え性の私も手は冷たくならず、寒さも感じずに
完歩することができた。
雪中のちょっと長目のウオークは初めてだったが、
それだけに後々まで思い出に残ることであろう。
(天気 雪一時雨、距離 17㎞、地図(1/2.5万) 佐倉、
小林、歩行地 佐倉市、印旛村、歩数 27400)
最終日は1日中雨か雪の予報。京成臼井駅に集ま
った全天候型メンバーは5人。雨の完全装備をして
9時2分に出発した。
京成電鉄の線路北側沿いを東北に進む。周辺は
少し白いが、出発直後はミゾレ模様。
印旛沼浄水場横を進み、通行止めの柵を越えて
西印旛沼の南岸に出る。沼は雨に霞み対岸の展望
ははっきりしない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8c/4f98f0519c3ae2581ce50fbe8d84a861.jpg)
沼辺に沿って、県道406号になっている印旛沼サイ
クリング道路を東に向かう。
右カーブしたところにあった佐倉ふるさと広場に寄
る。サイクリング道路の飯野休憩所でもある。
広場のシンボル、オランダ風車の小屋に入る。若い
案内人が一人、ストーブ前で待機していた。入口の
温度は2℃。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/55/3ae42633ee07269d2772ce7e49bad6fb.jpg)
風車は、1994年春、佐倉市制40周年記念にオラ
ンダで製造し、オランダ技師により建設した。
「リーフデ(友愛)」と名付けられた水くみ用の風車
である。
風車の回りの田んぼにはチューリップが植えてあり、
4月にはチューリップ祭りが開催されるという。
そばにある「佐蘭花」と呼ぶ建物にも寄る。地元特
産品を販売し、佐倉の観光パンフレットなどが置いて
あり、レンタサイクルもあるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/05/f90d14ecbfb18964b4543be716063949.jpg)
西印旛沼に流入する鹿島川の橋を渡る頃から、ミゾ
レは本格的な雪になった。
小さく折りたたんで持っていた地図も濡れて破れは
じめたので地図ケースに収め、このあとはもっぱら
やまさんのナビに頼ることにする。
名喰戸(なじきど)集落に入る頃には積雪で地面も
白くなってきた。民家の傍らに咲き出した紅梅も雪に
濡れている。
台地に上がって畑作地帯に出た。北の土浮(つちう
き)方向に進むつもりが西に回り込み、「印旛沼サン
セットヒルズ」と呼ぶオートキャンプ場のところに出た。
トイレを借りて小休止する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/16/23d6c3cafaee5d06a09456974ce7ac10.jpg)
雪はかなり激しくなり、ボタン雪が間断なく落ちて
くる。
キャンプ場の北側は野鳥の森。鳥の観察舎があっ
たが、この雪では鳥の姿は全く見えない。
森の北端まで進んで下り、ちょっとしたぬかるみを
突っ切って沼のほとりに並行する車道に出る。
左に田んぼ、その向こうにサイクリングロード沿い
の桜並木を見ながら進み、右手の台地に向かって
上がる。
土浮坂上バス停を通過して少し下り、竹林の間を
上がると正福寺があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/9c/785f70b1d5e2dc1cc26b068b97e371d8.jpg)
11時半を過ぎたのでここで昼食とし、拝殿に腰
を下ろした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/14/f2471e8b4b78bae5f4dfbef595df9050.jpg)
境内はすっかり白くなり、古い六地蔵も雪帽子を
被って寒そう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/fd/16e8a1b6b14fbb3233650140986d40db.jpg)
正午に出発して土浮集落を東に抜け、西印旛沼
の南側を進む。
沼の東端まで進み、佐倉市と印旛村の境になっ
ている中央排水路を通過、印旛村に入った。
印旛沼東岸バス停際に、サイクリングロードの山
田休憩所があり、数mの展望台からは印旛沼の展
望がよい。
双子橋を渡って江川集落の台地へ。右手にかや
ぶき民家が見えたので、そばに行って撮る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/97/114bfdafbca8acc16d83ea569bebc738.jpg)
雪のかやぶき民家は、何十年か前にタイムスリッ
プしたようで、なかなか趣がある。
さらに進むと、左下に印旛沼が見下ろせる台地上
に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d8/e6ac3ce9014053d0ab7f778e0a2a2465.jpg)
雪に煙る印旛沼や集落を眺めながら進み、花台
大川岸集落の三差路を右折する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ea/8c2fc332cc55fafef0f089b67f14cb0a.jpg)
次の郷集落の三差路際にあった宗像神社で休憩
した。
すぐ先の車道は車の交通量が多い。りっぱな本堂
の見える2つの寺の横をバイパスして国道464号を
横断する。
雪の重みで垂れ下がった竹林や林間を進むと、通
行止めの表示があり、谷間を東西に貫く北総鉄道の
延長工事現場に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/77/8b5dd38a29866ddb764ef50b57bbcae9.jpg)
日曜で工事は休んでいるので現場を横切り、雑草
地や田んぼと斜面林の間の土の道を進み、松虫集
落の東側と思われる地点に出た。
谷地田を横切ると松虫寺の道標があり、それに従
い谷間を上がって、北側から松虫寺に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/1a/395c72b65fcf2055afe74bda108b7ed5.jpg)
豊富な樹林に囲まれた境内、りっぱなお堂が2つ
ある。ひとつは本堂(上の写真)で、左奥は瑠璃閣
(下の写真)と呼ぶ宝物庫らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/45/ca4b9367a122a6221c5918e266f91db5.jpg)
鐘楼もあり、朱塗りの山門が歴史を感じさせる。
拝殿上に大凧(たこ)の奉納されている本堂で休憩
した。
やまさんはここで一考、今日は十分、雪の印旛沼
や静かな集落を巡ることができたので、当初予定の
ゴール、JR成田線安食(あじき)まで行くのは止め、
近くの北総鉄道の終点印旛日本医大駅をゴールに
変更することにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/fe/6898218f34ab56295352d78f40583a6b.jpg)
記念撮影をしてゴールに向かう。この頃から雪は
雨になった。
松虫集落の南に下り、北総鉄道の延長工事現場
に並行する北側山すその農道を進む。
新興住宅ができつつある一角に上がり、15時30
分、印旛日本医大駅に着く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/7f/0d158626a12ef67f6f730ec13d1e101f.jpg)
3日間の完歩者は4人だった。
雪の中の歩行で革手袋がびしょ濡れになり、何回
となく絞って水切りを繰り返したが、歩いている間は
冷え性の私も手は冷たくならず、寒さも感じずに
完歩することができた。
雪中のちょっと長目のウオークは初めてだったが、
それだけに後々まで思い出に残ることであろう。
(天気 雪一時雨、距離 17㎞、地図(1/2.5万) 佐倉、
小林、歩行地 佐倉市、印旛村、歩数 27400)